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公開番号2025047862
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-03
出願番号2023156616
出願日2023-09-22
発明の名称原稿給送装置
出願人キヤノン電子株式会社
代理人
主分類B65H 3/56 20060101AFI20250327BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】本体内に原稿を取り込む時の原稿の斜行の発生を軽減することができる原稿給送装置を提供する。
【解決手段】複数の原稿からなる原稿束から原稿を引き抜いて搬送する給紙ローラ151と、給紙ローラ151とニップを作り前記原稿を1枚ずつに分離する分離手段と、原稿を給紙ローラ151に押し付けることにより原稿をニップまで搬送するピックアームユニット17と、複数のアーム支持部31を有するカム軸30と、を有し、ピックアームユニット17は、給紙ローラ151及び原稿に対し突出した搬送位置と給紙ローラ151及び原稿から離間した待機位置との間で移動することができ、複数のアーム支持部31は、ピックアームユニット17を支持しピックアームユニット17を待機位置に保持することを特徴とする。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
複数の原稿からなる原稿束から原稿を引き抜いて搬送する給紙ローラと、
前記給紙ローラとニップを作り前記原稿を1枚ずつに分離する分離手段と、
前記原稿を前記給紙ローラに押し付けることにより前記原稿を前記ニップまで搬送するピックアームユニットと、
複数のアーム支持部を有するカム軸と、
を有し、
前記ピックアームユニットは、前記給紙ローラ及び前記原稿に対し突出した搬送位置と前記給紙ローラ及び前記原稿から離間した待機位置との間で移動することができ、
前記複数のアーム支持部は、前記ピックアームユニットを支持し前記ピックアームユニットを前記待機位置に保持することを特徴とする原稿給送装置。
続きを表示(約 820 文字)【請求項2】
前記分離手段は、分離ホルダに回転可能に保持され、
前記分離ホルダは、回動可能に筐体に保持されることを特徴とする請求項1に記載の原稿給送装置。
【請求項3】
前記分離ホルダは、分離ホルダ保持部を備え、
前記カム軸は、前記分離ホルダ保持部を係止する分離ホルダ支持部を有し、前記分離手段を前記給紙ローラから離間させる方向に回動させることを特徴とする請求項2に記載の原稿給送装置。
【請求項4】
前記ピックアームユニットは、係合部を有し、
前記係合部は、前記分離ホルダと同軸で回動可能に前記筐体に設置されることを特徴とする請求項2に記載の原稿給送装置。
【請求項5】
前記ピックアームユニットは、前記複数のアーム支持部に支持される複数のアーム保持部を有し、
前記複数のアーム支持部は、それぞれが回動軸を中心に回動可能であり原稿幅方向に並んで設けられ、前記原稿幅方向に対し最も離れた位置にある前記複数のアーム支持部と前記複数のアーム保持部の接点同士の前記原稿幅方向の距離がニップ幅よりも大きいことを特徴とする請求項1に記載の原稿給送装置。
【請求項6】
前記複数のアーム保持部は、前記回動軸と同心の円弧形状になっている円弧部を有することを特徴とする請求項5に記載の原稿給送装置。
【請求項7】
前記ピックアームユニットを前記給紙ローラに押し付ける押圧力を発生させる付勢部材を前記原稿幅方向に複数配置し、複数の前記付勢部材の内、最も遠い付勢部材同士の前記原稿幅方向の距離が前記ニップ幅よりも大きいことを特徴とする請求項5に記載の原稿給送装置。
【請求項8】
前記回動軸は、前記待機位置の前記ピックアームユニットよりも前記原稿の搬送経路から離れた位置にあることを特徴とする請求項5に記載の原稿給送装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は主に原稿給送装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
プリンタやスキャナ等に搭載される原稿給送装置のなかには、昇降するピックアームによって、回転する給紙ローラに原稿を押し付け、装置内に取り込む装置がある。(特許文献1参照)
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2012-101905号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1によれば、図12に示すようにピックアーム90を昇降するカム91がピックアームの原稿幅方向(図12(c)における横方向)の一方側に設けられている。そのためピックアームの昇降時にピックアームが傾き、それにより、ピックアームに設けられたピックコロ92の給紙ローラ93への押圧力が左右で異なり、原稿が斜行することがあった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記を鑑み、本発明に係る原稿給送装置は、
複数の原稿からなる原稿束から原稿を引き抜いて搬送する給紙ローラと、
前記給紙ローラとニップを作り前記原稿を1枚ずつに分離する分離手段と、
前記原稿を前記給紙ローラに押し付けることにより前記原稿を前記ニップまで搬送するピックアームユニットと、
複数のアーム支持部を有するカム軸と、
を有し、
前記ピックアームユニットは、前記給紙ローラ及び前記原稿に対し突出した搬送位置と前記給紙ローラ及び前記原稿から離間した待機位置との間で移動することができ、
前記複数のアーム支持部は、前記ピックアームユニットを支持し前記ピックアームユニットを前記待機位置に保持することを特徴とする。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、本体内に原稿を取り込む時の原稿の斜行の発生を軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
原稿給送装置の構成例を示す図。
原稿給送装置のシステム構成を示すブロック図。
原稿の画像読取を実行するための方法を示すフローチャート。
取り込み口およびその周辺部の斜視図。
取り込み口およびその周辺部の分解図。
取り込み口およびその周辺部の内部構造を示す側面模式図(装置の初期状態)。
取り込み口およびその周辺部の内部構造を示す側面模式図。
取り込み口およびその周辺部の内部構造を示す側面模式図。
取り込み口およびその周辺部の内部構造を示す側面模式図。
取り込み口およびその周辺部の内部構造を示す側面模式図(原稿Shの取り込みを完了した状態)。
取り込み口におけるローラ幅のバリエーションを示す模式図。
先行技術の構成を表す模式図。
【発明を実施するための形態】
【0008】
<メカ全体構成>
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。なお、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものでなく、また実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明に必須のものとは限らない。実施形態で説明されている複数の特徴のうち二つ以上の特徴が任意に組み合わされてもよい。
【0009】
<実施形態>
図1は、本実施形態に係る原稿給送装置1の構成例を示す。原稿給送装置1は、画像読取の対象となる原稿Shを装置本体(筐体10の内部)内に取り込み、取り込まれた原稿Shの画像を読み取る。画像の読み取りが完了した原稿Shは排出口11から排出トレイ12上に排出され、原稿Shが2枚以上の場合、それらは排出トレイ12上に積載される。
【0010】
ここで、原稿Shはシート状の部材(典型的には紙材等)であり、原稿Shの一方面及び他方面には画像が形成されている。画像の概念には、文字、記号、図形、写真等、視認可能なものの他、それあるいはそれらの周辺ないしそれらの間のスペースも含まれる。
(【0011】以降は省略されています)

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