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公開番号
2025050343
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-04
出願番号
2023159074
出願日
2023-09-22
発明の名称
部品用容器
出願人
大日本印刷株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
B23P
19/00 20060101AFI20250327BHJP(工作機械;他に分類されない金属加工)
要約
【課題】溶融した樹脂が内部に混入することを抑制することが可能な、部品用容器を提供する。
【解決手段】部品用容器10Aの本体10は、第1容器部材20と、第2容器部材40とを有している。第1容器部材20は、第1表面部分21と、第1表面部分21の周囲に設けられた第1側壁部分22とを含んでいる。第2容器部材40は、第2表面部分41と、第2表面部分41の周囲に設けられた第2側壁部分42とを含んでいる。第1側壁部分22は、第1先端面27と、第1先端面27よりも外側に位置する第1突出面28とを含んでいる。第2側壁部分42は、第2先端面47と、第2先端面47よりも内側に位置する第2突出面48とを含んでいる。第1突出面28に、内側寄りに位置するとともに、第1突出面28から第2先端面47に向かう側に突出する第1突起部29が形成されている。
【選択図】図9
特許請求の範囲
【請求項1】
多数のチップ部品を収納する部品用容器において、
本体開口を有する本体と、
前記本体に対してスライド可能であるとともに、前記本体開口を開閉するシャッターとを備え、
前記本体は、第1容器部材と、前記第1容器部材に組み付けられる第2容器部材とを有し、
前記第1容器部材は、第1表面部分と、第1表面部分の周囲に設けられ、前記第1表面部分から前記第2容器部材に向かう側に突出する第1側壁部分とを含み、
前記第2容器部材は、前記第1表面部分の反対側に位置する第2表面部分と、第2表面部分の周囲に設けられ、前記第2表面部分から前記第1表面部分に向かう側に突出する第2側壁部分とを含み、
前記第1側壁部分は、前記第2側壁部分に対面する第1先端面と、前記第1先端面よりも外側に位置するとともに、前記第1先端面よりも前記第2表面部分側に位置する第1突出面とを含み、
前記第2側壁部分は、前記第1突出面に対面する第2先端面と、前記第2先端面よりも内側に位置するとともに、前記第2先端面よりも前記第1表面部分側に位置する第2突出面とを含み、
前記第1突出面に、内側寄りに位置するとともに、前記第1突出面から前記第2先端面に向かう側に突出する第1突起部が形成されている、部品用容器。
続きを表示(約 660 文字)
【請求項2】
前記第1側壁部分の高さは、前記第2側壁部分の高さよりも低い、請求項1に記載の部品用容器。
【請求項3】
前記第1側壁部分の高さは、0.6mm以上3.0mm以下である、請求項1に記載の部品用容器。
【請求項4】
前記第1容器部材は、前記第1側壁部分の内側に設けられ、前記第1表面部分から前記第2容器部材に向かう側に突出する第1内壁部分を更に含み、
前記第2容器部材は、前記第2側壁部分の内側に設けられ、前記第2表面部分から前記第1容器部材に向かう側に突出する第2内壁部分を更に含み、
前記第1内壁部分は、前記第2内壁部分に対面する第3先端面と、前記第3先端面よりも外側に位置するとともに、前記第3先端面よりも前記第2表面部分側に位置する第3突出面とを含み、
前記第2内壁部分は、前記第3突出面に対面する第4先端面と、前記第4先端面よりも内側に位置するとともに、前記第4先端面よりも前記第1表面部分側に位置する第4突出面とを含み、
前記第3突出面に、内側寄りに位置するとともに、前記第3突出面から前記第4先端面に向かう側に突出する第2突起部が形成されている、請求項1に記載の部品用容器。
【請求項5】
前記第1内壁部分の高さは、前記第2内壁部分の高さよりも低い、請求項4に記載の部品用容器。
【請求項6】
前記第1内壁部分の高さは、0.6mm以上3.0mm以下である、請求項4に記載の部品用容器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、部品用容器に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
セラミックコンデンサ等のチップ部品(電子部品)を収納する包装体が知られている(例えば、特許文献1)。特許文献1には、部品成形時の反りや二次工程で発生する反りが発生しても高品質な超音波溶着を実現できるケース(部品用容器)が開示されている。超音波溶着では、一方の部品に形成されるダイレクタを他方の部品に当接した状態で、ダイレクタが形成される側の部品の直上より超音波溶着装置のホーンを押し当てて超音波振動をダイレクタに伝達し、ダイレクタを溶融させることで2部品間の接合が行われる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-63520号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、2つの部品同士を超音波溶着する場合、溶融したダイレクタの一部から、バリが発生する可能性がある。このように、バリが発生した場合、バリが、部品用容器の内部に混入してしまうおそれがある。このため、溶融した樹脂が内部に混入することを抑制できる部品用容器が求められている。
【0005】
本開示はこのような点を考慮してなされたものであり、溶融した樹脂が内部に混入することを抑制することが可能な、部品用容器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の実施の形態は、以下の[1]~[6]に関する。
【0007】
[1]
多数のチップ部品を収納する部品用容器において、
本体開口を有する本体と、
前記本体に対してスライド可能であるとともに、前記本体開口を開閉するシャッターとを備え、
前記本体は、第1容器部材と、前記第1容器部材に組み付けられる第2容器部材とを有し、
前記第1容器部材は、第1表面部分と、第1表面部分の周囲に設けられ、前記第1表面部分から前記第2容器部材に向かう側に突出する第1側壁部分とを含み、
前記第2容器部材は、前記第1表面部分の反対側に位置する第2表面部分と、第2表面部分の周囲に設けられ、前記第2表面部分から前記第1表面部分に向かう側に突出する第2側壁部分とを含み、
前記第1側壁部分は、前記第2側壁部分に対面する第1先端面と、前記第1先端面よりも外側に位置するとともに、前記第1先端面よりも前記第2表面部分側に位置する第1突出面とを含み、
前記第2側壁部分は、前記第1突出面に対面する第2先端面と、前記第2先端面よりも内側に位置するとともに、前記第2先端面よりも前記第1表面部分側に位置する第2突出面とを含み、
前記第1突出面に、内側寄りに位置するとともに、前記第1突出面から前記第2先端面に向かう側に突出する第1突起部が形成されている、部品用容器。
【0008】
[2]
前記第1側壁部分の高さは、前記第2側壁部分の高さよりも低い、[1]に記載の部品用容器。
【0009】
[3]
前記第1側壁部分の高さは、0.6mm以上3.0mm以下である、[1]又は[2]に記載の部品用容器。
【0010】
[4]
前記第1容器部材は、前記第1側壁部分の内側に設けられ、前記第1表面部分から前記第2容器部材に向かう側に突出する第1内壁部分を更に含み、
前記第2容器部材は、前記第2側壁部分の内側に設けられ、前記第2表面部分から前記第1容器部材に向かう側に突出する第2内壁部分を更に含み、
前記第1内壁部分は、前記第2内壁部分に対面する第3先端面と、前記第3先端面よりも外側に位置するとともに、前記第3先端面よりも前記第2表面部分側に位置する第3突出面とを含み、
前記第2内壁部分は、前記第3突出面に対面する第4先端面と、前記第4先端面よりも内側に位置するとともに、前記第4先端面よりも前記第1表面部分側に位置する第4突出面とを含み、
前記第3突出面に、内側寄りに位置するとともに、前記第3突出面から前記第4先端面に向かう側に突出する第2突起部が形成されている、[1]乃至[3]のいずれか一つに記載の部品用容器。
(【0011】以降は省略されています)
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