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公開番号
2025054925
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-08
出願番号
2023164161
出願日
2023-09-27
発明の名称
画像形成装置、処理システムおよびプログラム
出願人
富士フイルムビジネスイノベーション株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
G03G
21/00 20060101AFI20250401BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】帯電や露光に関して種々の条件で画像を形成する場合に、帯電や露光を行わないトナー像の形成を最後に行う構成と比較して、機内汚染やBCOの発生を抑制する。
【解決手段】電子写真方式により像保持体に形成されたトナー像を記録媒体に転写する画像形成部と、画像形成部の動作を制御する1または複数のプロセッサと、を備え、プロセッサは、少なくとも、像保持体に対して帯電および露光を行ってトナー像を形成する動作と、像保持体に対して帯電および露光を行わずにトナー像を形成する動作と、を含む、帯電および露光に関する条件の異なる複数の動作を画像形成部に実行させる場合に、帯電および露光を行ってトナー像を形成する動作を後に実行させること、を特徴とする、画像形成装置。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
電子写真方式により像保持体に形成されたトナー像を記録媒体に転写する画像形成部と、
前記画像形成部の動作を制御する1または複数のプロセッサと、を備え、
前記プロセッサは、少なくとも、像保持体に対して帯電および露光を行ってトナー像を形成する動作と、像保持体に対して帯電および露光を行わずにトナー像を形成する動作と、を含む、帯電および露光に関する条件の異なる複数の動作を前記画像形成部に実行させる場合に、帯電および露光を行ってトナー像を形成する動作を後に実行させること、
を特徴とする、画像形成装置。
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【請求項2】
前記プロセッサは、
前記画像形成部に実行させる動作に、像保持体に対して帯電および露光を行ってトナー像を形成する動作と、像保持体に対して帯電を行い、露光を行わずにトナー像を形成する動作とが含まれる場合、帯電および露光を行ってトナー像を形成する動作を後に実行させること、
を特徴とする、請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記プロセッサが前記画像形成部に実行させる動作に、像保持体に対して帯電および露光を行わずトナー像を形成する動作と、像保持体に対して帯電を行い、露光を行わずにトナー像を形成する動作とが含まれる場合、帯電を行い、露光を行わずにトナー像を形成する動作を後に実行させること、
を特徴とする、請求項2に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記画像形成部は、トナー像を形成する動作として、通常の画像出力である通常モードと、前記画像形成部を診断するための診断モードとで動作可能であり、
前記プロセッサは、前記診断モードでの動作において、像保持体に対して帯電および露光を通常モードとは異なる条件としてトナー像を形成する動作を実行させ、最後に、像保持体に対して帯電および露光を前記通常モードと同じ条件としてトナー像を形成する動作を実行させること、
を特徴とする、請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記プロセッサは、
前記診断モードでの動作において、前記通常モードでの動作とは異なる条件で像保持体に対して帯電および露光を行ってトナー像を形成する場合、像保持体に対して帯電または露光を行わずにトナー像を形成する動作の後で、前記通常モードでの動作と同じ条件での動作の前に実行させること
を特徴とする、請求項4に記載の画像形成装置。
【請求項6】
請求項1乃至請求項5に記載の画像形成装置と、
前記画像形成装置によりトナー像が形成された前記記録媒体を読み取る読取装置と、
前記読取装置により読み取られた前記記録媒体の画像を表示する表示装置と、
前記表示装置に表示された前記画像の評価結果の入力を受け付ける受付装置と、
前記受付装置により受け付けた前記評価結果に基づき、前記画像形成装置の状態を診断する診断装置と、
を備えることを特徴とする、処理システム。
【請求項7】
前記読取装置は、前記画像形成装置により出力された順とは逆に前記記録媒体を読み取り、
前記表示装置は、前記読取装置により読み取られた順に前記記録媒体の画像を表示すること、
を特徴とする、請求項6に記載の処理システム。
【請求項8】
電子写真方式により像保持体に形成されたトナー像を記録媒体に転写すると共に、帯電および露光を行わずにトナー像を形成する機能を有する画像形成部と、
前記画像形成部の動作を制御するコンピュータと、
を備える画像形成装置の前記コンピュータを制御するプログラムであって、
前記コンピュータに、
前記画像形成部に像保持体に対する帯電および露光に関する条件の異なる複数の動作を前記画像形成部に実行させる場合に、
像保持体に対して帯電および露光を行わずにトナー像を形成する処理を実行させ、
その後に、像保持体に対して帯電および露光を行ってトナー像を形成する処理を実行させることを特徴とする、プログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、画像形成装置、処理システムおよびプログラムに関する。
続きを表示(約 4,000 文字)
【背景技術】
【0002】
電子写真方式による画像形成装置において、感光体ドラムに対して帯電や露光を行わずにトナー像を形成する機能を有し、帯電および露光に関して種々の条件で形成した画像を用いて装置の不具合を調べることが行われている。
先行技術文献1には、露光系により感光体の全面を均一露光して、ドラム上にトナー像を形成したのち、転写紙へ転写、定着して、テストサンプルS1を作成し、ついで同様に前露光、一次帯電を行い、露光系による露光を遮断してテストサンプルS2を作成し、全面均一露光のサンプルS1に露光ムラがあり、露光遮断のサンプルS2に消えた露光ムラがあるか否かの判定結果により露光シーケンスの露光ムラの発生原因を識別することについて開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平7-68842
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
感光体ドラムに対し帯電や露光を行わずにトナー像を形成すると、現像装置内部のトナーが供給されるべきでない場所にトナーが滞留する機内汚染や、現像剤に含まれるキャリアが感光体上に移動してしまうBCO(bead-carry-out)が発生する可能性がある。
【0005】
本発明は、帯電や露光に関して種々の条件で画像を形成する場合に、帯電や露光を行わないトナー像の形成を最後に行う構成と比較して、機内汚染やBCOの発生を抑制することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1に記載された発明は、電子写真方式により像保持体に形成されたトナー像を記録媒体に転写する画像形成部と、前記画像形成部の動作を制御する1または複数のプロセッサと、を備え、前記プロセッサは、少なくとも、像保持体に対して帯電および露光を行ってトナー像を形成する動作と、像保持体に対して帯電および露光を行わずにトナー像を形成する動作と、を含む、帯電および露光に関する条件の異なる複数の動作を前記画像形成部に実行させる場合に、帯電および露光を行ってトナー像を形成する動作を後に実行させること、を特徴とする、画像形成装置である。
請求項2に記載された発明は、前記プロセッサは、前記画像形成部に実行させる動作に、像保持体に対して帯電および露光を行ってトナー像を形成する動作と、像保持体に対して帯電を行い、露光を行わずにトナー像を形成する動作とが含まれる場合、帯電および露光を行ってトナー像を形成する動作を後に実行させること、を特徴とする、請求項1に記載の画像形成装置である。
請求項3に記載された発明は、前記プロセッサが前記画像形成部に実行させる動作に、像保持体に対して帯電および露光を行わずトナー像を形成する動作と、像保持体に対して帯電を行い、露光を行わずにトナー像を形成する動作とが含まれる場合、帯電を行い、露光を行わずにトナー像を形成する動作を後に実行させること、を特徴とする、請求項2に記載の画像形成装置である。
請求項4に記載された発明は、前記画像形成部は、トナー像を形成する動作として、通常の画像出力である通常モードと、前記画像形成部を診断するための診断モードとで動作可能であり、前記プロセッサは、前記診断モードでの動作において、像保持体に対して帯電および露光を通常モードとは異なる条件としてトナー像を形成する動作を実行させ、最後に、像保持体に対して帯電および露光を前記通常モードと同じ条件としてトナー像を形成する動作を実行させること、を特徴とする、請求項1に記載の画像形成装置である。
請求項5に記載された発明は、前記プロセッサは、前記診断モードでの動作において、前記通常モードでの動作とは異なる条件で像保持体に対して帯電および露光を行ってトナー像を形成する場合、像保持体に対して帯電または露光を行わずにトナー像を形成する動作の後で、前記通常モードでの動作と同じ条件での動作の前に実行させることを特徴とする、請求項4に記載の画像形成装置である。
請求項6に記載された発明は、請求項1乃至請求項5に記載の画像形成装置と、前記画像形成装置によりトナー像が形成された前記記録媒体を読み取る読取装置と、前記読取装置により読み取られた前記記録媒体の画像を表示する表示装置と、前記表示装置に表示された前記画像の評価結果の入力を受け付ける受付装置と、前記受付装置により受け付けた前記評価結果に基づき、前記画像形成装置の状態を診断する診断装置と、を備えることを特徴とする、処理システムである。
請求項7に記載された発明は、前記読取装置は、前記画像形成装置により出力された順とは逆に前記記録媒体を読み取り、前記表示装置は、前記読取装置により読み取られた順に前記記録媒体の画像を表示すること、を特徴とする、請求項6に記載の処理システムである。
請求項8に記載された発明は、電子写真方式により像保持体に形成されたトナー像を記録媒体に転写すると共に、帯電および露光を行わずにトナー像を形成する機能を有する画像形成部と、前記画像形成部の動作を制御するコンピュータと、を備える画像形成装置の前記コンピュータを制御するプログラムであって、前記コンピュータに、前記画像形成部に像保持体に対する帯電および露光に関する条件の異なる複数の動作を前記画像形成部に実行させる場合に、像保持体に対して帯電および露光を行わずにトナー像を形成する処理を実行させ、その後に、像保持体に対して帯電および露光を行ってトナー像を形成する処理を実行させることを特徴とする、プログラムである。
【発明の効果】
【0007】
請求項1の発明によれば、帯電や露光を行わないトナー像の形成を最後に行う構成と比較して、機内汚染やBCOの発生を抑制することができる。
請求項2の発明によれば、帯電や露光を行わないトナー像の形成を最後に行う構成と比較して、機内汚染やBCOの発生を抑制することができる。
請求項3の発明によれば、帯電を行わないトナー像の形成を最後に行う構成と比較して、機内汚染やBCOの発生を抑制することができる。
請求項4の発明によれば、帯電や露光を行わないトナー像の形成を最後に行う構成と比較して、最後に通常モードと同じ条件での画像形成を行い、機内汚染やBCOの発生を抑制することができる。
請求項5の発明によれば、通常モードでの動作とは異なる条件でのトナー像の形成を最後に行う構成と比較して、最後に通常モードと同じ条件での画像形成を行い、機内汚染やBCOの発生を抑制することができる。
請求項6の発明によれば、帯電や露光に関する条件を変えて出力された画像に基づき、画像形成装置の状態を診断することができる。
請求項7の発明によれば、帯電および露光を行って形成された画像を最初に表示することで、画像における着目箇所を特定して評価することができる。
請求項8の発明によれば、帯電や露光を行わないトナー像の形成を最後に行う構成と比較して、機内汚染やBCOの発生を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本実施形態が適用される処理システムの構成を示す図である。
本実施形態における画像形成装置を示した図である。
画像形成部の例を説明する図である。
制御装置のハードウェア構成例を示した図である
診断モードにおける画像形成部の状態を示した図であり、図5(A)は、第1画像形成条件における画像形成部の状態を示す図、図5(B)は、第2画像形成条件における画像形成部の状態を示す図、図5(C)は、第3画像形成条件における画像形成部の状態を示す図、図5(D)は、第4画像形成条件における画像形成部の状態を示す図、図5(E)は、第5画像形成条件における画像形成部の状態を示す図である。
用紙の出力順を示す図である。
用紙を視認する順番を示す図である。
情報処理装置の構成例を示した図である。
評価入力画面の例を示す図である。
診断結果画面の例を示す図である。
画像形成装置の診断を行う例を示す図である。
画像形成装置の診断結果の例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、添付図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。
<処理システムの構成>
図1は、本実施形態が適用される処理システム1の構成を示す図である。処理システム1は、画像形成装置2と情報処理装置3とを備える。各装置2、3はネットワークを介して接続されている。ネットワークは、画像形成装置2と情報処理装置3との情報通信に用いられる通信手段であり、例えば、LAN(Local Area Network)が用いられる。また、インターネットや公衆回線を用いて接続しても良いし、画像形成装置2と情報処理装置3とを通信ケーブルにより直接接続しても良い。
【0010】
画像形成装置2は、ユーザの操作により、原稿の読み取りや記録媒体の一例である用紙Pに対し画像形成を行う装置である。また、情報処理装置3は、画像形成が行われた用紙Pを読み取り、画像形成装置2の状態を判断する装置である。情報処理装置3については後述する。
(【0011】以降は省略されています)
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