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公開番号
2025054885
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-08
出願番号
2023164087
出願日
2023-09-27
発明の名称
外断熱構造及び製造方法
出願人
ミサワホーム株式会社
代理人
個人
主分類
E04B
1/76 20060101AFI20250401BHJP(建築物)
要約
【課題】本発明の目的は、廃棄物の発生を抑えることができ、高い断熱性を実現できる外断熱構造及び製造方法を提供することである。
【解決手段】建物の外断熱構造が、既存外壁10と、前記既存外壁10から屋外の方に離間して前記既存外壁10に張り付けられた既存外装材30と、前記既存外装材30と前記既存外壁10との間に充填された断熱層25と、前記既存外装材30に張り付けられた断熱材45と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
建物の外断熱構造であって、
外壁と、
前記外壁から屋外の方に離間して前記外壁に張り付けられた既存外装材と、
前記既存外装材と前記外壁との間に充填された断熱層と、
前記既存外装材に張り付けられた断熱材と、
を備えることを特徴とする外断熱構造。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の外断熱構造であって、
閉塞材を更に備え、
前記既存外装材がその既存外装材を貫通した穴を有し、
前記閉塞材が前記穴に嵌め込まれて前記穴を閉塞し、
前記閉塞材が前記外壁に固定され、前記断熱材が前記閉塞材に固定されている
ことを特徴とする外断熱構造。
【請求項3】
請求項2に記載の外断熱構造であって、
ビスが前記断熱材の外から前記断熱材及び前記閉塞材に打ち込まれることによって、前記断熱材が前記閉塞材に固定されている
ことを特徴とする外断熱構造。
【請求項4】
請求項3に記載の外断熱構造であって、
前記ビスが前記外壁まで届いて前記外壁にも打ち込まれている
ことを特徴とする外断熱構造。
【請求項5】
請求項1から3の何れか一項に記載の外断熱構造であって、
前記断熱材が前記既存外装材に接着されている
ことを特徴とする外断熱構造。
【請求項6】
請求項1から3の何れか一項に記載の外断熱構造であって、
前記屋外において前記断熱材に張り付けられた外装材を更に備える
ことを特徴とする外断熱構造。
【請求項7】
請求項6に記載の外断熱構造であって、
前記外装材が前記断熱材から離間することによって前記断熱材と前記外装材の間に形成された通気層を更に備える
ことを特徴とする外断熱構造。
【請求項8】
建物の外断熱構造の製造方法であって、
外壁から屋外の方に離間して前記外壁に張り付けられた既存外装材と前記外壁との間の空洞に断熱素材の小塊又は発泡樹脂を注入することによって、前記小塊又は前記発泡樹脂からなる断熱層を前記空洞に形成する注入工程と、
断熱材を前記既存外装材に張り付ける外張り工程と、
を含むことを特徴とする製造方法。
【請求項9】
請求項8に記載の製造方法であって、
穴を前記既存外装材に屋外から空洞まで開ける穴開け工程を更に含み、
前記注入工程において前記穴を通じて前記空洞に前記小塊又は前記発泡樹脂を注入する
ことを特徴とする製造方法。
【請求項10】
請求項9に記載の製造方法であって、
前記注入工程後に、閉塞材を前記穴に嵌め込んで前記穴を前記閉塞材により閉塞する閉塞工程を更に含み、
前記外張り工程において前記断熱材を前記閉塞材に固定する
ことを特徴とする製造方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、外断熱構造及び製造方法に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1は、既存木造住宅の断熱性能を向上させるためのリフォーム技術を開示する。具体的には、既存木造住宅の外壁に設置された既存外装材を一部切除し、次にその切除箇所を構造面材によって閉塞し、次に構造面材の外側の面に断熱材を張り付け、次に胴縁を断熱材の外側の面に設置し、次に新規外装材を胴縁に設置する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2006-177058号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載の技術では、切除された既存外装材を廃棄物として廃棄しなければならない。廃棄物の発生は環境等の観点から社会問題となっている。
また、新たに設置した断熱材によって住宅を十分に断熱するためには、断熱材が高い断熱性能を有している必要があり、断熱材が厚くなってしまう。
【0005】
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、廃棄物の発生を抑えることができ、高い断熱性を実現できる外断熱構造及び製造方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
以下の括弧書きで示された参照符号は図1~図7において参照される。
【0007】
請求項1に係る発明によれば、建物の外断熱構造であって、外壁(10)と、前記外壁(10)から屋外の方に離間して前記外壁(10)に張り付けられた既存外装材(30)と、前記既存外装材(30)と前記外壁(10)との間に充填された断熱層(25)と、前記既存外装材(30)に張り付けられた断熱材(45)と、を備えることを特徴とする外断熱構造が提供される。
【0008】
以上のような請求項1に係る発明によれば、既存外装材(30)が撤去されることなく残っているため、廃棄物の発生が抑えられる。
断熱層(25)が既存外装材(30)と外壁(10)の間に充填された上で、断熱材(45)が既存外装材(30)に張り付けられているため、外断熱構造の断熱性能が高い。断熱材(45)が薄い等の理由により断熱材(45)の断熱性能が低くても、断熱層(25)が断熱性能の不足を補う。断熱層(25)は、断熱材(45)の薄型と外断熱構造の高断熱性に貢献し、ひいては外断熱構造の薄型に寄与する。
【0009】
請求項2に係る発明によれば、請求項1に記載の外断熱構造であって、閉塞材(40)を更に備え、前記既存外装材(30)がその既存外装材(30)を貫通した穴(32)を有し、前記閉塞が前記穴(32)に嵌め込まれて前記穴(32)を閉塞し、前記閉塞材(40)が前記外壁(10)に固定され、前記断熱材(45)が前記閉塞材(40)に固定されていることを特徴とする外断熱構造が提供される。
【0010】
以上のような請求項2に係る発明によれば、閉塞材(40)が既存外装材(30)と外壁(10)の間に充填された断熱層(25)の保護に寄与する。
(【0011】以降は省略されています)
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