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公開番号
2025051653
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-04
出願番号
2024161972
出願日
2024-09-19
発明の名称
蒸着フィルム、多層構造体、成形体、食品容器、および蒸着フィルムの製造方法
出願人
三菱ケミカル株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
B32B
27/28 20060101AFI20250327BHJP(積層体)
要約
【課題】表面平滑性に優れる蒸着フィルム、これを含む多層構造体、成形体、食品容器、および蒸着フィルムの製造方法を提供する。
【解決手段】エチレン-ビニルアルコール共重合体、およびチタン化合物を含有する組成物を含む層を有する基材フィルムと、この基材フィルムに積層される金属蒸着層とを備える蒸着フィルムであって、前記エチレン-ビニルアルコール共重合体組成物の溶融成形前の含水率が1質量%以下であり、前記チタン化合物の金属換算含有量が前記組成物の質量に対して、0.001ppm以上3ppm未満である、蒸着フィルム。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
エチレン-ビニルアルコール共重合体、およびチタン化合物を含有する組成物を含む層を有する基材フィルムと、この基材フィルムに積層される金属蒸着層とを備える蒸着フィルムであって、
前記組成物の溶融成形前の含水率が1質量%以下であり、前記チタン化合物の金属換算含有量が前記組成物の質量に対して、0.001ppm以上3ppm未満である、蒸着フィルム。
続きを表示(約 420 文字)
【請求項2】
前記組成物の溶融成形前の含水率が、0.12質量%以上である、請求項1記載の蒸着フィルム。
【請求項3】
前記基材フィルムが、さらに熱可塑性樹脂を含む層を有する多層フィルムである、請求項1または2記載の蒸着フィルム。
【請求項4】
前記金属蒸着層の金属が、アルミニウム、金、銀、銅、チタン、ニッケル、クロム、スズ、およびインジウムからなる群から選択される少なくとも1つである、請求項1または2記載の蒸着フィルム。
【請求項5】
請求項1または2記載の蒸着フィルムを含む、多層構造体。
【請求項6】
請求項1または2記載の蒸着フィルムを含む、成形体。
【請求項7】
請求項5記載の多層構造体を含む、食品容器。
【請求項8】
前記基材フィルムに無機蒸着層を積層する工程を含む、請求項1または2記載の蒸着フィルムの製造方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、蒸着フィルム、多層構造体、成形体、食品容器、および蒸着フィルムの製造方法に関し、さらに詳しくは、表面平滑性に優れる蒸着フィルム、多層構造体、成形体、食品容器、および蒸着フィルムの製造方法に関するものである。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
エチレン-ビニルアルコール共重合体(以下、「EVOH樹脂」と称することがある)は、高分子側鎖に存在する水酸基同士の水素結合のため、非常に強い分子間力を有する。それゆえに、結晶性が高く、また、非晶部分においても分子間力が高いため、EVOH樹脂を用いたフィルムは、気体分子等が通過しにくく、優れたガスバリア性を示す。そのため、EVOH樹脂は、食品包装等の幅広い分野において、フィルムや容器等の多層構造体にガスバリア性を付与するためのガスバリア層として用いられている。
【0003】
また、従来より高湿度化におけるガスバリア材としては主としてアルミニウム箔が用いられている。しかし、アルミニウムは熱伝導率が高く、断熱性能等に劣る点からアルミニウム箔の代わりに、薄い金属蒸着層を有する高ガスバリアフィルムが検討されている。
【0004】
例えば、特許文献1,2には、ラミネーション等の蒸着フィルム加工時のピンホールやクラックの発生を抑え、ガスバリア性の低下を抑制することができる蒸着フィルムとして、EVOH樹脂を含む基材フィルムに金属蒸着層を備え、かかる金属蒸着層の平均粒径を特定範囲とする蒸着フィルムが開示されている。かかる技術において、EVOH樹脂に無機酸化物を0.001~1質量%(換算すると10~10000ppm相当)を含有してもよい旨、さらには蒸着前の基材フィルムに含まれる揮発分の含有量が1.1質量%以下である旨が記載されている(特許文献1,2:段落[0005],[0017],[0018])。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2017-100451号公報
国際公開第2013/125564号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、特許文献1,2では、蒸着フィルムの表面平滑性に関する検討はされておらず、蒸着フィルム表面に微小な凹凸が生じるおそれがある。表面平滑性に優れる蒸着フィルムは、輸送時の外部応力による応力集中が抑えられ、クラックの発生を防止でき、ガスバリア性の低下が抑制され、長期間にわたり安定した性能を維持することができる。そのため、特許文献1,2に記載の蒸着フィルムは表面平滑性を、改善する余地があった。
【0007】
本発明は、かかる課題に鑑みてなされたものであり、蒸着面の表面平滑性に優れる蒸着フィルム、これを含む多層構造体、成形体、食品容器、および蒸着フィルムの製造方法を提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
しかるに本発明者は、かかる事情に鑑み鋭意研究を重ねた結果、基材フィルム中のEVOH樹脂にチタン化合物を特定微量加え、含水率を特定範囲にすることにより、得られる蒸着フィルムの蒸着面の表面平滑性がより滑らかになることを見出した。
【0009】
すなわち、本発明は、以下の態様を有する。
[1]
EVOH樹脂、およびチタン化合物を含有する組成物を含む層を有する基材フィルムと、この基材フィルムに積層される金属蒸着層とを備える蒸着フィルムであって、
前記組成物の溶融成形前の含水率が1質量%以下であり、前記チタン化合物の金属換算含有量が前記組成物の質量に対して、0.001ppm以上3ppm未満である、蒸着フィルム。
[2]
前記組成物の溶融成形前の含水率が、0.12質量%以上である、[1]記載の蒸着フィルム。
[3]
前記基材フィルムが、さらに熱可塑性樹脂を含む層を有する多層フィルムである、[1]または[2]記載の蒸着フィルム。
[4]
前記金属蒸着層の金属が、アルミニウム、金、銀、銅、チタン、ニッケル、クロム、スズ、およびインジウムからなる群から選択される少なくとも1つである、[1]~[3]のいずれかに記載の蒸着フィルム。
[5]
[1]~[4]のいずれかに記載の蒸着フィルムを含む、多層構造体。
[6]
[1]~[4]のいずれかに記載の蒸着フィルムを含む、成形体。
[7]
[5]記載の多層構造体を含む、食品容器。
[8]
前記基材フィルムに無機蒸着層を積層する工程を含む、[1]~[4]のいずれかに記載の蒸着フィルムの製造方法。
【発明の効果】
【0010】
本発明の蒸着フィルムは、蒸着面の表面平滑性に優れる。また、かかる蒸着フィルムを含む多層構造体、成形体、食品容器においても、蒸着面の表面平滑性に優れるものである。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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