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10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025053963
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-07
出願番号
2023163105
出願日
2023-09-26
発明の名称
商品情報登録システム、情報処理装置およびプログラム
出願人
東芝テック株式会社
代理人
弁理士法人鈴榮特許綜合事務所
主分類
G07G
1/00 20060101AFI20250331BHJP(チェック装置)
要約
【課題】コード認識と画像認識を併用しても同じ商品を重複して登録することを防止させることを可能とする。
【解決手段】実施形態によれば、商品情報登録システムは、デコード部、認識部、登録部および送信部を備える。デコード部は、登録対象の商品を撮影した画像に含まれるコードシンボルの画像からコードシンボルをデコードすることで、コードシンボルが表すコード値を取得する。認識部は、登録対象の商品を撮影した画像に含まれる商品の外観画像から商品の外観を認識することで、コード値を取得する。登録部は、コード値に基づいて、コード値に該当する商品コードで特定される商品に関する情報を登録する。送信部は、デコード部によって取得されたコード値と認識部によって取得されたコード値が同じである場合、一方のコード値を登録部に送信し、他方のコード値は登録部へ送信しない。
【選択図】 図15
特許請求の範囲
【請求項1】
登録対象の商品を撮影した画像に含まれるコードシンボルの画像から、前記コードシンボルをデコードすることで、前記コードシンボルが表すコード値を取得するデコード部と、
前記登録対象の商品を撮影した前記画像に含まれる前記商品の外観画像から、前記商品の外観を認識することで、前記コード値を取得する認識部と、
前記デコード部および前記認識部の何れかによって取得された前記コード値に基づいて、前記コード値に該当する商品コードで特定される前記商品に関する情報を登録する登録部と、
前記デコード部によって取得された前記コード値と前記認識部によって取得された前記コード値が同じである場合、一方の前記コード値を前記登録部に送信し、他方の前記コード値は前記登録部へ送信しない送信部と、
を具備する商品情報登録システム。
続きを表示(約 1,800 文字)
【請求項2】
登録対象となる複数の商品それぞれについての外観の特徴量とコード値とを対応付けた照合用辞書を更に具備し、
前記認識部は、前記商品の外観の特徴量を前記照合用辞書と照合することにより、前記コード値を取得する、
請求項1に記載の商品情報登録システム。
【請求項3】
前記送信部は、
前記デコード部または前記認識部によって取得された前記コード値の内、最先に取得された前記コード値を含む出力コードを作成する出力コード作成部と、
前記出力コード作成部が作成した前記出力コードを前記登録部に送信する出力コード送信部と、
前記出力コード作成部が作成したまたは前記登録部に送信した前記出力コードに含まれる前記コード値を、送信済みコード値として保持する送信済みバッファと、
を備え、
前記出力コード作成部は、前記デコード部または前記認識部によって取得された最先以外の前記コード値を、前記送信済みバッファに保持された前記送信済みコード値と比較し、両者が同じであれば、前記出力コードを作成しない、
請求項2に記載の商品情報登録システム。
【請求項4】
前記デコード部および前記認識部は、取得した前記コード値に、前記デコード部および前記認識部の何れで取得されたものであるかを示すコードマークを付加した結果を出力し、
前記出力コード作成部は、前記デコード部または前記認識部から出力された前記結果に含まれる前記コードマークが付加された前記コード値により前記出力コードを生成する、
請求項3に記載の商品情報登録システム。
【請求項5】
前記出力コード送信部は、前記登録部に送信した前記出力コードの内の前記コード値のみを、前記送信済みコード値として前記送信済みバッファに保持する、
請求項4に記載の商品情報登録システム。
【請求項6】
前記商品情報登録システムは、
前記デコード部および前記送信部を備えるスキャナと、
前記認識部を備える商品画像認識装置と、
前記登録部を備える登録装置と、
を有し、
前記スキャナは、
前記登録対象の商品を撮影し、撮影した画像を前記デコード部および前記商品画像認識装置に出力する撮影部と、
前記商品画像認識装置から出力された前記コード値を受信するコード値受信部と、
を更に備える、
請求項1に記載の商品情報登録システム。
【請求項7】
登録対象の商品を撮影した画像を取得する画像取得部と、
前記画像取得部によって取得した画像に含まれるコードシンボルの画像から、前記コードシンボルをデコードすることで、前記コードシンボルが表すコード値を取得するデコード部と、
前記画像取得部によって取得した画像を、前記画像に含まれる前記商品の外観画像から前記商品の外観を認識することで、前記コード値を取得する画像認識装置に送信するとともに、前記画像認識装置から出力された前記画像認識装置によって取得された前記コード値を受信する送受信部と、
前記デコード部によって取得された前記コード値と前記画像認識装置によって取得された前記コード値が同じである場合、一方の前記コード値を上位装置に送信し、他方の前記コード値は前記上位装置へ送信しない送信部と、
を具備する、情報処理装置。
【請求項8】
プロセッサとメモリとを備えるコンピュータを、
登録対象の商品を撮影した画像を取得する画像取得部、
前記画像取得部によって取得した画像に含まれるコードシンボルの画像から、前記コードシンボルをデコードすることで、前記コードシンボルが表すコード値を取得するデコード部、
前記画像取得部によって取得した画像を、前記画像に含まれる前記商品の外観画像から前記商品の外観を認識することで、前記コード値を取得する画像認識装置に送信するとともに、前記画像認識装置から出力された前記画像認識装置によって取得された前記コード値を受信する送受信部、
前記デコード部によって取得された前記コード値と前記画像認識装置によって取得された前記コード値が同じである場合、一方の前記コード値を上位装置に送信し、他方の前記コード値は前記上位装置へ送信しない送信部、
として機能させるためのプログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、商品情報登録システム、情報処理装置およびプログラムに関する。
続きを表示(約 2,300 文字)
【背景技術】
【0002】
商品やサービス(以下、総称して「商品」ともいう)を販売する店舗では、POS(Point Of Sales)システムが用いられている。この種のPOSシステムは、商品に付されたコードシンボル(以下、「商品バーコード」ともいう)をスキャナで読み取ることで、顧客が購入しようとする商品の情報を登録できるようになっている。商品バーコードは、1次元コードおよび2次元コードを含む。一例では、商品バーコードは、シールに印刷され、商品に貼付される。別の例では、商品バーコードは、商品を収納するパッケージに印刷される。
【0003】
POSシステムを操作するオペレータは、商品から商品バーコードを探してスキャナに翳す必要があるため、商品バーコードの読取操作が面倒である。結果として、オペレータの商品情報の登録(以下、「商品登録」ともいう)作業は手間を要するものとなっている。特に、いわゆるセルフPOSシステムにおいては、商品登録に不慣れな顧客が商品バーコードをスキャンする必要があるため、商品コード読取の操作性、言い換えると商品を特定するためのオペレータの操作性を向上させることが望まれている。
【0004】
そこで、カメラで撮像した画像を用いて商品の画像を認識して商品を登録する方法を利用することが考えられている。
【0005】
商品バーコードを読み取るコード認識とこのような画像認識の双方の機能を1つの装置(システム)で実現する場合、それぞれの機能による出力コードが異なると、同じ商品であっても重複して登録されてしまう。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2014-021915号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明が解決しようとする課題は、コード認識と画像認識を併用しても同じ商品を重複して登録することを防止させることが可能な商品情報登録システム、情報処理装置およびプログラムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
実施形態によれば、商品情報登録システムは、デコード部、認識部、登録部および送信部を備える。デコード部は、登録対象の商品を撮影した画像に含まれるコードシンボルの画像から、コードシンボルをデコードすることで、コードシンボルが表すコード値を取得する。認識部は、登録対象の商品を撮影した画像に含まれる商品の外観画像から、商品の外観を認識することで、コード値を取得する。登録部は、デコード部および認識部の何れかによって取得されたコード値に基づいて、コード値に該当する商品コードで特定される商品に関する情報を登録する。送信部は、デコード部によって取得されたコード値と認識部によって取得されたコード値が同じである場合、一方のコード値を登録部に送信し、他方のコード値は登録部へ送信しない。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、第1実施形態に係る商品情報登録システムを含む商品情報管理システムの全体構成を示す図である。
図2は、第1実施形態に係る商品情報登録システムの一例としてのセルフPOSシステムの外観を示す斜視図である。
図3は、第1実施形態に係る商品情報登録システムにおけるPOS端末のハードウェア構成を示すブロック図である。
図4は、第1実施形態に係る商品情報登録システムにおける第1実施形態に係る情報処理装置の一例としてのスキャナのハードウェア構成を示すブロック図である。
図5は、第1実施形態に係る商品情報登録システムにおける画像認識装置のハードウェア構成を示すブロック図である。
図6は、商品情報管理システムが含むサーバのハードウェア構成を示すブロック図である。
図7は、図3のPOS端末の記憶部に記憶される商品マスタのデータ構成を示す図である。
図8は、図4のスキャナの記憶部に記憶されるマーク設定テーブルのデータ構成を示す図である。
図9は、図5の画像認識装置の記憶部に記憶される照合用辞書のデータ構成を示す図である。
図10は、図5の画像認識装置の記憶部に記憶されるマーク設定テーブルのデータ構成を示す図である。
図11は、図3のPOS端末の制御部の機能構成を示すブロック図である。
図12は、図4のスキャナの制御部の機能構成を示すブロック図である。
図13は、図5の画像認識装置の制御部の機能構成を示すブロック図である。
図14は、図6のサーバの制御部の機能構成を示すブロック図である。
図15は、商品情報管理システムの動作概要を示すシーケンス図である。
図16は、商品情報管理システムの動作概要を示すシーケンス図である。
図17は、実施形態のスキャナと画像認識装置の1つの商品を登録する際の動作の流れを示すフローチャートである。
図18は、図17中の出力コード作成送信処理の詳細を示すフローチャートである。
図19は、第2実施形態に係る商品情報登録システムのハードウェア構成を示すブロック図である。
図20は、図19のPOS端末の制御部の機能構成を示すブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を参照して実施形態について説明する。なお、以下に説明する実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
(【0011】以降は省略されています)
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