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公開番号2025052745
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-07
出願番号2023161614
出願日2023-09-25
発明の名称薬剤寸法測定装置
出願人株式会社トーショー
代理人個人,個人
主分類A61J 3/00 20060101AFI20250328BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】簡易にかつ高速に錠剤の寸法を測定可能な薬剤寸法測定装置の提供を目的とする。
【解決手段】本発明は、載置板と、前記載置板に対して垂直に起立した基準面と、前記基準面とともに前記載置板の3方を囲むように形成された側面と、が形成された本体部と、前記基準面に対向した測定面を端部に備えるとともに前記基準面に対して垂直なスライド方向に移動可能なスライド部材と、前記スライド部材を前記基準面の方向に向けて付勢する付勢部材と、前記本体部に設けられて、操作者の選択によって前記載置板に載置された錠剤の測定位置情報を選択可能な測定位置情報選択手段と、を有し、前記スライド部材は、開口部を備え、前記基準面と前記測定面との間の距離を前記錠剤の寸法情報として、前記測定位置情報選択手段によって選択された前記測定位置情報と紐づけて送信する送信手段を備えたことを特徴とする。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
載置板と、
前記載置板に対して垂直に起立した基準面と、前記基準面とともに前記載置板の3方を囲むように形成された側面と、が形成された本体部と、
前記基準面に対向した測定面を端部に備えるとともに前記基準面に対して垂直なスライド方向に移動可能なスライド部材と、
前記スライド部材を前記基準面の方向に向けて付勢する付勢部材と、
前記本体部に設けられて、操作者の選択によって前記載置板に載置された錠剤の測定位置情報を選択可能な測定位置情報選択手段と、
を有し、
前記スライド部材は、開口部を備え、
前記基準面と前記測定面との間の距離を前記錠剤の寸法情報として、前記測定位置情報選択手段によって選択された前記測定位置情報と紐づけて送信する送信手段を備えたことを特徴とする薬剤寸法測定装置。
続きを表示(約 530 文字)【請求項2】
請求項1に記載の薬剤寸法測定装置であって、
前記測定位置情報選択手段を用いて選択された前記測定位置情報を前記操作者に視覚的に表示するための表示手段を有することを特徴とする薬剤寸法測定装置。
【請求項3】
請求項2に記載の薬剤寸法測定装置であって、
前記表示手段は、少なくとも3つの発光部を有し、
前記3つの発光部の形状は、それぞれ錠剤の縦・横・厚みの測定位置に対応した形状となっていることを特徴とする薬剤寸法測定装置。
【請求項4】
請求項1に記載の薬剤寸法測定装置であって、
前記載置板に取り付けられて前記スライド方向に沿って延びたガイド部と、
前記ガイド部に沿って移動するように前記スライド部材に設けられた位置検知凸部と、を有し、
前記ガイド部は、前記位置検知凸部の位置を検知することで前記基準面と前記測定面との間の距離を測定することを特徴とする薬剤寸法測定装置。
【請求項5】
請求項1に記載の薬剤寸法測定装置であって、
前記錠剤が載置される際に底面となる側の面には、磁石が取り付けられていることを特徴とする薬剤寸法測定装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、簡易に卓上で用いられる薬剤寸法測定装置に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
薬剤のうち、特に固形の錠剤を個別に払い出す薬剤分包機において、錠剤を一錠ずつ払い出すために回転羽根を備えたカセットを用いる構成が知られている(例えば特許文献1等参照)。
また、同一形状の錠剤等を一列に整列させながら搬送する整列供給式の薬剤フィーダもまた実用化されている(例えば特許文献2等参照)。
このような薬剤分包機や、薬剤フィーダを利用するにあたって、それぞれの錠剤の寸法に合わせて回転羽根の区分けや薬剤フィーダの流路を規制する規制部材の位置を変更することで、より効率よく錠剤の移動を行えることが知られている。
そこで、薬剤分包機本体に備えられて、置かれた錠剤の形状や各寸法によって規制部材の位置を変更する構成や、置かれた錠剤の寸法を測定する測定部を備えた構成もまた知られている(例えば特許文献3~5等参照)。
しかしながら、錠剤は例えば楕円球形状や円柱の底面が膨らんだ形状のものなど形状が様々であり、縦、横、奥行きの定義や、測定される位置等が違ってしまえば、得られる錠剤寸法も変化してしまう。
【0003】
また、寸法を測定したい錠剤の種類が多い場合等には、縦、横、奥行きのそれぞれを錠剤の種類ごとに測定するようなことにもなってしまう。そのため、簡易にかつ高速にこうした錠剤の寸法を測定するための機構が求められていた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2023-022428号公報
国際公開第2017/094687号公報
特許第5950876号公報
特許第6984700号公報
特許第6736075号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、かかる技術的課題を解決するためのものであり、簡易にかつ高速に薬剤の寸法を測定可能な薬剤寸法測定装置の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
以上のような課題を解決するべく、本発明の薬剤寸法測定装置は、載置板と、前記載置板に対して垂直に起立した基準面と、前記基準面とともに前記載置板の3方を囲むように形成された側面と、が形成された本体部と、前記基準面に対向した測定面を端部に備えるとともに前記基準面に対して垂直なスライド方向に移動可能なスライド部材と、前記スライド部材を前記基準面の方向に向けて付勢する付勢部材と、前記本体部に設けられて、操作者の選択によって前記載置板に載置された錠剤の測定位置情報を選択可能な測定位置情報選択手段と、を有し、前記スライド部材は、開口部を備え、前記基準面と前記測定面との間の距離を前記錠剤の寸法情報として、前記測定位置情報選択手段によって選択された前記測定位置情報と紐づけて送信する送信手段を備えたことを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、簡易にかつ高速に錠剤の寸法を測定することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
薬剤寸法測定装置を含むシステム構成の一例を示す図である。
図1に示した薬剤分包機の構成の一例を示す図である。
薬剤分包機に搭載された薬剤フィーダの構成の一例を示す図である。
図3に示した薬剤フィーダの構成例の斜視図である。
図3に示した薬剤フィーダの薬剤の搬送時の動作例を示す図である。
薬剤寸法測定装置の全体構造の一例を示す斜視図である。
薬剤寸法測定装置に錠剤をセットするときの動作の一例を示す図である。
薬剤寸法測定装置の内部構造及び錠剤の寸法を測定する仕組みの一例を示す図である。
薬剤寸法測定装置の内部の基板を説明する図である。
図7で示したスライド部材の具体的な構成の一例を示す図である。
薬剤分包機において登録されている薬剤の識別情報の表示の一例を示す図である。
薬剤の寸法情報を取得するための動作の一例を示す図である。
薬剤の寸法情報と測定するべき位置との対応関係の一例を示す図である。
本発明の薬剤寸法測定装置を含むシステム構成の他の一例を示す図である。
本発明の薬剤寸法測定装置を含む他の使用例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明に係る実施形態について図面を参照して説明する。なお、以下で述べる図面において、各方向は図に示すようなXYZの3軸直交座標系に沿って説明するが、かかる構成に限定されるものではない。
【0010】
図1には、本発明の第1の実施形態として、薬剤分包機200に接続された薬剤寸法測定装置100を示している。なお、薬剤分包機の形態は、かかる構成に限定されるものではなく、通常の薬剤カセット211のみを備えた態様のものであっても良いし、その他種々の形態の薬剤分包機200に薬剤寸法測定装置100を取り付けても良い。
(【0011】以降は省略されています)

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