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公開番号
2025054157
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-07
出願番号
2023221514
出願日
2023-12-27
発明の名称
情報処理装置、情報処理装置の制御方法、およびプログラム
出願人
キヤノン株式会社
代理人
弁理士法人谷・阿部特許事務所
主分類
B65H
7/02 20060101AFI20250328BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】給紙した記録媒体が、未学習の記録媒体であるかを決定すること。
【解決手段】情報処理装置は、給紙される記録媒体の特性値を取得する取得手段と、取得手段で取得した特性値が、予め定められた複数の種類の記録媒体のうちのいずれの記録媒体にも該当しない場合、給紙される記録媒体を未学習の記録媒体と決定する決定手段と、を有する。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
給紙される記録媒体の特性値を取得する取得手段と、
前記取得手段で取得した前記特性値が、予め定められた複数の種類の記録媒体のうちのいずれの記録媒体にも該当しない場合、前記給紙される記録媒体を未学習の記録媒体と決定する決定手段と、
を有することを特徴とする情報処理装置。
続きを表示(約 1,700 文字)
【請求項2】
前記取得手段で取得した前記特性値を用いて、前記記録媒体の種類を推定する推定手段をさらに有し、
前記決定手段は、前記取得手段で取得した前記特性値が、前記推定手段で推定した前記記録媒体の種類に対応付けられた特性の範囲に含まれない場合、前記給紙される記録媒体を未学習の記録媒体と決定することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
給紙される記録媒体の特性値を取得する取得手段と、
前記取得手段で取得した前記特性値を用いて、予め定められた複数の種類の記録媒体の中から前記給紙される記録媒体の種類を推定する推定手段と、
前記取得手段で取得した前記特性値が、前記推定手段で推定した前記記録媒体の種類に対応付けられた特性の範囲に含まれるか否かを示す類似度を導出する導出手段と、
前記推定手段による推定結果と前記類似度との組み合わせに基づいて、前記給紙される記録媒体の種類を決定する決定手段と、
を有することを特徴とする情報処理装置。
【請求項4】
前記決定手段は、予め記憶手段に記憶されている、記録媒体の推定結果および類似度の組み合わせと、前記推定手段で推定された推定結果および前記導出手段で導出された類似度の組み合わせとが一致することに基づいて、前記給紙される記録媒体の種類を、一致した推定結果の記録媒体の種類として決定することを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
【請求項5】
追加の記憶媒体の種類として、記憶媒体の推定結果および類似度の組み合わせを前記記憶手段に記憶する制御をする制御手段をさらに有することを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記制御手段は、予め前記記憶手段に記憶されている、記録媒体の推定結果および類似度の組み合わせと、前記推定手段で推定された推定結果および前記導出手段で導出された類似度の組み合わせとが一致しない場合、前記推定手段で推定された推定結果および前記導出手段で導出された類似度の組み合わせを前記追加の記録媒体の種類として前記記憶手段に記憶することを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記推定結果に組み合わせられている第一類似度に加えて、前記推定結果に第二類似度を紐付けて前記記憶手段に記憶する制御をする第二制御手段をさらに有することを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
【請求項8】
前記第二制御手段は、予め前記記憶手段に記憶されている、記録媒体の推定結果および類似度の組み合わせと、前記推定手段で推定された推定結果および前記導出手段で導出された類似度の組み合わせとが一致しない場合、前記推定手段で推定された推定結果に、新たに前記導出手段で導出された第二類似度を紐付けて前記記憶手段に記憶することを特徴とする請求項7に記載の情報処理装置。
【請求項9】
前記決定手段は、予め前記記憶手段に記憶されている、記録媒体の推定結果および類似度の組み合わせと、前記推定手段で推定された推定結果および前記導出手段で導出された類似度の組み合わせとが一致しない場合であっても、前記推定手段で推定された推定結果に紐付けられている前記第二類似度が一致する場合、前記推定結果が一致する記憶媒体を、前記給紙される記憶媒体の種類として決定することを特徴とする請求項8に記載の情報処理装置。
【請求項10】
追加の記憶媒体の種類として、記憶媒体の推定結果および類似度の組み合わせを前記記憶手段に記憶する第一制御と、前記推定結果に組み合わせられている第一類似度に加えて、前記推定結果に第二類似度を紐付けて前記記憶手段に記憶する第二制御と、を選択的に行う制御手段をさらに有し、
前記制御手段は、前記類似度に応じて、前記第一制御を行うか、または、前記第二制御を切り替えることを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、記録媒体の種類を推定する技術に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
商業・産業印刷市場では、出力物の用途がCAD線画、ポスター、アート作品、およびサイネージなどのように多様である。そのため、それらの用途に合わせた多種多様な特性の記録媒体が使用されている。記録媒体の種類が増えるに従って、記録装置に給紙した記録媒体の種類をユーザが選択する作業は煩雑になる。近年の記録装置には、給紙した記録媒体の種類を自動で判別することで、ユーザビリティを向上させる機能が搭載されているものがある。
【0003】
特許文献1には、機械学習した学習済みモデルを用いて、給紙した記録媒体の特性に関する情報から記録媒体の種類を判別する方法が開示されている。記録媒体の特性に関する情報としては、反射率、厚さ、および坪量などが挙げられている。学習済みモデルは、記録媒体の特性に関する情報と、記録媒体の種類と、を対応付けた教師データを用いて学習されている。従って、給紙した記録媒体の特性に関する情報を取得し、それを学習済みモデルに入力することで、給紙した記録媒体の種類を得ることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2022-58434号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に記載の技術では、給紙した記録媒体が未学習であることを判別できない。特許文献1の技術では、学習済みの記録媒体の特性とは全く異なる特性を有する未学習の記録媒体を給紙した場合であっても、判別結果は学習済みの記録媒体のいずれかとなる。このため、給紙した記録媒体の特性と判別結果の記録媒体の特性とに乖離があると、ユーザビリティの悪化、印刷の不具合、およびジャム等を発生させてしまう虞がある。
【0006】
本開示は、給紙した記録媒体が、未学習の記録媒体であるかを決定することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の一態様に係る情報処理装置は、給紙される記録媒体の特性値を取得する取得手段と、前記取得手段で取得した前記特性値が、予め定められた複数の種類の記録媒体のうちのいずれの記録媒体にも該当しない場合、前記給紙される記録媒体を未学習の記録媒体と決定する決定手段と、を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、給紙した記録媒体が、未学習の記録媒体であるかを決定することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
記録装置の斜視図である。
記録装置の主要部の断面図である。
記録装置の制御構成を示すブロック図である。
メディアセンサ周辺の断面図である。
シートの種類を推定する処理の一例を示すフローチャートである。
シートの特性を検出したデータの一例を示す図である。
判定テーブルの一例を示す図である。
推定結果画面の一例を示す図である。
シートの判定テーブルである。
記録装置の制御構成を示すブロック図である。
DNNの模式図である。
シートの種類を推定する処理の一例を示すフローチャートである。
推定結果と類似度とを説明する図である。
記録媒体を追加で新規登録する画面の一例を示す図である。
シートSの種類を推定する処理の一例を示すフローチャートである。
記録媒体の種類を選択する選択画面の一例を示す図である。
推定結果と類似度とを説明する図である。
シートの種類の推定結果と、特徴量との組み合わせを説明する図である。
シートの種類の推定結果と、特徴量との組み合わせを説明する図である。
記録媒体の登録方法を受け付ける画面の例を示す図である。
特性値の判定テーブルの例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、添付図面を参照して本開示の好適な実施の形態を詳しく説明する。尚、以下の実施の形態は本開示事項を限定するものでなく、また以下の実施の形態で説明されている特徴の組み合わせすべてが本開示の解決手段に必須のものとは限らない。尚、同一の構成要素には同一の参照番号を付す。また、実施形態に記載されている構成要素の相対配置、形状等は、あくまで例示であり、この開示の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
(【0011】以降は省略されています)
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