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公開番号2025001715
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-09
出願番号2023101345
出願日2023-06-21
発明の名称消費カロリー推定システム
出願人大和ハウス工業株式会社
代理人個人,個人
主分類G16H 20/00 20180101AFI20241226BHJP(特定の用途分野に特に適合した情報通信技術)
要約【課題】建物内において対象者の消費カロリーを簡易に推定できる消費カロリー推定システムを提供する。
【解決手段】対象者が使用する住宅1に設けられた複数の家電の利用状況を検出可能な電力センサ110と、住宅1において実施される家事に関する複数の家電群(カテゴリ)の何れかに複数の家電が含まれるか記憶し、電力センサ110により検出された家電の利用状況に応じて、家事の実施を推測すると共に、推測された家事の実施に関する消費カロリーを算出するサーバ120と、を具備する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
対象者が使用する建物に設けられた複数の設備の利用状況を検出可能な検出部と、
前記建物において実施される家事に関する複数のカテゴリの何れかに複数の前記設備が含まれるか記憶する記憶部と、
前記検出部により検出された前記設備の利用状況に応じて、前記家事の実施を推測すると共に、推測された前記家事の実施に関する消費カロリーを算出する推測部と、
を具備する、
消費カロリー推定システム。
続きを表示(約 700 文字)【請求項2】
前記推測部は、
所定のタイミングで、同一の前記カテゴリに含まれる複数の前記設備のうち、2つ以上の前記設備が利用された場合に、当該カテゴリに対応する前記家事の実施を推測する、
請求項1に記載の消費カロリー推定システム。
【請求項3】
前記推測部は、
前記設備の利用状況に応じて、前記家事が実施された期間を推測し、
推測した前記期間を用いて前記消費カロリーを算出する、
請求項1に記載の消費カロリー推定システム。
【請求項4】
前記推測部は、
同一の前記カテゴリに含まれる複数の前記設備のうち、何れかの前記設備の第一の利用が検出された後、何れの前記設備の利用も検出されない期間を挟んで、何れかの前記設備の第二の利用が検出された場合において、前記期間が所定の第一期間よりも短い場合、前記第一の利用から前記第二の利用までの期間に亘って、前記家事が実施されていると推測する、
請求項3に記載の消費カロリー推定システム。
【請求項5】
前記推測部は、
前記第二の利用の後、何れの前記設備の利用も検出されない期間が所定の第二期間よりも長い場合、前記第二の利用の後に前記家事の実施が終了したと推測する、
請求項4に記載の消費カロリー推定システム。
【請求項6】
前記推測部は、
前記算出した消費カロリーに対して、利用された前記設備の組み合わせに応じた増減割合を乗じて第二の消費カロリーを算出可能である、
請求項1に記載の消費カロリー推定システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、対象者の消費カロリーを推定する消費カロリー推定システムの技術に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)【背景技術】
【0002】
従来、対象者の状態を推定するシステムの技術が公知となっている。例えば、特許文献1に記載の如くである。
【0003】
特許文献1に記載のシステムは、対象者に取り付けられている測定部から当該対象者の動作に関する測定データを取得し、取得した前記測定データ及び所定の評価指標に基づいて、対象者の運動器機能(状態)を評価できる。
【0004】
しかし、前記システムにおいては、測定部が対象者に常時取り付けられている必要があるため、特に対象者の住宅内では煩わしいという課題がある。また前記システムにおいては、対象者の運動器機能を評価できるものの、対象者の運動量を評価できない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2023-051835号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は以上の如き状況に鑑みてなされたものであり、その解決しようとする課題は、建物内において対象者の消費カロリーを簡易に推定可能な消費カロリー推定システムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
【0008】
即ち、請求項1においては、対象者が使用する建物に設けられた複数の設備の利用状況を検出可能な検出部と、前記建物において実施される家事に関する複数のカテゴリの何れかに複数の前記設備が含まれるか記憶する記憶部と、前記検出部により検出された前記設備の利用状況に応じて、前記家事の実施を推測すると共に、推測された前記家事の実施に関する消費カロリーを算出する推測部と、を具備するものである。
【0009】
請求項2においては、前記推測部は、所定のタイミングで、同一の前記カテゴリに含まれる複数の前記設備のうち、2つ以上の前記設備が利用された場合に、当該カテゴリに対応する前記家事の実施を推測するものである。
【0010】
請求項3においては、前記推測部は、前記設備の利用状況に応じて、前記家事が実施された期間を推測し、推測した前記期間を用いて前記消費カロリーを算出するものである。
(【0011】以降は省略されています)

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