TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025051166
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-04
出願番号2023160128
出願日2023-09-25
発明の名称感光性組成物、膜、カラーフィルタ、固体撮像素子、及び画像表示装置
出願人artience株式会社
代理人
主分類G03F 7/004 20060101AFI20250328BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】パターン形成性等々に優れたカラーフィルタを形成できる感光性組成物の提供。
【解決手段】色材、アルカリ可溶性樹脂、重合性化合物、及び重合開始剤を含む感光性組成物であって、色材が、下記式で表される緑色色材、特定化合物を含む黄色色材を含む。
<com:Image com:imageContentCategory="Drawing"> <com:ImageFormatCategory>JPEG</com:ImageFormatCategory> <com:FileName>2025051166000047.jpg</com:FileName> <com:HeightMeasure com:measureUnitCode="Mm">73</com:HeightMeasure> <com:WidthMeasure com:measureUnitCode="Mm">73</com:WidthMeasure> </com:Image>
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
色材(A)、アルカリ可溶性樹脂(B)、重合性化合物(C)、及び重合開始剤(D)を含む感光性組成物であって、
前記色材(A)が、緑色色材(A1)、及び黄色色材(A2)を含み、
前記緑色色材(A1)が、下記一般式(1)で表される緑色色材(a1)を含み、
前記黄色色材(A2)が、下記一般式(2)で表される金属アゾ化合物、及びその互変異性構造の金属アゾ化合物からなる群から選ばれる少なくとも金属種が異なる2種以上の金属アゾ化合物と、下記一般式(3)で表される化合物とを含む黄色色材(a2)を含む、感光性組成物。
一般式(1)
JPEG
2025051166000044.jpg
73
73
(一般式(1)中、X

~X
16
は、それぞれ独立して水素原子、ハロゲン原子、又は-Y

-R

を表し、Y

は、2価の連結基を表し、R

は、1価の有機基を表す。ただし、X

~X
16
のうち少なくとも1つはハロゲン原子を表し、少なくとも1つは-Y

-R

を表す。
Mは、金属原子、金属酸化物、又は金属ハロゲン化物を表す。)
一般式(2)
JPEG
2025051166000045.jpg
29
69
(一般式(2)中、R

及びR

は、それぞれ独立して-OH、-NH

、又は-NHR

を表し、R

及びR

は、それぞれ独立して=O、又は=NR

を表し、R

は、それぞれ独立して水素原子、又は置換基を有してもよいアルキル基を表す。
Meは、Ni、Zn、Cu、Al、Fe、Co、及びMnからなる群から選ばれる金属原子である。)
一般式(3)
JPEG
2025051166000046.jpg
28
45
(一般式(3)中、R

は、それぞれ独立して水素原子、又は置換基を有してもよいアルキル基を表す。)
続きを表示(約 450 文字)【請求項2】
前記緑色色材(a1)と前記黄色色材(a2)の質量比が、10:90~90:10である、請求項1に記載の感光性組成物。
【請求項3】
前記アルカリ可溶性樹脂(B)が、ホモポリマーのガラス転移温度が0℃以下である単量体単位(b1)を有するアルカリ可溶性樹脂(B1)を含む、請求項1に記載の感光性組成物。
【請求項4】
前記重合性化合物(C)が、ウレタン結合を有する重合性化合物(C1)を含む、請求項1に記載の感光性組成物。
【請求項5】
更に、熱硬化性化合物(E)を含む、請求項1に記載の感光性組成物。
【請求項6】
請求項1~5のいずれか1項に記載の感光性組成物から形成されてなる膜。
【請求項7】
請求項6に記載の膜を有するカラーフィルタ。
【請求項8】
請求項7に記載のカラーフィルタを有する固体撮像素子。
【請求項9】
請求項7に記載のカラーフィルタを有する画像表示装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、固体撮像素子、及び画像表示装置等に使用するカラーフィルタの形成に使用する感光性組成物に関する。
続きを表示(約 2,500 文字)【背景技術】
【0002】
近年、液晶表示装置、有機EL表示装置、デジタルカメラ、スマートフォン、赤外線センサ等の普及から、これらに使用されるカラーフィルタの需要が伸びている。カラーフィルタは、通過光を色分解し、それらの色が合成され画像を形成する。そのため、カラーフィルタには、高輝度、高コントラスト、色再現性が求められる。
【0003】
輝度、コントラスト、色再現性に優れた着色剤として、特許文献1~4に記載されたフタロシアニン化合物を用いることが検討されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2019-113732号公報
特開2021-056382号公報
国際公開第2023/002875号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1~3に記載されたフタロシアニン化合物について鋭意検討したところ、これらフタロシアニン化合物を用いたカラーフィルタは、低酸素環境下で光が照射されると明度が低下することが分かった。また、パターン形成性や電気特性に課題があることも分かった。
【0006】
本発明は、パターン形成性に優れ、電気特性、及び低酸素環境下での耐光性に優れたカラーフィルタを形成できる感光性組成物の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、色材(A)、アルカリ可溶性樹脂(B)、重合性化合物(C)、及び重合開始剤(D)を含む感光性組成物であって、
前記色材(A)が、緑色色材(A1)、及び黄色色材(A2)を含み、
前記緑色色材(A1)が、下記一般式(1)で表される緑色色材(a1)を含み、
前記黄色色材(A2)が、下記一般式(2)で表される金属アゾ化合物、及びその互変異性構造の金属アゾ化合物からなる群から選ばれる少なくとも金属種が異なる2種以上の金属アゾ化合物と、下記一般式(3)で表される化合物とを含む黄色色材(a2)を含む感光性組成物に関する。
一般式(1)
JPEG
2025051166000001.jpg
73
73
(一般式(1)中、X

~X
16
は、それぞれ独立して水素原子、ハロゲン原子、又は-Y

-R

を表し、Y

は、2価の連結基を表し、R

は、1価の有機基を表す。ただし、X

~X
16
のうち少なくとも1つはハロゲン原子を表し、少なくとも1つは-Y

-R

を表す。
Mは、金属原子、金属酸化物、又は金属ハロゲン化物を表す。)
一般式(2)
JPEG
2025051166000002.jpg
29
69
(一般式(2)中、R

及びR

は、それぞれ独立して-OH、-NH

、又は-NHR

を表し、R

及びR

は、それぞれ独立して=O、又は=NR

を表し、R

は、それぞれ独立して水素原子、又は置換基を有してもよいアルキル基を表す。
Meは、Ni、Zn、Cu、Al、Fe、Co、及びMnからなる群から選ばれる金属原子である。)
一般式(3)
JPEG
2025051166000003.jpg
28
45
(一般式(3)中、R

は、それぞれ独立して水素原子、又は置換基を有してもよいアルキル基を表す。)
【発明の効果】
【0008】
上記の本発明によれば、パターン形成性に優れ、電気特性、及び低酸素環境下での耐光性に優れたカラーフィルタを形成できる感光性組成物を提供できる。また、本発明は、膜、カラーフィルタ、固体撮像素子、及び画像表示装置を提供できる。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に、本発明の感光性組成物を実施するための形態について詳細に説明する。なお、本発明は、以下の実施形態に制限されるものではなく、課題を解決可能な範囲内で変形して実施できる。
【0010】
本明細書において、「(メタ)アクリロイル」、「(メタ)アクリル」、「(メタ)アクリル酸」、「(メタ)アクリレート」、又は「(メタ)アクリルアミド」とは、特に説明がない限り、それぞれ、「アクリロイル及び/又はメタクリロイル」、「アクリル及び/又はメタクリル」、「アクリル酸及び/又はメタクリル酸」、「アクリレート及び/又はメタクリレート」、又は「アクリルアミド及び/又はメタクリルアミド」を意味する。また、「C.I.」は、カラーインデックス(C.I.;The Society of Dyers and Colourists 発行)を意味する。
本明細書において、重合性不飽和基は、エチレン性不飽和二重結合である。
本明細書において、単量体は、重合により樹脂を形成する化合物である。単量体は、未反応状態であり、単量体単位は、単量体が重合後に重合体を形成している状態である。
本明細書において、分子量が特定できる低分子化合物については、計算により算出した値、若しくはESI-MS(エレクトロスプレーイオン化質量分析法)により測定した分子量であり、分子量の分布を持つ化合物については、テトラヒドロフランを溶媒とした場合のゲルパーミエーションクロマトグラフィーで測定されるポリスチレン換算の重量平均分子量である。
本明細書において、「~」を用いて表される数値範囲は、「~」の前後に記載される数値を下限値、及び上限値として含む範囲を意味する。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

個人
スクリーン
1日前
キヤノン株式会社
撮像装置
2日前
キヤノン株式会社
撮像装置
2日前
株式会社リコー
画像形成装置
15日前
株式会社リコー
画像形成装置
27日前
個人
露光機振動・MSDの同定方法
23日前
株式会社リコー
画像形成装置
7日前
株式会社リコー
画像形成装置
26日前
株式会社トプコン
全周カメラ
23日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
23日前
シャープ株式会社
画像形成装置
22日前
三洋化成工業株式会社
トナーバインダー
26日前
沖電気工業株式会社
画像形成装置
今日
沖電気工業株式会社
画像形成装置
6日前
沖電気工業株式会社
画像形成装置
6日前
沖電気工業株式会社
画像形成装置
2日前
株式会社ユピテル
撮像装置等
今日
株式会社電気印刷研究所
金属画像形成方法
8日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
5日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
5日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
5日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
27日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
5日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
27日前
株式会社ニコン
マウントアダプタ
8日前
キヤノン株式会社
撮像装置
5日前
沖電気工業株式会社
媒体搬送装置
5日前
株式会社アーケム
現像ローラ
2日前
花王株式会社
静電荷像現像用トナー
1日前
ブラザー工業株式会社
定着装置
27日前
ブラザー工業株式会社
定着装置
27日前
ブラザー工業株式会社
定着装置
27日前
シャープ株式会社
トナー
22日前
キヤノン株式会社
プロセスカートリッジ
15日前
キヤノン株式会社
トナー
8日前
キヤノン株式会社
トナー
8日前
続きを見る