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公開番号
2025052673
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-07
出願番号
2023161499
出願日
2023-09-25
発明の名称
液体吐出ヘッド、及び、液体吐出装置
出願人
キヤノン株式会社
代理人
弁理士法人谷・阿部特許事務所
主分類
B41J
2/14 20060101AFI20250328BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】簡単に液体吐出装置に装着することができる液体吐出ヘッドを提供することを目的とする。
【解決手段】液体吐出ヘッドは、液体を貯留するための貯留部と、貯留部に貯留された液体を吐出するための吐出口が形成された吐出口面を有する素子基板と、液体吐出装置と前記素子基板とを電気的に中継する電気回路基板と、を備える。液体吐出ヘッドが液体吐出装置に装着された姿勢において、電気回路基板は、素子基板に対し鉛直方向における上方に位置し、電気回路基板には、液体吐出装置が備える電気接続部材と電気的に接続するためのコネクタが設けられ、電気回路基板において、コネクタは、吐出口面と反対方向を向く上面にのみ設けられている。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
液体吐出ヘッドであって、
液体を貯留するための貯留部と、
前記貯留部に貯留された液体を吐出するための吐出口が形成された吐出口面を有する素子基板と、
液体吐出装置と前記素子基板とを電気的に中継する電気回路基板と、
を備え、
前記液体吐出ヘッドが前記液体吐出装置に装着された姿勢において、前記電気回路基板は、前記素子基板に対し鉛直方向における上方に位置し、
前記電気回路基板には、前記液体吐出装置が備える電気接続部材と電気的に接続するためのコネクタが設けられ、
前記電気回路基板において、前記コネクタは、前記吐出口面と反対方向を向く上面にのみ設けられている、
ことを特徴とする液体吐出ヘッド。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記液体吐出ヘッドが前記液体吐出装置に装着される姿勢において、前記電気回路基板及び前記素子基板は、水平に配置され、
前記コネクタは、前記電気接続部材の鉛直下方への挿入を受ける、
請求項1に記載の液体吐出ヘッド。
【請求項3】
前記貯留部と前記素子基板とを流体的に接続する流路部と、
前記素子基板と前記電気回路基板とを電気的に接続するフレキシブル基板と、
を更に備え、
前記液体吐出ヘッドは、走査方向に移動しながら液体を吐出し、
前記フレキシブル基板は、前記流路部の前記走査方向を向く側面、及び、前記素子基板が設けられた底面に沿って折り曲げられた状態で配されている、
請求項1に記載の液体吐出ヘッド。
【請求項4】
前記電気回路基板には、前記フレキシブル基板を通すための第1の開口が設けられており、
前記フレキシブル基板は、前記第1の開口を通過する様に配置されている、
請求項3に記載の液体吐出ヘッド。
【請求項5】
前記流路部は、前記電気回路基板に設けられた第2の開口を通過する様に配置されている、
請求項3に記載の液体吐出ヘッド。
【請求項6】
前記液体吐出ヘッドを前記液体吐出装置に装着する際、前記コネクタは、前記コネクタに対応する前記電気接続部材の鉛直下方への挿入を受ける、
請求項1に記載の液体吐出ヘッド。
【請求項7】
前記液体吐出ヘッドにおける電気的な接続部を封止する封止部を更に備える、
請求項1に記載の液体吐出ヘッド。
【請求項8】
前記上面において、前記コネクタは、前記走査方向と交差する方向の端部に設けられる、
請求項3に記載の液体吐出ヘッド。
【請求項9】
液体を吸引することが可能なポンプを、更に、備え、
前記流路部は、前記貯留部から前記素子基板に液体を供給するための第1の流路と、前記素子基板から前記貯留部に液体を回収するための第2の流路と、を含み、
前記ポンプが駆動した場合、前記ポンプと前記素子基板との間で液体が循環する、
請求項5に記載の液体吐出ヘッド。
【請求項10】
前記貯留部は、
液体を一時的に貯留することが可能な貯留室と、
前記ポンプと、
を含む、
請求項9に記載の液体吐出ヘッド。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、液体吐出ヘッド、及び、液体吐出装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
液体吐出装置に対して着脱することが可能な液体吐出ヘッドが知られている。液体吐出ヘッドの着脱作業では、液体吐出ヘッドの内部に配置された回路基板に設けられた所定の電気接続部に対して所定の配線が接続されることがある。
【0003】
特許文献1には、ノズルプレートよりも上方にて、回路基板がヘッドケースの上面に積層された液体噴射ヘッド(液体吐出ヘッド)が、開示されている。当該回路基板には、所定の電気信号を伝達するための配線部材を接続することが可能なコネクタ(電気接続部)が設けられている。
【0004】
特許文献1の構成によれば、回路基板は倒された状態で配置されているので、液体吐出ヘッドを低背化しつつ、回路基板に配置されたコネクタに対して、配線部材を接続することが実現される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2021-41658号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ところが、特許文献1に開示された回路基板では、複数のコネクタが回路基板の上面だけではなく下面にも配置されているため、当該回路基板に設けられた全てのコネクタに対して複数の配線部材の全てを接続することが困難である。
【0007】
そこで、本開示は、簡単に液体吐出装置に装着することができる液体吐出ヘッドを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本開示の液体吐出ヘッドは、液体を貯留するための貯留部と、前記貯留部に貯留された液体を吐出するための吐出口が形成された吐出口面を有する素子基板と、液体吐出装置と前記素子基板とを電気的に中継する電気回路基板と、を備え、前記液体吐出ヘッドが前記液体吐出装置に装着された姿勢において、前記電気回路基板は、前記素子基板に対し鉛直方向における上方に位置し、前記電気回路基板には、前記液体吐出装置が備える電気接続部材と電気的に接続するためのコネクタが設けられ、前記電気回路基板において、前記コネクタは、前記吐出口面と反対方向を向く上面にのみ設けられている、ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本開示の液体吐出ヘッドによれば、簡単に液体吐出装置に装着することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
一実施形態における液体吐出ヘッドの一例を示す分解斜視図。
一実施形態の電気回路基板と素子基板との接続部分の一例を示す図。
仮想の比較例における液体吐出ヘッドを示す図。
一実施形態における液体吐出ヘッドの模式的な断面図。
一実施形態における電気回路基板の模式的な上面図。
一実施形態における液体吐出ヘッドの一部を示した概略斜視図。
一実施形態における液体吐出ヘッドの模式的な断面図。
一実施形態における電気回路基板の模式的な上面図。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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