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公開番号2024176149
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-19
出願番号2023094444
出願日2023-06-08
発明の名称ヘルスケアシステムおよびその方法
出願人ロゴスサイエンス株式会社
代理人
主分類G16H 20/70 20180101AFI20241212BHJP(特定の用途分野に特に適合した情報通信技術)
要約【課題】ヘルスケアシステムおよびその方法を提供する。
【解決手段】
利用者のバイタルデータを取得するデバイスと、
制御プログラムとメンタルヘルスのセルフケア/維持/改善/治療用の提供プログラムを記憶する記憶装置と、
制御プログラムによって、システムの動作を制御する制御部と、
を含むヘルスケアシステムであって、
前記デバイスからのバイタルデータから利用者のストレスレベルを導出し、
前記ストレスレベルに応じて、出力装置からの前記提供プログラムの出力方法、あるいは、前記提供プログラムの変更、を行うことを特徴とするヘルスケアシステム。
【選択図】図1

特許請求の範囲【請求項1】
利用者の状態を取得する手段と、
制御プログラムとメンタルヘルスのセルフケア/維持/改善/治療用の提供プログラムを記憶する記憶装置と、
制御プログラムによって、システムの動作を制御する制御部と、
を含むヘルスケアシステムであって、
前記手段からの利用者の状態を示すデータから利用者の利用者の状態のレベルを導出し、
前記レベルに応じて、出力装置からの前記提供プログラムの出力方法、あるいは、前記提供プログラムの変更、を行うことを特徴とするヘルスケアシステム。
続きを表示(約 470 文字)【請求項2】
前記利用者の状態のレベルがストレスレベルであり、バイタルデータの計測から算出されることを特徴とする請求項1のシステム。
【請求項3】
前記バイタルデータは、心拍、脈拍、歩行速度、活動量、呼吸音、のいずれかのバイタルデータである請求項2のシステム。
【請求項4】
利用者のバイタルデータをデバイスによって取得するデバイスと、
制御プログラムとメンタルヘルスのセルフケア/維持/改善/治療用の提供プログラムを記憶する記憶装置と、
制御プログラムによって、システムの動作を制御する制御部と、
を含むヘルスケアシステムにおいて、
前記制御プログラムが、
前記デバイスからバイタルデータを取得する工程と、
前記バイタルデータから利用者のストレスレベルを導出する工程と、
前記ストレスレベルに応じて、出力装置からの前記提供プログラムの出力方法、あるいは、前記提供プログラムの変更、する工程と、を実行する、
ヘルスケアシステムの制御方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明は、ヘルスケアシステムおよびその方法、特に、バイタルデータを用いたストレスレベルの推定を含むヘルスケアシステムおよびその方法である。
続きを表示(約 2,800 文字)【背景技術】
【0002】
近年、メンタルヘルス不調者の増加が社会問題となっており、コロナの流行以降、特に顕著になっている。また、スマートフォンやタブレット端末などの技術革新に伴い、これらのポータブルデバイスでストレス関連疾患を治療するための治療用アプリが開発されてきている(特許文献1)。
【0003】
また、これらのポータブルデバイス等の生体センサで取得された対象者の生体に関する生体データからストレス度合い算出し、可視化技術が知られている(特許文献2)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2022-137258号広報
特開2023-65808号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1の発明では、対象者のストレスレベルが高い場合は、スマホ等の出力(例えば、画面の輝度が高い)や、プログラムの内容(例えば、文章が多い)といった提供方法や提供内容によって、ユーザーに不快感を感じさせる場合がある。また特許文献2ではストレス状態を可視化する技術を開示したにすぎず、ストレス状態に応じて提供方法や提供内容を変更することは考慮されていない。
【課題を解決するための手段】
【0006】
(請求項1)
利用者のバイタルデータを取得するデバイスと、
制御プログラムとメンタルヘルスのセルフケア/維持/改善/治療用の提供プログラムを記憶する記憶装置と、
制御プログラムによって、システムの動作を制御する制御部と、
を含むヘルスケアシステムであって、
前記デバイスからのバイタルデータから利用者のストレスレベルを導出し、
前記ストレスレベルに応じて、出力装置からの前記提供プログラムの出力方法、あるいは、前記提供プログラムの変更、を行うことを特徴とするヘルスケアシステム。
(請求項2)
前記利用者の状態のレベルがストレスレベルであり、バイタルデータの計測から算出されることを特徴とする請求項1のシステム。
前記デバイスは常時駆動のパッシブな測定手段である請求項1のシステム。
(請求項3)
前記デバイスは、心拍、脈拍、歩行速度、活動量、呼吸音、のいずれかのバイタルデータである請求項2のシステム。
(請求項4)
前記デバイスは常時駆動のパッシブな測定手段である請求項2または請求項3のシステム。
(請求項5)
利用者のバイタルデータをデバイスによって取得するデバイスと、
制御プログラムとメンタルヘルスのセルフケア/維持/改善/治療用の提供プログラムを記憶する記憶装置と、
制御プログラムによって、システムの動作を制御する制御部と、
を含むヘルスケアシステムにおいて、
前記制御プログラムが、
前記デバイスからバイタルデータを取得する工程と、
前記バイタルデータから利用者のストレスレベルを導出する工程と、
前記ストレスレベルに応じて、出力装置からの前記提供プログラムの出力方法、あるいは、前記提供プログラムの変更、する工程と、を実行する、
ヘルスケアシステムの制御方法。
【発明の効果】
【0007】
本発明のヘルスケアシステムによれば、対象者のストレス状態に応じてヘルスケア用のワークやプログラムの提供方法や提供内容を修正することが可能となり、利用者が不快感を感じることなくそれらを利用し続けることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明のシステムを示す概念図である。
本発明の第1の実施例を示す図である。
本発明の第1の実施例のストレスレベルに応じたコンテンツの実施の可否の対応関係を示すテーブルである。
本発明の第2の実施例のストレスレベルに応じたコンテンツの実施の可否の対応関係を示すテーブルである。
本発明の第2の実施例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明はユーザに利用されるヘルスケアアプリのワーク(コンテンツ)をユーザの体調(たとえばストレス状態)の日毎、あるいは経時変化等での一時的な状況変化に応じて修正する技術を開示するものである。
(本発明のヘルスケアシステムの構成)
本発明の一実施形態として、PC、ノートパソコンや、典型的にはスマホやタブレットなどの利用者の情報処理端末にインストールされたプログラムを挙げる。情報処理端末110は、ヘルスケアプログラムを制御する制御装置101、記憶装置102、液晶モニタなどの表示装置103、タッチパネルやキーボードなどの入力装置104、外部ネットワークとの通信用の通信装置105、バイタルデータを測定する測定装置106等を備える。また、情報処理端末110とインターネットや無線接続あるいは優先接続などのネットワークであるネット120を介して、腕時計型、イヤホン型、バンド型、身体貼付型などのウェアラブル端末や、トイレなどに設置された血糖値測定装置、スマートミラーに搭載された撮像装置などの据え置き型測定器である測定装置116を情報処理端末に内蔵された測定装置106に代えて用いても良い。また、本実施例では情報処理端末にプログラムや必要なデータ等を情報処理端末110に収容してスタンドアローンで動作するシステムを例に挙げているが、ネット120を介してサーバ120と接続し、サーバ120と情報処理端末110のそれぞれにプログラムやデータを分散、あるいは、サーバ120にプログラムやデータを集約し、情報処理端末は単なる入出力装置として利用することも可能である。
【0010】
測定装置106の例としてはバイタルデータを測定できるデバイスが利用可能である。バイタルデータの例として以下に歩行速度と心拍数、通話の測定を例に挙げるがこれに限定されるものではなく、体温上昇、皮膚の電気抵抗の変化、血圧変化、血流量変化、睡眠時間、体重、歩数、活動量やその他の当業者に周知の様々なバイタルデータが本発明で利用できることは言うまでもない。また、バイタルデータの測定として、測定装置106が対象者が意識することなく測定可能なバイタルデータ、歩行速度や、対話の分析、トイレ利用時の血糖値測定、洗面所のスマートミラー内蔵撮像素子による心拍測定などのパッシブなデータであると特に都合が良い。さらに常時駆動として無意識状態の測定ができると都合がよい。
(【0011】以降は省略されています)

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