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公開番号
2025062840
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-15
出願番号
2023172144
出願日
2023-10-03
発明の名称
部品実装機、方法及びコンピュータプログラム
出願人
株式会社FUJI
代理人
弁理士法人 快友国際特許事務所
主分類
H05K
13/04 20060101AFI20250408BHJP(他に分類されない電気技術)
要約
【課題】バックアップピンを適切に配置することができる技術を提供する。
【解決手段】本明細書は、部品を基板に実装する部品実装機を開示する。部品実装機は、基板の下方に位置するとともに基板を下方から支持可能なバックアップピンと、バックアップピンを回転させる回転機構と、バックアップピンによって基板を下方から支持する前に回転機構を制御可能な制御装置と、を備える。上述した部品実装機では、バックアップピンによって前記基板を下方から支持する前に、制御装置が回転機構によってバックアップピンを回転させる。このため、バックアップピンを適切に配置し得る。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
部品を基板に実装する部品実装機であって、
前記基板の下方に位置するとともに前記基板を下方から支持可能なバックアップピンと、
前記バックアップピンを回転させる回転機構と、
前記バックアップピンによって前記基板を下方から支持する前に前記回転機構を制御可能な制御装置と、
を備える、
部品実装機。
続きを表示(約 1,400 文字)
【請求項2】
前記部品実装機は、さらに、前記バックアップピンを上方から撮像可能な撮像装置を備え、
前記制御装置は、前記バックアップピンによって前記基板を下方から支持する前に、前記撮像装置に前記バックアップピンを撮像させる撮像処理を実行可能である、
請求項1に記載の部品実装機。
【請求項3】
前記制御装置は、さらに、
前記撮像処理で撮像された前記バックアップピンの画像から算出された前記バックアップピンの位置が予め設定された目標範囲に含まれるか否かを判定する判定処理と、
前記判定処理において前記バックアップピンの位置が前記目標範囲に含まれる場合に、前記バックアップピンに前記基板を下方から支持させる支持処理と、
前記判定処理において前記バックアップピンの位置が前記目標範囲に含まれない場合に、前記回転機構によって前記バックアップピンを所定角度だけ回転させる回転処理と、
を実行可能である、
請求項2に記載の部品実装機。
【請求項4】
前記制御装置は、さらに、前記判定処理において前記バックアップピンの位置が前記目標範囲に含まれると判定されるまで前記回転処理と前記撮像処理を繰り返し実行する、
請求項3に記載の部品実装機。
【請求項5】
前記回転機構は、前記バックアップピンの軸を中心として回転させる、請求項3に記載の部品実装機。
【請求項6】
前記制御装置は、前記回転処理と前記撮像処理を所定数だけ繰り返しても前記バックアップピンの位置が前記目標範囲に含まれない場合に、当該バックアップピンを使用不能であると判定する、請求項3に記載の部品実装機。
【請求項7】
前記バックアップピンの位置は、前記画像における前記バックアップピンの中心点の座標によって示される、
請求項3に記載の部品実装機。
【請求項8】
前記バックアップピンは、円形の平面形状を有し、
前記制御装置は、前記画像における前記バックアップピンの外形上に位置する少なくとも3個の点の座標を特定し、
前記バックアップピンの位置は、前記特定した前記少なくとも3個の点の座標を通過する円の中心点の座標である、
請求項3に記載の部品実装機。
【請求項9】
前記バックアップピンは、前記バックアップピンの中心軸に沿う軸方向から見たときに前記バックアップピンの外側において前記バックアップピンの中心点から放射状に延びる3個のリブを備え、
前記3個のリブの各先端は、前記軸方向から見たときに前記バックアップピンの前記中心点を中心とする一つの円上に位置し、
前記制御装置は、
さらに、前記画像における前記3個のリブの各先端の点の座標を特定し、
前記バックアップピンの位置が前記目標範囲に含まれ、かつ、前記3個のリブの各先端の点を通過する特定の円の中心の座標が前記中心点から所定距離の範囲内となる場合に、前記バックアップピンに前記基板を下方から支持させ、
前記特定の円の中心の座標が前記所定距離の範囲内に含まれない場合に、当該バックアップピンを使用不能であると判定する、
請求項3に記載の部品実装機。
【請求項10】
前記部品実装機は、複数の前記バックアップピンを備える、請求項1に記載の部品実装機。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本明細書に開示する技術は、部品を基板に実装する部品実装機において基板を支持するバックアップピンに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、ピン本体より小断面積で、かつピン本体の中心軸より偏心した位置に所定の高さで突出する突出形状を有するバックアップピンを有する基板支持装置が開示されている。バックアップピンは、中心軸を中心に回転可能に構成されており、作業者は、バックアップピンを回転させて、突出形状の位置を調整する。これにより、バックアップピンの突出形状が基板の下面を支持する位置を調整することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2010-171149号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
バックアップピンは、基板に向かって鉛直方向に延びるように設計される。しかしながら、実際には、バックアップピン自身の傾きや、バックアップピンが設置される設置面の傾き等によって、バックアップピンは、鉛直方向に対して傾斜して配置されることがある。バックアップピンが鉛直方向に対して傾斜して配置されると、バックアップピンの上端が、基板と意図しない位置で当接することがある。本明細書では、バックアップピンを適切に配置することができる技術を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本明細書は、部品を基板に実装する部品実装機を開示する。部品実装機は、前記基板の下方に位置するとともに前記基板を下方から支持可能なバックアップピンと、前記バックアップピンを回転させる回転機構と、前記バックアップピンによって前記基板を下方から支持する前に前記回転機構を制御可能な制御装置と、を備える。
【0006】
上述した部品実装機では、バックアップピンによって基板を下方から支持する前に、制御装置が回転機構によってバックアップピンを回転させる。このため、バックアップピンを適切に配置し得る。
【0007】
上記の部品実装機を制御する方法および、前記部品実装機の制御装置のためのコンピュータプログラムも、新規で有用である。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施例の部品実装機の側面図。
図1のII-II線における断面図。
制御装置の概略構成図。
図1の破線IVに囲まれた範囲の拡大図。
部品実装機の制御装置が実行するバックアップピン判定処理のフローチャート。
【発明を実施するための形態】
【0009】
(実施例)
図1及び図2に示されるように、本実施例の部品実装機10は、フィーダ保持部11と、複数のフィーダ12と、タッチパネル13と、実装部14と、一対の基板コンベア20と、昇降装置22と、バックアッププレート24と、複数のバックアップピン30と、ピン保管プレート19と、カメラ5と、制御装置40と、を備える。部品実装機10は、回路基板2に電子部品4を実装する装置であり、電子部品装着装置やチップマウンタとも称される。以下では、回路基板2を単に「基板2」と記載し、電子部品4を単に「部品4」と記載する。基板2は、いわゆるウェハであり、典型的にはシリコンで構成される。基板2は、例えば、1mm程度の厚みを有する。理解しやすいように、本明細書では、基板2を破線で示す。
【0010】
フィーダ保持部11は、複数のスロットを備えており、複数のスロットのそれぞれにはフィーダ12を着脱可能に配置することができる。フィーダ保持部11は、部品実装機10に固定されたものであってもよいし、部品実装機10に対して着脱可能なものであってもよい。フィーダ12は、部品実装機10に部品4を供給するための部品供給装置である。本実施例では、フィーダ12は、巻テープ上に複数の部品を収容するテープ式フィーダである。しかしながら、フィーダ12の具体的な構成は特に限定されない。フィーダ12は、例えば、トレイ上に複数の部品4を収容するトレイ式フィーダ、又は、容器内に複数の部品4をランダムに収容するバルク式フィーダであってもよい。タッチパネル13は、作業者に部品実装機10の各種の情報を提供する表示装置であると共に、作業者からの指示や情報を受け付ける入力装置である。
(【0011】以降は省略されています)
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