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公開番号2025049773
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-04
出願番号2023158168
出願日2023-09-22
発明の名称情報処理システム、情報処理方法及びプログラム
出願人積水化学工業株式会社
代理人弁理士法人IPX
主分類G16H 10/00 20180101AFI20250327BHJP(特定の用途分野に特に適合した情報通信技術)
要約【課題】ユーザに対して認知機能の検査を受けるための支援をすることが可能な情報処理システム等を提供する。
【解決手段】本発明の一態様によれば、情報処理システムが提供される。この情報処理システムでは、次の各ステップがなされるようにプログラムを実行可能なプロセッサを備える。取得ステップでは、ユーザの認知機能に関する検査の結果を含む検査データを取得する。特定ステップでは、取得された検査データに基づいて、ユーザの認知機能レベルを特定する。第1の提示ステップでは、特定された認知機能レベルと理想レベルとの差分を把握可能な視覚情報を、ユーザに提示する。理想レベルは、ユーザにとって理想的と判断された認知機能レベルである。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
情報処理システムであって、
次の各ステップがなされるようにプログラムを実行可能なプロセッサを備え、
取得ステップでは、ユーザの認知機能に関する検査の結果を含む検査データを取得し、
特定ステップでは、取得された前記検査データに基づいて、前記ユーザの認知機能レベルを特定し、
第１の提示ステップでは、特定された前記認知機能レベルと理想レベルとの差分を把握可能な視覚情報を、前記ユーザに提示し、ここで前記理想レベルは、前記ユーザにとって理想的と判断された認知機能レベルである、システム。
続きを表示（約 980 文字）【請求項２】
請求項１に記載の情報処理システムにおいて、
前記特定ステップでは、予め設定されたデータベースに基づいて、前記理想レベルを前記認知機能レベルとともにさらに特定し、ここで前記データベースは、前記ユーザごとに、前記ユーザの属性と少なくとも１つの前記検査データとを関連付けて管理するように構成される、システム。
【請求項３】
請求項２に記載の情報処理システムにおいて、
前記属性は、年齢を含む、システム。
【請求項４】
請求項１に記載の情報処理システムにおいて、
前記視覚情報は、第１のキャラクタを含み、
前記第１の提示ステップでは、前記差分に応じた態様で前記第１のキャラクタを前記ユーザに提示する、システム。
【請求項５】
請求項１に記載の情報処理システムにおいて、
前記視覚情報は、第１のキャラクタを含み、
前記第１の提示ステップでは、前記認知機能レベルに応じた態様で前記第１のキャラクタを前記ユーザに提示する、システム。
【請求項６】
請求項１に記載の情報処理システムにおいて、
第２の提示ステップでは、前記検査の予定日が所定日数以内にある前記ユーザに対して、医療機関の受診を促すための情報を提示する、システム。
【請求項７】
請求項６に記載の情報処理システムにおいて、
第３の提示ステップでは、前記予定日を超過した前記ユーザに対して、超過日数に応じた態様で第２のキャラクタを変化させて提示する、システム。
【請求項８】
請求項７に記載の情報処理システムにおいて、
第４の提示ステップでは、前記検査を受けるための前記医療機関を示す情報を前記ユーザに対して提示し、ここで前記医療機関は、前記ユーザの個人情報に基づいて決定された機関である、システム。
【請求項９】
情報処理方法であって、
請求項１～８の何れか１つに記載の情報処理システムにおける各ステップを備える、方法。
【請求項１０】
プログラムであって、
コンピュータに、請求項１～８の何れか１つに記載の情報処理システムにおける各ステップを実行させる、プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、情報処理システム、情報処理方法及びプログラムに関する。
続きを表示（約 1,600 文字）【背景技術】
【０００２】
たとえば、特許文献１には、「簡便に且つ精度良く被評価者の認知機能の評価が可能な認知機能評価装置」が開示されている。認知機能評価装置１００は、所定の音節が繰り返されるフレーズを素早く発音することを指示する指示部１６０と、指示を受けた被評価者が発する音声を示す音声データを取得する取得部１１０と、取得部１１０が取得した音声データから特徴量を算出する算出部１２０と、算出部１２０が算出した特徴量から被評価者の認知機能を評価する評価部１３０と、評価部１３０が評価した評価結果を出力する出力部１４０とを備える。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０１９－０８３９０３号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
しかしながら、特許文献１を含む公知技術に係る機能には、未だ改善の余地がある。とりわけ、ユーザに対して認知機能の検査を受けるための支援をすることが可能な技術が望まれている。
【０００５】
本発明では上記事情に鑑み、ユーザに対して認知機能の検査を受けるための支援をすることが可能な情報処理システム等を提供することとした。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本発明の一態様によれば、情報処理システムが提供される。この情報処理システムでは、次の各ステップがなされるようにプログラムを実行可能なプロセッサを備える。取得ステップでは、ユーザの認知機能に関する検査の結果を含む検査データを取得する。特定ステップでは、取得された検査データに基づいて、ユーザの認知機能レベルを特定する。第１の提示ステップでは、特定された認知機能レベルと理想レベルとの差分を把握可能な視覚情報を、ユーザに提示する。理想レベルは、ユーザにとって理想的と判断された認知機能レベルである。
【０００７】
上記態様によれば、ユーザに対して認知機能の検査を受けるための支援をすることができる。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
情報処理システム１を表す構成図である。
情報処理装置２のハードウェア構成を示すブロック図である。
ユーザ端末３のハードウェア構成を示すブロック図である。
情報処理装置２の機能を示す機能ブロック図である。
情報処理システム１において実行される情報処理の流れの一例を示すアクティビティ図である。
ユーザ情報管理テーブルＴ１の概要図である。
ユーザ端末３の表示部３４に表示される検査の予約日をリマインドするリマインド画面５の一例を示している。
ユーザ端末３の表示部３４に表示される来院を促す通知画面６の一例を示している。
ユーザ端末３の表示部３４に表示される結果表示画面７の一例を示している。
ユーザ端末３の表示部３４に表示される予約リマインド画面８の一例を示している。
ユーザ端末３の表示部３４に表示される、医療機関の提示画面９の一例を示している。
【発明を実施するための形態】
【０００９】
以下、図面を用いて本発明の実施形態について説明する。以下に示す実施形態中で示した各種特徴事項は、互いに組み合わせ可能である。
【００１０】
ところで、本実施形態に登場するソフトウェアを実現するためのプログラムは、コンピュータが読み取り可能な非一時的な記録媒体（Ｎｏｎ－ＴｒａｎｓｉｔｏｒｙＣｏｍｐｕｔｅｒ－ＲｅａｄａｂｌｅＭｅｄｉｕｍ）として提供されてもよいし、外部のサーバからダウンロード可能に提供されてもよいし、外部のコンピュータで当該プログラムを起動させてクライアント端末でその機能を実現（いわゆるクラウドコンピューティング）するように提供されてもよい。
（【００１１】以降は省略されています）

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