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公開番号
2025050504
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-04
出願番号
2023159336
出願日
2023-09-25
発明の名称
サーバ装置、サーバ装置の制御方法及びプログラム
出願人
日本電気株式会社
代理人
個人
主分類
G06Q
50/163 20240101AFI20250328BHJP(計算;計数)
要約
【課題】複数のテナントが入居するマルチテナントビルのZEB(Net Zero Energy Building)達成に寄与する、サーバ装置を提供する。
【解決手段】サーバ装置は、ポイント制御手段と、ZEB貢献制御手段と、を備える。ポイント制御手段は、マルチテナントビルのテナントに勤務する社員の行動が、マルチテナントビルの省エネルギーに寄与する場合、当該社員の行動に応じたポイントを当該社員に付与する。ZEB貢献制御手段は、テナントごとに、各テナントそれぞれのマルチテナントビルのZEB(Net Zero Energy Building)に対する貢献を示すZEB貢献ポイントを算出する。ZEB貢献制御手段は、各テナントに勤務する社員に付与されたポイントの合計値を計算することで、各テナントのZEB貢献ポイントを計算する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
マルチテナントビルのテナントに勤務する社員の行動が、前記マルチテナントビルの省エネルギーに寄与する場合、前記社員の行動に応じたポイントを前記社員に付与する、ポイント制御手段と、
テナントごとに、各テナントに勤務する社員に付与された前記ポイントの合計値を計算することで、各テナントそれぞれの前記マルチテナントビルのZEB(Net Zero Energy Building)に対する貢献を示すZEB貢献ポイントを算出する、ZEB貢献制御手段と、
を備える、サーバ装置。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記ZEB貢献制御手段は、所定期間における、前記マルチテナントビルのZEBが達成された場合、前記ZEB貢献ポイントを算出する、請求項1に記載のサーバ装置。
【請求項3】
前記ZEB貢献制御手段は、前記テナントごとの前記ZEB貢献ポイントを外部に出力する、請求項2に記載のサーバ装置。
【請求項4】
前記ZEB貢献制御手段は、前記ZEB貢献ポイントに応じた特典を各テナントに付与する、請求項3に記載のサーバ装置。
【請求項5】
前記ZEB貢献制御手段は、前記所定期間における、前記マルチテナントビルの再生可能エネルギーによる発電量と前記マルチテナントビルの各テナントの消費電力の電力収支を計算し、前記計算された電力収支がプラス又はゼロである場合、前記ZEBが達成されたと判定する、請求項4に記載のサーバ装置。
【請求項6】
前記テナントに設置されたカメラから得られる画像データに基づいて、前記社員がとった行動に関する行動情報を取得し、前記取得した行動情報をデータベースに記憶する、行動履歴制御手段をさらに備え、
前記ポイント制御手段は、前記データベースに記憶された行動情報を用いて前記社員の行動が前記マルチテナントビルの省エネルギーに寄与するか否か判定する、請求項5に記載のサーバ装置。
【請求項7】
前記社員が使用する端末から、前記社員がとった行動に関する行動情報を取得し、前記取得した行動情報をデータベースに記憶する、行動履歴制御手段をさらに備え、
前記ポイント制御手段は、前記データベースに記憶された行動情報を用いて前記社員の行動が前記マルチテナントビルの省エネルギーに寄与するか否か判定する、請求項5に記載のサーバ装置。
【請求項8】
サーバ装置において、
マルチテナントビルのテナントに勤務する社員の行動が、前記マルチテナントビルの省エネルギーに寄与する場合、前記社員の行動に応じたポイントを前記社員に付与し、
テナントごとに、各テナントに勤務する社員に付与された前記ポイントの合計値を計算することで、各テナントそれぞれの前記マルチテナントビルのZEB(Net Zero Energy Building)に対する貢献を示すZEB貢献ポイントを算出する、サーバ装置の制御方法。
【請求項9】
サーバ装置に搭載されたコンピュータに、
マルチテナントビルのテナントに勤務する社員の行動が、前記マルチテナントビルの省エネルギーに寄与する場合、前記社員の行動に応じたポイントを前記社員に付与する処理と、
テナントごとに、各テナントに勤務する社員に付与された前記ポイントの合計値を計算することで、各テナントそれぞれの前記マルチテナントビルのZEB(Net Zero Energy Building)に対する貢献を示すZEB貢献ポイントを算出する処理と、
を実行させるためのプログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、サーバ装置、サーバ装置の制御方法及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
利用者の省エネ行動を支援する技術が存在する。
【0003】
例えば、特許文献1には、省エネ行動に対してユーザのモチベーションを向上させ得る省エネ行動支援システムを提案する、と記載されている。特許文献1のシステムは、負荷機器の消費エネルギー量の削減を目的とする省エネ行動を実施したユーザにインセンティブを還元する省エネ行動支援システムである。当該システムは、省エネアプリケーションと、計測制御装置と、行動ログ登録参照部と、還元先推測部と、還元量算出部と、を備える。省エネアプリケーションは、負荷機器を操作し、エネルギー消費状況を表示するためのアプリケーションである。計測制御装置は、負荷機器の消費エネルギー量を計測するとともに負荷機器が操作された場合の操作内容に応じて負荷機器の動作を制御する。行動ログ登録参照部は、省エネアプリケーションによる操作内容と操作したユーザとを対応付けて行動ログとして管理する。還元先推測部は、行動ログを参照して省エネ行動を示す操作内容を抽出し、抽出した操作内容に対応付けられたユーザを、省エネ行動を実施したユーザとして推測する。還元量算出部は、還元先推測部により推測されたユーザにインセンティブを還元する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2015-143914号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に開示されたように、省エネルギーを推進することは重要である。民間における省エネルギー活動を促進するため、ZEB(Net Zero Energy Building)を達成した事業者に補助金が支給される制度が存在する。
【0006】
複数のテナントが入居するテナントビルにもZEBの促進が期待されるが、テナントビルのオーナー(ビルの開発者)とビルの利用者(入居者)が異なるため、ZEB達成に向けた意思統一が困難なことがある。即ち、テナント(ビルの利用者)にとってZEBが達成されたことによる直接的なメリットがないため、ZEB活動に対する利用者の理解が得られないこともある。
【0007】
本発明は、複数のテナントが入居するマルチテナントビルのZEB達成に寄与する、サーバ装置、サーバ装置の制御方法及びプログラムを提供することを主たる目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の第1の視点によれば、マルチテナントビルのテナントに勤務する社員の行動が、前記マルチテナントビルの省エネルギーに寄与する場合、前記社員の行動に応じたポイントを前記社員に付与する、ポイント制御手段と、テナントごとに、各テナントに勤務する社員に付与された前記ポイントの合計値を計算することで、各テナントそれぞれの前記マルチテナントビルのZEB(Net Zero Energy Building)に対する貢献を示すZEB貢献ポイントを算出する、ZEB貢献制御手段と、を備える、サーバ装置が提供される。
【0009】
本発明の第2の視点によれば、サーバ装置において、マルチテナントビルのテナントに勤務する社員の行動が、前記マルチテナントビルの省エネルギーに寄与する場合、前記社員の行動に応じたポイントを前記社員に付与し、テナントごとに、各テナントに勤務する社員に付与された前記ポイントの合計値を計算することで、各テナントそれぞれの前記マルチテナントビルのZEB(Net Zero Energy Building)に対する貢献を示すZEB貢献ポイントを算出する、サーバ装置の制御方法が提供される。
【0010】
本発明の第3の視点によれば、サーバ装置に搭載されたコンピュータに、マルチテナントビルのテナントに勤務する社員の行動が、前記マルチテナントビルの省エネルギーに寄与する場合、前記社員の行動に応じたポイントを前記社員に付与する処理と、テナントごとに、各テナントに勤務する社員に付与された前記ポイントの合計値を計算することで、各テナントそれぞれの前記マルチテナントビルのZEB(Net Zero Energy Building)に対する貢献を示すZEB貢献ポイントを算出する処理と、を実行させるためのプログラムが提供される。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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