TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025042189
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-27
出願番号2023149049
出願日2023-09-14
発明の名称画像形成装置
出願人キヤノン株式会社
代理人個人
主分類B65H 7/14 20060101AFI20250319BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】用紙の紙種に応じた画像形成条件で該用紙に画像を印刷することができる画像形成装置を提供する。
【解決手段】画像形成装置201は、用紙検知センサ270が用紙を検知すると用紙の搬送を停止して用紙押さえコロ(260)により用紙をメディアセンサ100に押し当て、その後、用紙の搬送を再開してメディアセンサ100に用紙の特徴量を測定させ、測定された特徴量に基づいて画像形成条件を決定する制御部400を備える。制御部400は、画像形成条件を決定すると、搬送ローラ対280による用紙の搬送を停止させて画像形成部201Bに当該画像形成条件を設定し、その後、搬送ローラ対280による用紙の搬送を再開する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
用紙を搬送する搬送手段と、
前記搬送手段により搬送される用紙の特徴量を測定するための測定手段と、
前記搬送手段により搬送される用紙を検知するための検知手段と、
前記測定手段から離隔した第1位置と前記第1位置よりも前記測定手段に近接した第2位置との間を移動可能な押圧部材と、
前記押圧部材を移動させる移動手段と、
前記搬送手段により搬送される用紙に所定の画像形成条件で画像を形成する画像形成手段と、
制御手段と、を備え、
前記制御手段は、前記検知手段により用紙が検知されると前記搬送手段による用紙の搬送を停止させて、前記移動手段により前記押圧部材を前記第1位置から前記第2位置に移動させ、
前記押圧部材が前記第2位置に配置されている状態で、前記搬送手段により用紙の搬送を再開させて前記測定手段により用紙の特徴量を測定させ、測定された前記特徴量に基づいて前記画像形成条件を決定し、
前記画像形成手段により用紙に画像が形成される前に前記搬送手段による前記用紙の搬送を停止させて、前記画像形成手段に前記画像形成条件を設定し、前記搬送手段による用紙の搬送を再開して前記画像形成手段により前記画像形成条件による画像形成を行わせることを特徴とする、
画像形成装置。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記制御手段は、前記検知手段が前記用紙を検知してから第1所定時間が経過すると、前記搬送手段による前記用紙の搬送を停止させて前記移動手段により前記押圧部材を前記第2位置に移動させ、
前記制御手段は、前記検知手段が前記用紙を検知してから第2所定時間が経過すると前記測定手段に前記用紙の特徴量を測定させ、
前記第2所定時間は前記第1所定時間よりも長い時間であることを特徴とする、
請求項1記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記搬送手段は、前記用紙の搬送方向で前記測定手段の上流側に設けられる第1搬送ローラ対と、前記用紙の搬送方向で前記測定手段の下流側に設けられる第2搬送ローラ対と、を備え、
前記検知手段は、前記第1搬送ローラ対と前記測定手段との間に設けられ、
前記第1所定時間は、前記用紙の先端が前記検知手段に検知されてから第2搬送ローラ対に到達するまでの時間であり、
前記第2所定時間は、前記用紙の先端が前記検知手段に検知されてから前記用紙の搬送が停止するまでの時間であることを特徴とする、
請求項2記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記制御手段は、決定した前記画像形成条件が現在の画像形成条件と異なる場合に、前記搬送手段による前記用紙の搬送を停止させて画像形成条件を更新することを特徴とする、
請求項1記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記制御手段は、画像形成条件の更新が完了すると前記用紙の搬送を再開することを特徴とする、
請求項4記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記制御手段は、決定した前記画像形成条件の設定を開始してから所定時間が経過すると、前記搬送手段による前記用紙の搬送を再開することを特徴とする、
請求項1記載の画像形成装置。
【請求項7】
前記所定時間は、前記画像形成条件の変更に必要な最大時間であることを特徴とする、
請求項6記載の画像形成装置。
【請求項8】
前記制御手段は、前記測定手段が測定した前記用紙の特徴量に基づいて該用紙の紙種を判定し、前記紙種に応じて画像形成条件を決定することを特徴とする、
請求項1記載の画像形成装置。
【請求項9】
前記制御手段は、前記測定手段による前記用紙の特徴量の測定が終了すると、前記移動手段により前記押圧部材を前記第1位置に移動させることを特徴とする、
請求項1記載の画像形成装置。
【請求項10】
前記押圧部材は、回転部材であることを特徴とする、
請求項9記載の画像形成装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、用紙の種類(紙種)を判別するためのメディアセンサを備えた画像形成装置に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
近年、画像形成装置は、記録媒体である用紙の種類を判別するためのメディアセンサを備えている。メディアセンサは、光学センサや超音波センサ等により用紙の特徴量を測定する。画像形成装置は、メディアセンサによる用紙の特徴量の測定結果に基づいて、予め登録されている用紙情報から該当する用紙情報を抽出し、用紙の種類(紙種)を判別する。用紙情報は、紙種毎の特徴量(坪量、表面性等)を含む情報である。画像形成装置は、判別した紙種に応じた画像形成条件で該用紙に画像を印刷する。特許文献1には、紙種を判別して画像を形成する画像形成装置が開示される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2009-29622号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来のこの種の画像形成装置は、メディアセンサの測定位置に用紙を一旦停止させて、該用紙をメディアセンサに当接させる。その後、画像形成装置は、用紙の搬送を再開し、用紙を搬送しながら特徴量を測定して紙種を判別して画像形成条件を設定する。用紙の特徴量の測定から画像形成条件の設定までに必要な時間が長ければ、画像形成条件の設定より前に用紙に画像が印刷される可能性がある。この場合、用紙の種類に応じた画像形成条件を設定した印刷ができない虞がある。
【0005】
本発明は、上述の課題を鑑み、用紙の紙種に応じた画像形成条件で該用紙に画像を印刷することができる画像形成装置を提供することを主たる目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の画像形成装置は、用紙を搬送する搬送手段と、前記搬送手段により搬送される用紙の特徴量を測定するための測定手段と、前記搬送手段により搬送される用紙を検知するための検知手段と、前記測定手段から離隔した第1位置と前記第1位置よりも前記測定手段に近接した第2位置との間を移動可能な押圧部材と、前記押圧部材を移動させる移動手段と、前記搬送手段により搬送される用紙に所定の画像形成条件で画像を形成する画像形成手段と、制御手段と、を備え、前記制御手段は、前記検知手段により用紙が検知されると前記搬送手段による用紙の搬送を停止させて、前記移動手段により前記押圧部材を前記第1位置から前記第2位置に移動させ、前記押圧部材が前記第2位置に配置されている状態で、前記搬送手段により用紙の搬送を再開させて前記測定手段により用紙の特徴量を測定させ、測定された前記特徴量に基づいて前記画像形成条件を決定し、前記画像形成手段により用紙に画像が形成される前に前記搬送手段による前記用紙の搬送を停止させて、前記画像形成手段に前記画像形成条件を設定し、前記搬送手段による用紙の搬送を再開して前記画像形成手段により前記画像形成条件による画像形成を行わせることを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、用紙の紙種に応じた画像形成条件で該用紙に画像を印刷することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
画像形成装置の構成図。
(a)、(b)は、定着器の拡大図。
コントローラの説明図。
(a)、(b)は、メディアセンサの構成説明図。
(a)、(b)は、メディアセンサの構成説明図。
透過率と坪量との関係の説明図
(a)、(b)は、光学センサによる読取結果の説明図。
紙種の分類表の例示図。
紙種の分類表の例示図。
紙種の分類表の例示図。
画像形成処理を表す処理流れ図。
画像形成処理を表す別の処理流れ図。
メディアセンサの構成説明図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、添付図面を参照して本発明の好適な実施形態について説明する。なお、以下の説明において、「坪量」とはシートの単位面積当たりの質量であり、[gsm]の単位で表されるものとする。
【0010】
(画像形成装置)
図1は、本実施形態の画像形成装置の構成図である。本実施形態の画像形成装置201は、電子写真プロセスを利用したタンデム方式-中間転写式のレーザビームプリンタである。画像形成装置201は、パーソナルコンピュータ等の外部装置からネットワークを介して取得する画像データや、上部に備える画像読取装置202から取得する画像データに基づいて、フルカラー又は単色の画像を記録媒体である用紙Sに印刷して出力する。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

個人
5か月前
個人
包装体
6か月前
個人
ゴミ箱
5か月前
個人
収納用具
9か月前
個人
容器
2か月前
個人
ゴミ収集器
1日前
個人
物品収納具
9か月前
個人
段ボール箱
9日前
個人
宅配システム
1日前
個人
折り畳み水槽
6か月前
個人
土嚢運搬器具
1か月前
個人
パウチ補助具
5か月前
個人
閉塞装置
3か月前
個人
コード類収納具
1か月前
個人
開封用カッター
11か月前
個人
掃除楽々ゴミ箱
10か月前
個人
ダンボール宝箱
6か月前
株式会社和気
包装用箱
2か月前
個人
折りたたみコップ
12か月前
個人
貯蔵サイロ
5日前
個人
圧縮収納袋
6か月前
個人
チャック付き袋体
12か月前
個人
ゴミ処理機
2か月前
個人
粘着テープ剥がし具
7か月前
三甲株式会社
蓋体
2か月前
三甲株式会社
容器
8か月前
個人
塗料容器用蓋
6か月前
三甲株式会社
容器
8か月前
個人
粘着テープ剥がし具
10か月前
株式会社イシダ
包装装置
5か月前
三甲株式会社
蓋体
1か月前
株式会社新弘
容器
5か月前
株式会社新弘
容器
5か月前
個人
チャック付き保存袋
11か月前
積水樹脂株式会社
接着剤
10か月前
個人
包装箱
3か月前
続きを見る