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公開番号
2025053947
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-07
出願番号
2023163086
出願日
2023-09-26
発明の名称
ロープクリップの締め緩めの補助用具および締め緩め方法
出願人
三菱電機ビルソリューションズ株式会社
代理人
弁理士法人高田・高橋国際特許事務所
主分類
B25B
9/00 20060101AFI20250331BHJP(手工具;可搬型動力工具;手工具用の柄;作業場設備;マニプレータ)
要約
【課題】ロープクリップの締め緩めの作業の作業性をより高められる補助用具および締め緩め方法を提供する。
【解決手段】ロープクリップ1の締め緩めに用いられる補助用具7は、基部8と、第1棒材9と、第2棒材10と、を備える。基部8は、第1方向の一端に、持ち手11を有する。持ち手11の中心線は、第1方向に沿う。第1棒材9は、基部8において第1方向の持ち手11の反対側の端部から、第1方向に垂直な第2方向に突出する。第2棒材10は、基部8において第1方向の持ち手11の反対側の端部から、第1棒材9と同じ側で第2方向に突出する。第2棒材10は、持ち手11の中心線を含む第2方向に平行な平面に対して、当該平面に垂直な第3方向の一方側に配置される。
【選択図】図8
特許請求の範囲
【請求項1】
Uボルトおよびサドルの間に挟んだロープを前記Uボルトの先端のナットによって締め緩めするロープクリップの締め緩めの補助用具であり、
第1方向の一端に、中心線が前記第1方向に沿う持ち手を有する基部と、
前記基部において、前記第1方向の前記持ち手の反対側の端部から、前記第1方向に垂直な第2方向に突出する第1棒材と、
前記基部において、前記第1方向の前記持ち手の反対側の端部から、前記第1棒材と同じ側で前記第2方向に突出し、前記持ち手の前記中心線を含む前記第2方向に平行な平面に対して当該平面に垂直な第3方向の一方側に配置される第2棒材と、
を備える、補助用具。
続きを表示(約 910 文字)
【請求項2】
前記基部において、前記第3方向を長手方向とする長孔が設けられ、
前記第2棒材は、前記長孔に取り付けられる、
請求項1に記載の補助用具。
【請求項3】
前記基部において、前記長孔の縁に複数の窪みが設けられる
請求項2に記載の補助用具。
【請求項4】
前記基部は、前記持ち手が一端に設けられ前記第1方向に沿う第1部分、および前記第1部分において前記第1方向の前記持ち手の反対側の端部に設けられ前記第3方向に沿う第2部分を有するL字型の形状であり、
前記第1棒材は、前記第1部分に取り付けられ、
前記第2棒材は、前記第2部分に取り付けられる、
請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の補助用具。
【請求項5】
前記第1棒材および前記第2棒材の各々は、前記第2方向に垂直な平面による断面が円形の丸棒である、
請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の補助用具。
【請求項6】
前記第1棒材および前記第2棒材の各々の長さは、前記Uボルトの背から前記サドルの正面までの長さより短い、
請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の補助用具。
【請求項7】
請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の補助用具を用いた、前記ロープクリップの締め緩め方法であり、
前記Uボルトおよび前記サドルの間に挟まれた前記ロープの長手方向において前記第1棒材および前記第2棒材の間に前記ロープクリップが配置され、かつ、前記ロープの長手方向に垂直な方向において前記第1棒材および前記第2棒材の間に前記ロープが配置されるように、前記第1棒材および前記第2棒材を前記ロープクリップおよび前記ロープに前記Uボルト側から組み合わせることと、
前記持ち手を持って前記第1棒材および前記第2棒材を前記ロープクリップおよび前記ロープの一方または両方に当てることで、前記ロープクリップおよび前記ロープの回転を抑えながら前記ナットを締めまたは緩めることと、
を備える、締め緩め方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、ロープクリップの締め緩めの補助用具および締め緩め方法に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1は、ロープクリップの例を開示する。ロープクリップは、ナットによってロープを締め緩めする。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2012-187662号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示されるロープクリップでロープを締め緩めする際に、ロープクリップが締め緩めの方向に回転してしまうことがある。そのため、ロープクリップの回転を片手でロープクリップ自体を掴んで押さえながらもう一方の手でレンチなどの工具を用いて締め緩めの作業を行う場合があるが、その場合の作業性が悪く作業員の作業負担が大きくなることがある。
【0005】
本開示は、このような課題の解決に係るものである。本開示は、ロープクリップの締め緩めの作業の作業性をより高められる補助用具および締め緩め方法を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示に係る補助用具は、Uボルトおよびサドルの間に挟んだロープを前記Uボルトの先端のナットによって締め緩めするロープクリップの締め緩めの補助用具であり、第1方向の一端に、中心線が前記第1方向に沿う持ち手を有する基部と、前記基部において、前記第1方向の前記持ち手の反対側の端部から、前記第1方向に垂直な第2方向に突出する第1棒材と、前記基部において、前記第1方向の前記持ち手の反対側の端部から、前記第1棒材と同じ側で前記第2方向に突出し、前記持ち手の前記中心線を含む前記第2方向に平行な平面に対して当該平面に垂直な第3方向の一方側に配置される第2棒材と、を備える。
【0007】
本開示に係る締め緩め方法は、上記の補助用具を用いた、前記ロープクリップの締め緩め方法であり、前記Uボルトおよび前記サドルの間に挟まれた前記ロープの長手方向において前記第1棒材および前記第2棒材の間に前記ロープクリップが配置され、かつ、前記ロープの長手方向に垂直な方向において前記第1棒材および前記第2棒材の間に前記ロープが配置されるように、前記第1棒材および前記第2棒材を前記ロープクリップおよび前記ロープに前記Uボルト側から組み合わせることと、前記持ち手を持って前記第1棒材および前記第2棒材を前記ロープクリップおよび前記ロープの一方または両方に当てることで、前記ロープクリップおよび前記ロープの回転を抑えながら前記ナットを締めまたは緩めることと、を備える。
【発明の効果】
【0008】
本開示に係る補助用具または締め緩め方法によれば、ロープクリップの締め緩めの作業の作業性をより高められるようになる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施の形態1に係るロープクリップの側面図である。
実施の形態1に係る補助用具の上面図である。
実施の形態1に係る補助用具の正面図である。
実施の形態1に係る補助用具の側面図である。
実施の形態1に係る補助用具を用いた締め作業が行われているロープクリップの上面図である。
実施の形態1に係る補助用具を用いた締め作業が行われているロープクリップの側面図である。
実施の形態1に係る補助用具を用いた締め作業が行われているロープクリップの正面図である。
実施の形態1に係る補助用具を用いた締め作業が行われているロープクリップの正面図である。
実施の形態1に係る補助用具を用いた締め作業が行われているロープクリップの正面図である。
実施の形態1に係る補助用具を用いた緩め作業が行われているロープクリップの正面図である。
実施の形態1に係る補助用具を用いた緩め作業が行われているロープクリップの正面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本開示の対象を実施するための形態について添付の図面を参照しながら説明する。各図において、同一または相当する部分には同一の符号を付して、重複する説明は適宜に簡略化または省略する。なお、本開示の対象は以下の実施の形態に限定されることなく、本開示の趣旨を逸脱しない範囲において、実施の形態の任意の構成要素の変形、または実施の形態の任意の構成要素の省略が可能である。
(【0011】以降は省略されています)
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