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公開番号
2025040383
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-24
出願番号
2024085865
出願日
2024-05-27
発明の名称
駆動伝達装置、駆動装置及び画像形成装置
出願人
株式会社リコー
代理人
個人
主分類
G03G
21/00 20060101AFI20250314BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】良好な駆動伝達を行え、かつ、装置の消費電力を抑えることができる駆動伝達装置、駆動装置及び画像形成装置を提供する。
【解決手段】駆動伝達装置としての現像駆動伝達部は、電磁クラッチを有しており、現像装置の回転体たる現像ローラや現像スクリューに駆動源たる駆動モータの駆動力を伝達する。現像装置の駆動停止時間に基づいて、現像装置内の現像剤の状態として現像剤の締まり状態を把握し、現像装置が新品のとき(S1のYes)や駆動停止時間が閾値を超えているとき(S2のYes)は、現像剤が堅く締まった状態であると判断して、Duty比を100%に設定する(S3)。一方、駆動停止時間が閾値以下のときは(S2のNo)、現像剤が解れた状態であると判断して、Duty比をX%(X<100)として、電磁クラッチに流す電流値を小さくする(S4)。
【選択図】図7
特許請求の範囲
【請求項1】
電磁クラッチを有し、現像装置の回転体に駆動源の駆動力を伝達する駆動伝達装置において、
前記現像装置内の現像剤の状態に応じて、前記電磁クラッチに流す電流値を変化させることを特徴とする駆動伝達装置。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の駆動伝達装置において、
前記現像装置の動作停止時間に基づいて、前記電磁クラッチに流す電流値を変化させることを特徴とする駆動伝達装置。
【請求項3】
請求項2に記載の駆動伝達装置において、
前記現像装置の動作停止時間が閾値を超えた場合、前記電磁クラッチに流す電流値を増加させることを特徴とする駆動伝達装置。
【請求項4】
請求項1に記載の駆動伝達装置において、
前記現像装置が搭載された装置内の温湿度を検知する温湿度検知手段の検知結果に基づいて、前記電磁クラッチに流す電流値を変化させることを特徴とする駆動伝達装置。
【請求項5】
電磁クラッチを有し、現像装置の回転体に駆動源の駆動力を伝達する駆動伝達装置において、
前記電磁クラッチを介して、前記現像装置の使用前に前記現像装置内を保護する保護シートを巻き取る巻き取り手段に前記駆動源の駆動力を伝達する駆動伝達経路を有し、
前記現像装置の通常現像動作時に前記電磁クラッチに流す電流値を、前記巻き取り手段により前記保護シートを巻き取るときに前記電磁クラッチに流す電流値よりも小さくすることを特徴とする駆動伝達装置。
【請求項6】
請求項1に記載の駆動伝達装置において、
前記電磁クラッチを介して、前記現像装置の使用前において前記現像装置内を保護する保護シートを巻き取る巻き取り手段に前記駆動源の駆動力を伝達する駆動伝達経路を有し、
前記現像装置の通常現像動作時に前記電磁クラッチに流す電流値を、前記巻き取り手段により前記保護シートを巻き取るときに前記電磁クラッチに流す電流値よりも小さくすることを特徴とする駆動伝達装置。
【請求項7】
請求項5または6に記載の駆動伝達装置において、
前記巻き取り手段による前記保護シートの巻き取り完了後に、前記巻き取り手段との駆動連結が外れることを特徴とする駆動伝達装置。
【請求項8】
電磁クラッチを有し、現像装置の回転体に駆動源の駆動力を伝達する駆動伝達装置において、
前記電磁クラッチと同軸上に配置され、前記電磁クラッチの部材に組み付けられるギヤは、前記電磁クラッチの電磁コイル部に向かってスラスト力を発生させるはす歯ギヤであり、
前記電磁クラッチのON/OFF切り替え時に、前記電磁クラッチに流す電流値を徐々に変化させることを特徴とする駆動伝達装置。
【請求項9】
請求項1または5に記載の駆動伝達装置において、
前記電磁クラッチのON/OFF切り替え時に、前記電磁クラッチに流す電流値を徐々に変化させることを特徴とする駆動伝達装置。
【請求項10】
請求項1または5に記載の駆動伝達装置において、
前記電磁クラッチと同軸上に配置され、前記電磁クラッチの部材に組み付けられるギヤは、前記電磁クラッチの電磁コイル部に向かってスラスト力を発生させるはす歯ギヤであることを特徴とする駆動伝達装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、駆動伝達装置、駆動装置及び画像形成装置に関するものである。
続きを表示(約 2,300 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、電磁クラッチを有し、現像装置の回転体に駆動源の駆動力を伝達する駆動伝達装置が知られている。
【0003】
特許文献1には、上記駆動伝達装置として、現像装置の回転体たる現像ローラと現像剤供給部材とに駆動源たる駆動モータの駆動力を伝達するものが記載されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかながら、駆動伝達装置の消費電力が必要以上にかかるという課題があった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上述した課題を解決するために、本発明は、電磁クラッチを有し、現像装置の回転体に駆動源の駆動力を伝達する駆動伝達装置において、前記現像装置内の現像剤の状態に応じて、前記電磁クラッチに流す電流値を変化させることを特徴とするものである。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、良好な駆動伝達を行え、かつ、駆動伝達装置の消費電力を抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
実施形態に係る画像形成装置の概略構成を示す概略構成図。
四つの作像ユニットのうち、Y用の作像ユニットの概略構成図。
駆動装置の概略構成図。
電磁クラッチの概略構成図。
(a)は、通常時の現像装置内の現像剤の状態を説明する図であり、(b)は、現像装置内の現像剤が締まった状態を説明する図。
現像装置の停止時間と現像トルクとの関係を示すグラフ。
実施例1における電磁クラッチの制御フロー図。
(a)は、現像装置内の現像剤が締まった状態のときの駆動モータのモータ動作と、電磁クラッチのDuty比とを示すタイミングチャートであり、(b)は、現像装置内の現像剤が解されている状態のときの駆動モータのモータ動作と、電磁クラッチのDuty比とを示すタイミングチャート
温湿度センサの検知結果に基づく電磁クラッチの制御フロー図。
実施例2の現像装置を示す概略構成図。
巻き取りローラに駆動モータの駆動力を伝達する駆動伝達部を示す概略構成図。
(a)は、保護シート巻き取り時の駆動モータのモータ動作と、電磁クラッチのDuty比とを示すタイミングチャートであり、(b)は、現像動作時の駆動モータのモータ動作と、電磁クラッチのDuty比とを示すタイミングチャートである。
実施例3の駆動モータのモータ動作と、電磁クラッチのDuty比とを示すタイミングチャート。
(a)は、電磁クラッチのDuty比を瞬間的に大きく変化させて電磁クラッチON/OFFしたときの駆動モータのモータ電流値と、駆動モータの動作と、電磁クラッチのDuty比とを示すタイミングチャートであり、(b)は、電磁クラッチのDuty比を徐々に変化させて電磁クラッチON/OFFしたときの駆動モータのモータ電流値と、駆動モータの動作と、電磁クラッチのDuty比とを示すタイミングチャート。
(a)は、モータ電流値に基づく電磁クラッチON制御の制御フロー図であり、(b)は、モータ電流値に基づく電磁クラッチOFF制御の制御フロー図。
実施形態に係る画像形成装置を制御する制御ブロックのハードウェア構成図。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下に、本発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて説明する。なお、いわゆる当業者は特許請求の範囲内における本発明を変更・修正をして他の実施形態をなすことは容易であり、これらの変更・修正はこの特許請求の範囲に含まれるものである。以下の説明はこの発明における最良の形態の例であって、この特許請求の範囲を限定するものではない。
【0009】
図1は、実施形態に係る画像形成装置100の概略構成を示す概略構成図である。
この画像形成装置100は、画像形成手段たるプリンタ部20と、画像読取部30とを備えている。
画像形成装置100のプリンタ部20は、イエロー(Y),シアン(C),マゼンタ(M),黒(K)のトナー像を作像するための四つの作像ユニット1Y,1C,1M,1Kを備えている。符号の末尾に添えられたY,C,M,Kという添字は、イエロー,シアン,マゼンタ,黒のトナー像を作像するための手段であることを示している。なお、Y,C,M,Kの色順は、図1に示される順に限られるものでなく、他の並び順であってもよい。
【0010】
図2は、四つの作像ユニットのうち、Y用の作像ユニット1Yの概略構成を示す概略構成図である。同図において、作像ユニット1Yは、潜像担持体たるドラム状の感光体2Yと、その周囲に配設された、帯電手段たる帯電ローラ3Y、現像手段たる現像装置4Y、クリーニング装置5Yなどとを有している。ゴムローラからなる帯電ローラ3Yは、感光体2Yの表面に接触しながら回転するようになっている。かかる帯電ローラ3Yに対して、帯電バイアスとして、AC成分を含まないDCバイアス、又はACとDCとの重畳により重畳バイアスを印加することで、図中時計回り方向に回転する感光体2Yと帯電ローラ3Yとの間で放電を発生させる。これにより、帯電ローラ3Yとの接触部に進入した感光体2Y表面をトナーの正規帯電極性と同極性に一様に帯電させる。なお、帯電ローラ3Yには、非接触帯電ローラ方式などの他の方式を採用することもできる。
(【0011】以降は省略されています)
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