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公開番号
2025039236
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-21
出願番号
2023146164
出願日
2023-09-08
発明の名称
画像形成装置
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
G03G
21/00 20060101AFI20250313BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】 シートの先端を定着部のニップ部に突入する定着速度を転写速度よりも遅くした場合、定着部へのシート先端の導入が不安定になる虞があった。
【解決手段】 像担持体上に形成されたトナー像をシートに転写しながらシートを搬送する転写部と、前記転写部の下流に設けられ、シートに転写されたトナー像を定着しながらシートを搬送する定着部と、前記定着部を回転駆動する定着駆動部と、前記転写部よりも下流かつ前記定着部よりも上流に設けられ、シートのループを検知するループ検知手段と、前記ループ検知手段の検知結果に基づいて定着部のシート搬送速度を前記転写部のシート搬送速度に対して前記定着駆動を制御する制御部と、を備え、前記制御部は、前記転写部から搬送されたシートの先端が前記定着部のニップ部に突入する前記定着部によるシート搬送速度を前記転写部によるシート搬送速度と略同等に制御する。
【選択図】 図6
特許請求の範囲
【請求項1】
像担持体に形成されたトナー像をシートに転写しながらシートを搬送する転写部と、
前記転写部の下流に設けられ、シートに転写されたトナー像を定着しながらシートを搬送する定着部と、
前記定着部を回転駆動する定着駆動部と、
前記転写部よりも下流かつ前記定着部よりも上流に設けられ、シートのループを検知するループ検知手段と、
前記ループ検知手段の検知結果に基づいて定着部のシート搬送速度を前記転写部のシート搬送速度に対して前記定着駆動を制御する制御部と、を備え、
前記制御部は、前記転写部から搬送されたシートの先端が前記定着部のニップ部に突入する前記定着部によるシート搬送速度を前記転写部によるシート搬送速度と略同等に制御する、
を特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 270 文字)
【請求項2】
前記定着部のニップ部に突入する前記定着部によるシート搬送速度は、前記転写部によるシート搬送速度よりも小さい、
ことを特徴とする。
【請求項3】
前記定着部の下流に定着出口検知手段を備え、
前記制御部は、シートの先端が前記定着出口検知手段によって検知される前まで、前記定着速度は前記転写部と略同等に制御し、
シートの先端が前記定着出口検知手段に検知された後に、前記ループ検知手段の検知結果に基づいてループ制御を開始する、
ことを特徴とする請求項1に記載された画像形成装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、シートに画像を形成する画像形成装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
従来の画像形成装置では、記録媒体としてのシートの搬送速度に関して、転写部や定着部において略同一になるように制御している。しかしながら、転写部におけるシートの搬送速度(以下「転写速度」という)と定着部におけるシートの搬送速度(以下「定着速度」という)とを比較すると、定着部の定着ローラの温度変化による経時変化によるばらつきが発生する。その結果、シートを転写部と定着部との両方で搬送する場合に、転写部と定着部との間でシートを引っ張り合い、あるいは、過大な撓みを発生することがないように、定着速度を制御している。
【0003】
そこで、特許文献1には、転写部と定着部の間にシートのたわみ(以下「ループ」という)を形成し、そのループの程度を検知するセンサを配置する画像形成装置が開示されている。さらに、そのループを一定に保つように定着部の加減速速度制御(以下、定着ループ制御と呼ぶ)を実行することも開示されている。また、上記の定着ループ制御を実行する前において、シートの先端が定着部にニップされる際にシートに少量のループを形成させた状態で搬送している。そして、特許文献2には、定着速度が転写速度よりも遅くした状態で回転が開始され、シートの引っ張り合いが発生しないように、シートを定着部に搬送している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2021-196402号公報
特開2014-215430号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1に記載されるようなシートの先端を定着部のニップ部に突入する定着速度を転写速度よりも遅くした場合、定着部へのシートの先端の導入が不安定になる虞があった。それは、シートの先端が部分的または瞬間的にせき止められたり、バウンドするためである。具体的には、定着部にシートの先端が到達する前において、シートの幅方向における先端の位置は少なからず斜行しており、シートの先端の導入によってシートの斜行量が大きくなる。その結果、シートが斜行された状態において、定着部によって搬送されることにより転写部でのシートが旋回し、画像のシートに対する印字精度が悪化する。
【0006】
そこで、本発明の目的は、シートの先端が定着部にニップされるときのシートの姿勢を安定化させ、シートに対する画像の印字精度を向上させる画像形成装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記の課題を解決するための一態様は、像担持体上に形成されたトナー像をシートに転写しながらシートを搬送する転写部と、前記転写部の下流に設けられ、シートに転写されたトナー像を定着しながらシートを搬送する定着部と、前記定着部を回転駆動する定着駆動部と、前記転写部よりも下流かつ前記定着部よりも上流に設けられ、シートのループを検知するループ検知手段と、前記ループ検知手段の検知結果に基づいて定着部のシート搬送速度を前記転写部のシート搬送速度に対して前記定着駆動を制御する制御部と、を備え、前記制御部は、前記転写部から搬送されたシートの先端が前記定着部のニップ部に突入する前記定着部によるシート搬送速度を前記転写部によるシート搬送速度と略同等に制御することを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明により、シートの先端が定着部にニップされるときのシートの姿勢を安定化させ、シートに対する画像の印字精度を向上させることが達成できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の実施形態に係る画像形成装置の断面図
実施形態における転写部と定着部の概略断面図
実施形態における制御部の制御ブロック図
実施形態におけるシート先端の定着入りの状態図
実施形態における転写部と定着部とで発生するシートの旋回を示す図
実施形態における定着ループ制御のタイミングチャート
実施形態における画像印字精度の効果の説明図
【発明を実施するための形態】
【0010】
[実施形態]
以下、本発明を実施するための形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。
(【0011】以降は省略されています)
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