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公開番号2025052753
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-07
出願番号2023161631
出願日2023-09-25
発明の名称シート搬送装置、及び画像形成システム
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人近島国際特許事務所
主分類B41J 29/13 20060101AFI20250328BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】ユーザビリティを向上する。
【解決手段】シート搬送装置は、シートを搬送する搬送部を有する装置本体と、装置本体に対して閉じた閉位置と、閉位置から開いた開位置と、に開閉可能に配置された上扉ユニットと、ユニットロック機構160と、把手ロック機構170と、を有する。ユニットロック機構160は、第1位置と第2位置とに変位可能な把手166を有し、把手166が第1位置に位置するときに上扉ユニットを閉位置にロック可能であり、かつ、把手166が第2位置に位置するときに上扉ユニットの閉位置のロックを解除可能である。把手ロック機構170は、把手166を第1位置にロック可能であり、かつ、把手166の第1位置のロックを解除可能である。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
シートを搬送する搬送部を有する装置本体と、
前記装置本体に対して閉じた閉位置と、前記閉位置から開いた開位置と、に開閉可能に配置された開閉部材と、
第1位置と第2位置とに変位可能な操作部を有し、前記操作部が前記第1位置に位置するときに前記開閉部材を前記閉位置にロック可能であり、かつ、前記操作部が前記第2位置に位置するときに前記開閉部材の前記閉位置のロックを解除可能な第1ロックユニットと、
前記操作部を前記第1位置にロック可能であり、かつ、前記操作部の前記第1位置のロックを解除可能な第2ロックユニットと、を備える、
ことを特徴とするシート搬送装置。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記第1ロックユニットは、
係合部と前記係合部に係合可能な被係合部とを有し、前記係合部と前記被係合部が係合することで前記開閉部材を前記閉位置にロック可能であり、かつ、前記係合部と前記被係合部との係合を解除することで前記開閉部材の前記閉位置のロックを解除可能なロック機構と、
前記操作部が前記第1位置から前記第2位置に変位するときに、前記操作部に連動して変位して、前記操作部の変位を前記係合部に伝達して前記係合部と前記被係合部との係合を解除する伝達部と、を有し、
前記第2ロックユニットは、前記伝達部の変位をロックすることにより前記操作部を前記第1位置にロックする、
ことを特徴とする請求項1に記載のシート搬送装置。
【請求項3】
前記伝達部は、前記操作部に固定された第1固定部材と、前記係合部に固定され、かつ、前記操作部が前記第1位置から前記第2位置に変位するときに前記第1固定部材に連動して変位する第2固定部材と、を有し、
前記第2ロックユニットは、前記第1固定部材に当接して前記第1固定部材の変位を規制することにより前記伝達部の変位をロックする、
ことを特徴とする請求項2に記載のシート搬送装置。
【請求項4】
前記第2ロックユニットは、
規制位置と解除位置とに変位可能な規制部材と、
前記規制部材を前記規制位置と前記解除位置とに変位させる駆動部と、を有し、
前記駆動部は、前記規制部材を前記規制位置に変位させることで前記操作部を前記第1位置にロックし、かつ、前記規制部材を前記解除位置に変位させることで前記操作部の前記第1位置のロックを解除する、
ことを特徴とする請求項1に記載のシート搬送装置。
【請求項5】
前記規制部材は、
前記駆動部の駆動により前記規制位置に位置し、
前記駆動部の駆動が停止したときは、前記規制部材の自重により前記解除位置に位置する、
ことを特徴とする請求項4に記載のシート搬送装置。
【請求項6】
前記駆動部は、可動鉄芯と、供給される電力によって発生する磁力により前記可動鉄芯を移動させる電磁駆動部と、を有し、
前記規制部材は、前記可動鉄芯の移動により変位される、
ことを特徴とする請求項4に記載のシート搬送装置。
【請求項7】
前記装置本体は、シートが搬送される搬送路を形成する第1面を有し、
前記開閉部材は、前記閉位置において前記第1面に対向して前記搬送路を形成する第2面を有する、
ことを特徴とする請求項1に記載のシート搬送装置。
【請求項8】
前記装置本体は、複数のシートを収納して支持するシート収納部を有し、
前記シート収納部からシートを搬送することでシートの給送を行う、
ことを特徴とする請求項1に記載のシート搬送装置。
【請求項9】
請求項1乃至8のいずれか1項に記載のシート搬送装置と、
シートに画像を形成する画像形成装置と、を備えた、
ことを特徴とする画像形成システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、シートを搬送するシート搬送装置、及び画像形成システムに関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
例えばプリンタや複写機等の画像形成装置や画像形成システムにおいては、シートに画像を形成するために、或いは画像を形成したシートを排出するために、シートを搬送するシート搬送装置が備えられている。このようなシート搬送装置においては、シートがジャムした場合やメンテナンスを行うために、シートの搬送路を開放可能に開閉する開閉扉等の開閉部材が設けられている。そして、シートの搬送中に開閉部材が開かれると、故障やシートの破れの発生を招く虞があるため、開閉部材をロック可能なロックユニットを備えたものが提案されている(特許文献1参照)。このロックユニットは、ソレノイドにより回動部材(ロック部材)を回動するように構成されており、開閉部材に固定されたホルダに回動部材を係合させた状態と、回動部材とホルダとの係合を解除させる状態とに切替可能に構成されている。
【0003】
一方、開閉部材を装置本体に対して開閉する開閉機構として、操作部(ハンドル)に連動するロック機構と、トグルラッチ機構とを用いたものが提案されている(特許文献2参照)。この開閉機構では、トグルラッチ機構を用いることで、ユーザが開閉部材を閉める力を補助することができ、操作性を向上させるようにしている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2018-10074号公報
特開2011-252947号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上述した特許文献2に記載した開閉機構において、特許文献1に記載したソレノイドにより開閉部材のロック状態を切り替える機構を適用した場合に、以下のような課題が発生する可能性がある。即ち、この場合、ソレノイドにより開閉部材を閉状態にロックにした場合であっても、ハンドルを引き上げるなどの操作部の操作は可能となる。このため、ユーザにとっては操作部を操作できるのに開閉部材が開かないことになり、開閉部材を無理に開けようとしたり、あるいは開閉機構の故障を疑うなど、ユーザビリティが悪いものとなる虞がある。
【0006】
そこで本発明は、ユーザビリティを向上可能なシート搬送装置、及び画像形成システムを提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一態様は、シートを搬送する搬送部を有する装置本体と、前記装置本体に対して閉じた閉位置と、前記閉位置から開いた開位置と、に開閉可能に配置された開閉部材と、第1位置と第2位置とに変位可能な操作部を有し、前記操作部が前記第1位置に位置するときに前記開閉部材を前記閉位置にロック可能であり、かつ、前記操作部が前記第2位置に位置するときに前記開閉部材の前記閉位置のロックを解除可能な第1ロックユニットと、前記操作部を前記第1位置にロック可能であり、かつ、前記操作部の前記第1位置のロックを解除可能な第2ロックユニットと、を備えることを特徴とするシート搬送装置である。
【0008】
本発明の一態様は、上記のシート搬送装置と、シートに画像を形成する画像形成装置と、を備えたことを特徴とする画像形成システムである。
【発明の効果】
【0009】
本発明によると、ユーザビリティを向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本実施形態に係るインクジェット記録システムの概略構成を示す模式図である。
本実施形態に係るインクジェット記録システムの制御系を示すブロック図である。
本実施形態に係る上扉ユニットを閉じた状態の給送モジュールを示す斜視図である。
本実施形態に係る上扉ユニットを開いた状態の給送モジュールを示す斜視図である。
本実施形態に係る上扉ユニットのユニットロック機構を示す斜視図である。
本実施形態に係るユニットロック機構の把手と把手ロック機構を示す斜視図である。
本実施形態に係る把手をロックした状態の把手ロック機構を示す正面図である。
本実施形態に係る把手のロックを解除した状態の把手ロック機構を示す正面図である。
本実施形態に係る回動部材を示す正面図である。
本実施形態に係る回動部材を示す斜視図である。
変形例に係る上扉ユニットのユニットロック機構を示す斜視図である。
変形例に係るユニットロック機構の把手と把手ロック機構を示す斜視図である。
変形例に係る把手をロックした状態の把手ロック機構を示す正面図である。
変形例に係る把手のロックを解除した状態の把手ロック機構を示す正面図である。
変形例に係る回動部材を示す正面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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