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10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025049926
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-04
出願番号2023158441
出願日2023-09-22
発明の名称乾燥装置
出願人京セラドキュメントソリューションズ株式会社
代理人個人
主分類B41J 29/377 20060101AFI20250327BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】ヒーターユニットの下方の加熱空間とケーシング内の空間とを確実に遮断できる乾燥装置を提供する。
【解決手段】乾燥装置は、画像が形成された媒体を搬送しながら高温環境下で乾燥する乾燥装置であって、前記媒体を支持して所定の搬送方向に搬送する搬送ユニットと、前記搬送ユニットの上方に配置されて搬送される前記媒体に高温の空気を吹き付けるヒーターユニット21と、前記ヒーターユニット21が収容されるケーシング23と、前記ケーシング23に設けられて、前記ヒーターユニット21を昇降可能に支持する昇降機構と、前記ヒーターユニット21の下降時に該ヒーターユニット21に当接して、前記ヒーターユニット21の下方の加熱空間S2と前記ケーシングの内部空間S1とを遮断する閉止部材51Aと、を備え、前記閉止部材51Aは、前記ヒーターユニット21の昇降に応じて所定の範囲内を昇降可能である。
【選択図】図5B
特許請求の範囲【請求項1】
画像が形成された媒体を搬送しながら高温環境下で乾燥する乾燥装置であって、
前記媒体を支持して所定の搬送方向に搬送する搬送ユニットと、
前記搬送ユニットの上方に配置されて搬送される前記媒体に高温の空気を吹き付けるヒーターユニットと、
前記ヒーターユニットが収容されるケーシングと、
前記ケーシングに設けられて、前記ヒーターユニットを昇降可能に支持する昇降機構と、
前記ヒーターユニットの下降時に該ヒーターユニットに当接して、前記ヒーターユニットの下方の加熱空間と前記ケーシングの内部空間とを遮断する閉止部材と、を備え、
前記閉止部材は、前記ヒーターユニットの昇降に応じて所定の範囲内を昇降可能であることを特徴とする乾燥装置。
続きを表示(約 190 文字)【請求項2】
前記閉止部材は、付勢部材によって上下方向に移動可能に前記ケーシングに支持されていることを特徴とする請求項1に記載の乾燥装置。
【請求項3】
前記ヒーターユニットは隣接して複数個設けられ、
前記閉止部材は、前記ヒーターユニットと前記ケーシングとの間、及び、隣接する前記ヒーターユニット間に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の乾燥装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、画像が形成された記録媒体を搬送しながら高温環境下で乾燥する乾燥装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
インクジェット式の画像形成装置を含む画像形成システムには、記録媒体にインクによって形成された画像を乾燥する乾燥装置が備えられている。乾燥装置は、インクジェット方式によって画像が形成された媒体を搬送する搬送ユニットと、搬送ユニットによって搬送される媒体を乾燥させるヒーターユニットと、を備えている。
【0003】
ヒーターユニットは、一般に、複数個の赤外線ヒーターと、各赤外線ヒーターから放射される赤外線を反射する反射板と、ファンと、を有している。赤外線ヒーター及び反射板は、下面が開口したケーシングに収容されている。赤外線ヒーター43から放射された赤外線は反射板によって反射して、下方に向けて照射される。ファンは、ケーシングの天面に支持されて、取り込んだ空気を下方に向けて吹き出す。
【0004】
このような乾燥装置において、搬送ユニットで搬送される記録媒体が紙詰まりした場合には、特許文献1に記載されているように、乾燥装置の加熱部(ヒーターユニットに対応)の駆動が停止される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2022-148189号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
また、搬送ユニットで搬送される記録媒体の紙詰まりを処理するために、ヒーターユニットが昇降可能に設けられる場合もある。この場合、ヒーターユニットは、下面が開口したケーシングに収容され、ケーシングに支持された昇降機構によって昇降する。紙詰まり処理時には、ヒーターユニットが昇降機構によって上昇して、ヒーターユニットと搬送ユニットとの間に、詰まった紙を取り除くための空間が形成される。
【0007】
ヒーターユニットの下方は、加熱された空気によって温度が上昇している加熱空間である。この加熱空間内の加熱された空気がケーシングの内部に入ると、ケーシングの内部も加熱される。すると、ケーシングに支持されている昇降機構を構成する部品が高温にさらされ、耐熱性の低い部品等が損傷する場合がある。
【0008】
このため、ヒーターユニットの下降時にヒーターユニットに当接するスポンジを設けて、ヒーターユニットの下方の加熱空間とケーシング内の空間とを遮断する対策が取られることがある。しかし、ヒーターユニット下降時の位置がばらついたり、スポンジが変形してしまったりした場合は、空間を遮断する効果が低減してしまう。
【0009】
そこで、本発明は上記事情を考慮し、ヒーターユニットの下方の加熱空間とケーシング内の空間とを確実に遮断できる乾燥装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記目的を達成するため、本発明の乾燥装置は、画像が形成された媒体を搬送しながら高温環境下で乾燥する乾燥装置であって、前記媒体を支持して所定の搬送方向に搬送する搬送ユニットと、前記搬送ユニットの上方に配置されて搬送される前記媒体に高温の空気を吹き付けるヒーターユニットと、前記ヒーターユニットが収容されるケーシングと、前記ケーシングに設けられて、前記ヒーターユニットを昇降可能に支持する昇降機構と、前記ヒーターユニットの下降時に該ヒーターユニットに当接して、前記ヒーターユニットの下方の加熱空間と前記ケーシングの内部空間とを遮断する閉止部材と、を備え、前記閉止部材は、前記ヒーターユニットの昇降に応じて所定の範囲内を昇降可能であることを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

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