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公開番号2025043570
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-01
出願番号2023150925
出願日2023-09-19
発明の名称トナーコンテナ
出願人京セラドキュメントソリューションズ株式会社
代理人個人
主分類G03G 15/08 20060101AFI20250325BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】容器を損傷させずにキャップを取り外すとともに、キャップの再利用をできなくすることを目的とする。
【解決手段】トナーコンテナは、トナーを充填するための筒状の充填口が設けられた容器と、充填口を塞ぐ可撓性を有するキャップ31と、を備え、キャップ31は、充填口の内面に嵌合する筒状の嵌合部32と、嵌合部32のキャップ31装着方向奥側に設けられた底部33と、嵌合部32のキャップ31装着方向手前側に設けられ、充填口の縁部に接触する鍔部34と、を備え、嵌合部32は、周方向に沿って環状に欠損した欠損部35を備える。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
トナーを充填するための筒状の充填口が設けられた容器と、
前記充填口を塞ぐ可撓性を有するキャップと、を備え、
前記キャップは、
前記充填口の内面に嵌合する筒状の嵌合部と、
前記嵌合部のキャップ装着方向奥側に設けられた底部と、
前記嵌合部の前記キャップ装着方向手前側に設けられ、前記充填口の縁部に接触する鍔部と、を備え、
前記嵌合部は、前記嵌合部の周方向に沿って環状に欠損した欠損部を備えることを特徴とするトナーコンテナ。
続きを表示(約 320 文字)【請求項2】
前記欠損部は、前記周方向の複数箇所に設けられた前記周方向に沿うスリットを含むことを特徴とする請求項1に記載のトナーコンテナ。
【請求項3】
前記充填口の内面から突出し、前記スリットに係合する突起部を備えることを特徴とする請求項2に記載のトナーコンテナ。
【請求項4】
隣り合う前記スリット間に設けられた連結部の肉厚が、前記嵌合部の前記欠損部以外の部位の平均肉厚よりも薄いことを特徴とする請求項2又は3に記載のトナーコンテナ。
【請求項5】
隣り合う前記スリット間に設けられた連結部が前記キャップ装着方向に対して傾斜していることを特徴とする請求項2又は3に記載のトナーコンテナ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、トナーコンテナに関する。
続きを表示(約 1,000 文字)【背景技術】
【0002】
電子写真方式の画像形成装置に対しては、近年、省資源や環境保護の観点から、使用済みのトナーコンテナのリサイクルが求められている。特許文献1、2では、使用済みのトナーコンテナへのトナー再充填に関連する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2010-96828号公報
特開2006-208837号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1、2では、容器からキャップを取り外す際に、キャップごと容器の一部分を切り取る構成が提案されている。この場合、容器の破片が容器の内部に入り込むおそれがある。また、特許文献1の構成では、キャップを取り付ける筒体がキャップを取り外すたびに短くなるため、リサイクル可能な回数に限りがある。また、特許文献2の構成では、最初に取り付けられていたキャップとは異なる形状のキャップをリサイクル時に使用するため、コストが嵩むという問題がある。
【0005】
本発明は、上記事情を考慮し、容器を損傷させずにキャップを取り外すとともに、キャップの再利用をできなくすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するため、本発明に係るトナーコンテナは、トナーを充填するための筒状の充填口が設けられた容器と、前記充填口を塞ぐ可撓性を有するキャップと、を備え、前記キャップは、前記充填口の内面に嵌合する筒状の嵌合部と、前記嵌合部のキャップ装着方向奥側に設けられた底部と、前記嵌合部の前記キャップ装着方向手前側に設けられ、前記充填口の縁部に接触する鍔部と、を備え、前記嵌合部は、前記嵌合部の周方向に沿って環状に欠損した欠損部を備える。
【0007】
前記欠損部は、前記周方向の複数箇所に設けられた前記周方向に沿うスリットを含んでいてもよい。
【0008】
前記トナーコンテナは、前記充填口の内面から突出し、前記スリットに係合する突起部を備えていてもよい。
【0009】
隣り合う前記スリット間に設けられた連結部の肉厚が、前記嵌合部の前記欠損部以外の部位の平均肉厚よりも薄くてもよい。
【0010】
隣り合う前記スリット間に設けられた連結部が、前記キャップ装着方向に対して傾斜していてもよい。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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