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公開番号2025068322
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-28
出願番号2023178142
出願日2023-10-16
発明の名称給送装置、押圧ユニット、画像読取装置及び画像形成装置
出願人株式会社リコー
代理人個人
主分類B65H 3/54 20060101AFI20250421BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】押圧部材がシート載置部へのシート束のセットの邪魔となるのを抑制できる給送装置、押圧ユニット、画像読取装置及び画像形成装置を提供する。
【解決手段】ADF3は、シート載置部たる原稿テーブル120と、原稿テーブル120に載置されたシートたる原稿を給送する給送部と、原稿テーブル120に載置されたシートを押圧する押圧部たる押圧コロを有する押圧部材たる押さえ板151とを備えている。押さえ板151は、給紙カバー3aに取り付けられた収納部材153に回動自在に支持されたアーム部材152に回動自在に支持されており、押圧コロが原稿テーブル120に載置された原稿を押圧する押圧位置と、退避し、原稿テーブルに対向しない位置である給紙カバー3a上に退避した退避位置とを取り得る。
【選択図】図8
特許請求の範囲【請求項1】
シート載置部と、
前記シート載置部に載置されたシートを給送する給送部と、
前記シート載置部に載置された前記シートを押圧する押圧部を有する押圧部材とを備えた給送装置において、
前記押圧部材は、前記押圧部が前記シート載置部に載置された前記シートを押圧する押圧位置と、前記シート載置部に対向しない位置に退避した退避位置とを取り得ることを特徴とする給送装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
請求項1に記載の給送装置において、
前記押圧部材は、アーム部材に回動自在に支持されていることを特徴とする給送装置。
【請求項3】
請求項1に記載の給送装置において、
前記退避位置は、前記給送部をカバーするカバー部材上であることを特徴とする給送装置。
【請求項4】
請求項1に記載の給送装置において、
前記給送部は、前記シート載置部に載置されたシートを給送する給送部材と、
前記給送部材により給送された前記シートを一枚に分離する分離機構とを有し、
前記押圧部は、前記給送部材よりも前記シートの給送方向上流側で前記シートを押圧することを特徴とする給送装置。
【請求項5】
請求項4に記載の給送装置において、
前記押圧部、前記給送部材及び前記分離機構は、前記シートの給送方向に一直線上に配置したことを特徴とする給送装置。
【請求項6】
請求項1に記載の給送装置において、
前記押圧部材は、前記押圧部を前記シートの給送方向に複数有することを特徴とする給送装置。
【請求項7】
請求項1に記載の給送装置において、
前記押圧部材の前記シートの給送方向上流側端部と、前記押圧部材の前記シートの給送方向下流側端部とに前記押圧部が設けられており、
前記押圧部材の回転支点が、前記押圧部材の前記シートの給送方向の中央位置よりも下流側に位置することを特徴とする給送装置。
【請求項8】
請求項7に記載の給送装置において、
前記シート載置部は、少なくとも前記シートの給送方向の下流側端部が昇降する可動載置部を有し、
前記可動載置部が最下降位置にあるとき、前記押圧部材の前記シートの給送方向上流側端部に設けられた押圧部は、前記シート載置部に当接していることを特徴とする給送装置。
【請求項9】
請求項8に記載の給送装置において、
前記可動載置部を上昇させて、給送位置に位置するとき、すべての押圧部が前記シート載置部に載置されたシートに当接することを特徴とする給送装置。
【請求項10】
請求項1に記載の給送装置において、
前記押圧部は、回転体であることを特徴とする給送装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、給送装置、押圧ユニット、画像読取装置及び画像形成装置に関するものである。
続きを表示(約 2,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来、シート載置部と、シート載置部に載置されたシートを給送する給送部と、シート載置部に載置されたシートを押圧する押圧部を有する押圧部材とを備えた給送装置が知られている。
【0003】
特許文献1には、上記給送装置として、給紙装置本体に揺動自在に支持された押圧部材たる揺動部の先端に押圧部としての押圧ローラを回転自在に支持したものが記載されている。これによれば、シート載置部に載置されたシートを押圧コロで押圧することで、幅が互いに異なる複数の原稿からなる原稿束をシート載置部にセットしたときにサイドフェンスにより規制されない小サイズ原稿のスキューの発生が抑制される旨が記載されている。また、特許文献1には、押圧部材たる揺動部を、押圧コロがシート載置部に載置された原稿を押圧する押圧位置と、押圧コロがシート載置部上の原稿から離間した退避位置とを取り得るように構成した例が記載されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、押圧部材がシート載置部へのシート束のセットの邪魔となるのおそれがあった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上述した課題を解決するために、本発明は、シート載置部と、前記シート載置部に載置されたシートを給送する給送部と、前記シート載置部に載置された前記シートを押圧する押圧部を有する押圧部材とを備えた給送装置において、前記押圧部材は、前記押圧部が前記シート載置部に載置された前記シートを押圧する押圧位置と、前記シート載置部に対向しない位置に退避した退避位置とを取り得ることを特徴とするものである。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、押圧部材がシート載置部へのシート束のセットの邪魔となるのを抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本実施形態の画像形成装置を示す斜視図。
ADFの概略構成を示す説明図。
ADFの制御部の構成を示すブロック図。
本実施形態のADFの概略平面図。
押圧ユニットの斜視図。
ADFの給送部周辺の概略断面図。
従来の押圧ユニットを、本実施形態のADFに設けた例を示す要部斜視図。
(a)は、押さえ板を使用しないときのADFの斜視図であり、(b)は、押さえ板を使用するときのADFの斜視図。
(a)は、比較例の押圧ユニットの押さえ板を給紙カバー上に退避させた状態を示す概略図であり、(b)は、本実施形態の押圧ユニットの押さえ板を給紙カバー上に退避させた状態を示す概略図。
ADFを開いた場合、給紙カバーを開いた場合の比較例の押圧ユニットと、本実施形態の押圧ユニットとを比較する図。
混載原稿束を原稿テーブルにセットした様子を示す図。
押さえ板の押圧コロにより混載原稿束が押圧されていない場合と、押さえ板の押圧コロにより混載原稿束が押圧されている場合のピックアップローラによる給送時の原稿スキューについて説明する図。
押さえ板の押圧コロにより混載原稿束が押圧されていない場合と、押さえ板の押圧コロにより混載原稿束が押圧されている場合の分離ローラ対による原稿分離時の原稿スキューについて説明する図。
押さえ板の概略側面図。
可動テーブルが最下降位置に位置するときと、可動テーブルが最上昇位置に位置するときの押さえ板の姿勢について説明する図。
押さえ板の支持部が、給送方向上流側に位置する場合の可動テーブルが最下降位置に位置するときと、可動テーブルが最上昇位置に位置するときの押さえ板の姿勢について説明する図。
収納部材に収納された押さえ板を示す平面図。
図17の矢印X方向から見た概略図。
収納部材に収納された押さえ板を使用位置へ移動させるときの様子を示す平面図。
収納部材に収納された押さえ板を使用位置へ移動させるときの様子を示す押圧ユニットの斜視図。
収納部材に保持部を設けた例を示す概略図。
(a)収納部材に保持部を有する押圧ユニットが設けられたADF3を開いたときの概略図であり、(b)収納部材に保持部を有する押圧ユニットが設けられたADF3を開いたときの押圧ユニット150周辺の拡大図。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下に、本発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて説明する。なお、いわゆる当業者は特許請求の範囲内における本発明を変更・修正をして他の実施形態をなすことは容易であり、これらの変更・修正はこの特許請求の範囲に含まれるものである。以下の説明はこの発明における最良の形態の例であって、この特許請求の範囲を限定するものではない。
以下に、本発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて説明する。なお、いわゆる当業者は特許請求の範囲内における本発明を変更・修正をして他の実施形態をなすことは容易であり、これらの変更・修正はこの特許請求の範囲に含まれるものである。以下の説明はこの発明における最良の形態の例であって、この特許請求の範囲を限定するものではない。
図1は、本実施形態の画像形成装置1を示す斜視図である。
図1に示す画像形成装置1は、複写機、プリンタ、ファクシミリ装置、スキャナ等の機能を併有しており、読取画像データ等の入力データを基にフルカラー画像やモノクロ画像を記録紙に記録出力したり所定のデータ形式で出力したりすることができる。
【0009】
画像形成装置1は、給送部5、画像形成部8および画像読取装置2を備えている。画像読取装置2は、スキャナ部4と自動原稿送り装置であるADF3とを備えている。
【0010】
給送部5は、例えばそれぞれカット状の記録紙を収納する複数段の給紙カセットと、それらのうち任意の給紙カセットから記録紙をピックアップして給紙する複数組の給紙ローラとを備える。また、給送部は、給紙ローラのいずれかから給紙された記録紙を画像形成部8の所定の画像形成位置まで搬送する各種ローラ等を含む給紙経路を有している。
(【0011】以降は省略されています)

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