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公開番号
2025051050
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-04
出願番号
2023159946
出願日
2023-09-25
発明の名称
弾性リング部材の整列機
出願人
ジヤトコ株式会社
代理人
弁理士法人後藤特許事務所
主分類
B65G
47/14 20060101AFI20250328BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】低コスト化が可能な弾性リング部材の整列機を提供する。
【解決手段】弾性リング部材の整列機は、複数の弾性リング部材を整列させる弾性リング部材の整列機である。弾性リング部材の整列機は、基台フレームと、基台フレームに回転自在に支持され、弾性リング部材を保持する保持溝が長手方向に複数並んで設けられた主軸と、基台フレームに支持され、主軸と共に弾性リング部材を保持する補助軸と、主軸に回転力を付与する回転力付与機構と、を備える。保持溝は、主軸の長手方向としての主軸長手方向の一端側へ向かうに従って中心軸としての主軸中心軸へ向けて傾斜した傾斜面と、傾斜面と対向する壁面と、を有する。補助軸は、長手方向の一端側に配置されるに従って主軸及び補助軸に掛けられた弾性リング部材に生ずる張力が小さくなるように主軸の主軸中心軸に対して傾斜した外周面を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
複数の弾性リング部材を整列させる弾性リング部材の整列機であって、
基台フレームと、
前記基台フレームに回転自在に支持され、前記弾性リング部材を保持する保持溝が長手方向に複数並んで設けられた主軸と、
前記基台フレームに支持され、前記主軸と共に前記弾性リング部材を保持する補助軸と、
前記主軸に回転力を付与する回転力付与機構と、
を備え、
前記保持溝は、前記主軸の長手方向の一端側へ向かうに従って中心軸へ向けて傾斜した傾斜面と、前記傾斜面と対向する壁面と、を有し、
前記補助軸は、長手方向の一端側に配置されるに従って前記主軸及び前記補助軸に掛けられた前記弾性リング部材に生ずる張力が小さくなるように前記主軸の中心軸に対して傾斜した外周面を有する、
弾性リング部材の整列機。
続きを表示(約 370 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の弾性リング部材の整列機であって、
前記保持溝は、前記弾性リング部材の一面を前記傾斜面に沿って配置した状態で単一の前記弾性リング部材を収容する幅寸法を有する、
弾性リング部材の整列機。
【請求項3】
請求項1又は請求項2に記載の弾性リング部材の整列機であって、
前記保持溝は、前記弾性リング部材の一面を前記傾斜面に沿って配置した状態で前記一面と反対側の他面が隣接する前記保持溝の前記傾斜面と面一となる深さを有する、
弾性リング部材の整列機。
【請求項4】
請求項1に記載の弾性リング部材の整列機であって、
前記補助軸は、前記主軸の自由端との離間距離を変更可能に前記基台フレームに支持される、
弾性リング部材の整列機。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、弾性リング部材の整列機に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、弾性リング部材の供給装置が開示されている。
【0003】
この供給装置は、螺旋軸に巻き掛けられた弾性リング部材同士が絡まり合っていた場合、弾性リング部材の内側に配置された振動軸を上下振動させ、各弾性リング部材を振動軸の各ピンによって解す。そして、供給装置は、振動軸を移動して弾性リング部材の内側から退避させる。
【0004】
次に、供給装置は、互いに平行に配置された螺旋軸及びガイド軸の離間距離をシリンダによって広げ、螺旋軸及びガイド軸に巻き掛けられた弾性リング部材に一定の張力を付与する。そして、供給装置は、螺旋軸駆動モータで螺旋軸を回転し、螺旋軸に螺旋状に形成された螺旋溝を弾性リング部材に対して軸方向へ移動することで、各弾性リング部材を螺旋溝の谷部に嵌め込んで整列させる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開平11-011635号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、このような供給装置にあっては、振動軸を振動させたり、振動軸を退避させたりする為の複雑な機構が必要であり、コストアップ要因となっていた。
【0007】
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、低コスト化が可能な弾性リング部材の整列機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明のある態様によれば、複数の弾性リング部材を整列させる弾性リング部材の整列機であって、基台フレームと、前記基台フレームに回転自在に支持され、前記弾性リング部材を保持する保持溝が長手方向に複数並んで設けられた主軸と、前記基台フレームに支持され、前記主軸と共に前記弾性リング部材を保持する補助軸と、前記主軸に回転力を付与する回転力付与機構と、を備え、前記保持溝は、前記主軸の長手方向の一端側へ向かうに従って中心軸へ向けて傾斜した傾斜面と、前記傾斜面と対向する壁面と、を有し、前記補助軸は、長手方向の一端側に配置されるに従って前記主軸及び前記補助軸に掛けられた前記弾性リング部材に生ずる張力が小さくなるように前記主軸の中心軸に対して傾斜した外周面を有する、弾性リング部材の整列機が提供される。
【発明の効果】
【0009】
本発明のある態様によれば、回転付与機構で主軸を回転すると、主軸及び補助軸に掛けられた各弾性リング部材は、張力が小さくなるように長手方向の一端側へ向けて移動し、主軸の各保持溝に保持される。このとき、傾斜面を有する保持溝に保持された弾性リング部材の外側面は、一端側へ向けて傾斜する。このため、当該弾性リング部材に重なった弾性リング部材は、一端側へ移動され、いずれかの保持溝に保持された状態で整列される。
【0010】
このように、弾性リング部材の整列機は、弾性リング部材に振動を与える振動軸を振動させたり、整列時に振動軸を退避させたりする為の複雑な機構を用いることなく、弾性リング部材を整列することができるので、低コスト化が可能となる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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