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公開番号
2025048719
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-03
出願番号
2024085657
出願日
2024-05-27
発明の名称
画像形成システム、サーバ装置、および画像形成装置
出願人
キヤノン株式会社
代理人
弁理士法人大塚国際特許事務所
主分類
H04N
1/00 20060101AFI20250326BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】シート種別に応じた適切な画像形成条件を画像形成装置に使用させる。
【解決手段】画像形成装置はシートの種別情報を含むリクエスト信号をサーバ装置に送信する。サーバ装置は、シートの種別がサーバ装置にとって特定の種別と同一であるかどうかを判定し、応答信号を送信する。特定の種別とは、サブスクリプション契約によりサービス提供者からユーザに対して配送されるシートの種別である。シートの種別が特定の種別と同一である場合、特定の種別のために予め用意された第二画像形成条件で画像形成を実行することを示す応答信号が作成される。画像形成装置は応答信号にしたがってシートに画像を形成する。
【選択図】図7
特許請求の範囲
【請求項1】
シートに画像を形成する画像形成装置と、前記画像形成装置に対してネットワークを介して接続されたサーバ装置と、を有する画像形成システムであって、
前記画像形成装置は、
前記シートの種別に応じた第一画像形成条件を選択する選択手段と、
前記シートの種別を示す種別情報を含むリクエスト信号を前記サーバ装置に送信する第一送信手段と、
前記リクエスト信号に対応する応答信号を受信する第一受信手段と、
前記シートに画像を形成する画像形成手段と、を有し、
前記サーバ装置は、
前記リクエスト信号を前記画像形成装置から受信する第二受信手段と、
前記リクエスト信号に基づく前記シートの種別が、サブスクリプション契約によりサービス提供者からユーザに対して配送されるシートの種別である特定の種別と同一であるかどうかを判定する判定手段と、
前記リクエスト信号に基づく前記シートの種別が前記特定の種別と同一である場合、前記特定の種別のために予め用意された第二画像形成条件で画像形成を実行することを指定する前記応答信号を作成し、当該応答信号を前記画像形成装置に送信する第二送信手段と、
を有し、
前記画像形成手段は、前記応答信号に基づき、前記第一画像形成条件、または、前記第二画像形成条件にしたがって、前記シートに画像を形成する、画像形成システム。
続きを表示(約 1,800 文字)
【請求項2】
前記第二送信手段は、前記リクエスト信号に基づく前記シートの種別が前記特定の種別と同一でない場合、前記第一画像形成条件で画像形成を実行することを指定する前記応答信号を作成し、当該応答信号を前記画像形成装置に送信する、請求項1に記載の画像形成システム。
【請求項3】
前記サーバ装置は、さらに、
前記特定の種別を示す種別情報と、前記種別情報に関連付けられた前記第二画像形成条件と、を記憶する記憶手段を有し、
前記判定手段は、前記リクエスト信号に含まれる種別情報と前記記憶手段に記憶されている種別情報とが一致するかどうかを判定するように構成されており、
前記第二送信手段は、前記リクエスト信号に含まれる種別情報と前記記憶手段に記憶されている種別情報とが一致すると、前記リクエスト信号に含まれる種別情報に対応する前記第二画像形成条件を前記記憶手段から読み出し、当該第二画像形成条件を、前記応答信号を通じて、前記画像形成装置へ送信する、請求項1に記載の画像形成システム。
【請求項4】
前記記憶手段は、前記ユーザの識別情報と関連付けて、前記特定の種別を示す種別情報を記憶している、請求項3に記載の画像形成システム。
【請求項5】
前記記憶手段は、前記画像形成装置の識別情報と関連付けて、前記特定の種別を示す種別情報を記憶している、請求項3に記載の画像形成システム。
【請求項6】
前記画像形成装置は、さらに、
ユーザにより指定される前記シートの種別を示す前記種別情報を受け付ける受付手段を有し、
前記第一送信手段は、前記受付手段により受け付けられた前記種別情報を前記リクエスト信号により前記サーバ装置へ送信するように構成されている、請求項1に記載の画像形成システム。
【請求項7】
前記受付手段は、前記ユーザの入力操作を受け付ける入力手段である、請求項6に記載の画像形成システム。
【請求項8】
前記受付手段は、前記ユーザの無線通信端末から送信される前記種別情報を受信するように構成されている、請求項6に記載の画像形成システム。
【請求項9】
前記画像形成装置は、さらに、
前記シートを収容する積載手段と、
前記積載手段に積載されている前記シートを前記画像形成手段に搬送する搬送手段と、
前記シートの種別を検知する検知手段と、を有し、
前記第一送信手段は、前記検知手段により検知された前記種別を示す前記種別情報を前記リクエスト信号により前記サーバ装置へ送信するように構成されている、請求項1に記載の画像形成システム。
【請求項10】
前記画像形成装置は、さらに、
前記シートを収容する積載手段と、
前記積載手段に積載されている前記シートを前記画像形成手段に搬送する搬送手段と、
前記画像形成手段により画像を形成されたシートの枚数を取得する取得手段と、
前記取得手段により取得された前記枚数を前記サーバ装置に通知する通知手段と、を有し、
前記第一送信手段は、前記積載手段に積載されている前記シートの種別を示す前記種別情報を前記リクエスト信号により前記サーバ装置へ送信するように構成されており、
前記サーバ装置は、
前記通知手段により通知される前記枚数に基づき、前記サブスクリプション契約により前記サービス提供者から前記ユーザに対して配送された前記シートの残数を監視する監視手段をさらに有し、
前記サーバ装置の前記第二送信手段は、
前記リクエスト信号に基づく前記シートの種別が前記特定の種別と同一であり、かつ、前記シートの残数が閾値を超えている場合、前記第二画像形成条件を使用することを指定する前記応答信号を作成し、
前記リクエスト信号に基づく前記シートの種別が前記特定の種別と同一であり、かつ、前記シートの残数が前記閾値以下である場合、前記第一画像形成条件を使用することを指定する前記応答信号を作成し、当該応答信号を前記画像形成装置に送信する、ように構成されている、請求項1に記載の画像形成システム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、画像形成システム、サーバ装置、および画像形成装置に関するものである。
続きを表示(約 3,100 文字)
【背景技術】
【0002】
画像形成装置に適切となる制御パラメータはシート表面の凹凸および透過性に依存して異なることがある。特許文献1によれば、シート表面の凹凸、透過性および端部の影を光学的に検出し、検出結果に応じて搬送速度、定着温度、および転写条件を制御する画像形成装置が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2003-091110号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
市場には様々な種別のシートが普及している。一般に普通紙と呼ばれるシートであっても、メーカーが異なれば、そのシートの特性も異なっている。よって、市場に存在するすべての種別のシートに対して適切な制御パラメータを設定することは困難である。その一方で、シートを提供するメーカーと画像形成装置とを提供するメーカーが同一である場合、シートの特性は既知であるため、より適切な制御パラメータが提供されるであろう。とりわけ、近年広まりつつある、消耗品のサブスクリプションサービスによれば、トナーおよびシートが定期的または必要に応じて配送される。そのため、シートの種別は明確に確定可能であり、それに対応する制御パラメータも事前に準備可能である。そこで、本発明は、シート種別に応じた適切な画像形成条件を画像形成装置に使用させることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は、たとえば、
シートに画像を形成する画像形成装置と、前記画像形成装置に対してネットワークを介して接続されたサーバ装置と、を有する画像形成システムであって、
前記画像形成装置は、
前記シートの種別に応じた第一画像形成条件を選択する選択手段と、
前記シートの種別を示す種別情報を含むリクエスト信号を前記サーバ装置に送信する第一送信手段と、
前記リクエスト信号に対応する応答信号を受信する第一受信手段と、
前記シートに画像を形成する画像形成手段と、を有し、
前記サーバ装置は、
前記リクエスト信号を前記画像形成装置から受信する第二受信手段と、
前記リクエスト信号に基づく前記シートの種別が、サブスクリプション契約によりサービス提供者からユーザに対して配送されるシートの種別である特定の種別と同一であるかどうかを判定する判定手段と、
前記リクエスト信号に基づく前記シートの種別が前記特定の種別と同一である場合、前記特定の種別のために予め用意された第二画像形成条件で画像形成を実行することを指定する前記応答信号を作成し、当該応答信号を前記画像形成装置に送信する第二送信手段と、
を有し、
前記画像形成手段は、前記応答信号に基づき、前記第一画像形成条件、または、前記第二画像形成条件にしたがって、前記シートに画像を形成する、画像形成システムを提供する。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、シート種別に応じた適切な画像形成条件を画像形成装置に使用させることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
画像形成装置の概略図。
トナーカートリッジの交換方法を説明する図。
画像形成装置のコントローラを説明する図。
画像形成システム(シート管理システム)を説明する図。
サーバ装置を説明する図。
管理データベース(DB)を説明する図。
第1実施例を示すシーケンス図。
画像形成装置の制御方法を示すフローチャート。
サーバ装置の制御方法を示すフローチャート。
第2実施例を示すシーケンス図。
画像形成装置の制御方法を示すフローチャート。
第3実施例の管理データベース(DB)を説明する図。
第3実施例を示すシーケンス図。
画像形成装置の制御方法を示すフローチャート。
サーバ装置の制御方法を示すフローチャート。
ユーザ端末を説明する図。
第4実施例を示すシーケンス図。
ユーザ端末の制御方法を示すフローチャート。
サーバ装置の制御方法を示すフローチャート。
第5実施例を示すシーケンス図。
第6実施例の印刷指示画面を説明する図。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、添付図面を参照して実施例を詳しく説明する。なお、以下の実施例は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。実施例には複数の特徴が記載されているが、これらの複数の特徴の全てが発明に必須のものとは限らず、また、複数の特徴は任意に組み合わせられてもよい。さらに、添付図面においては、同一若しくは同様の構成に同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
【0009】
<第1実施例>
本実施例は、たとえば、コピー機、プリンタ、ファクシミリ受信機及び複合機等の画像形成装置に適用可能である。本実施例の画像形成装置は、カラーレーザプリンタであるが、モノクロレーザプリンタまたはインクジェットプリンタ等の、他の画像形成方式を採用するプリンタであってもよい。
【0010】
(1)画像形成装置
図1は画像形成装置100を示している。画像形成装置100は、ロータリ方式のフルカラーレーザビームプリンタであるが、タンデム方式のレーザービームプリンタであってもよい。感光体ドラム1は、静電潜像またはトナー画像を担持しながら、反時計回りに回転する像担持体である。帯電ローラ2は、所定の帯電電圧を用いて、感光体ドラム1の表面を一様に帯電させる。露光装置3は、画像信号に応じたレーザ光を感光体ドラム1の表面に照射し、静電潜像を形成する。ロータリ本体9は、トナーカートリッジ7y、7m、7c、7kおよび現像ローラ4y、4m、4c、4kを有し、駆動ギア21によって時計回りに90度ずつ、回転する。トナーカートリッジ7y、7m、7c、7kは、それぞれイエロートナー、マゼンタトナー、シアントナー、ブラックトナーを保持する。このように、参照符号の末尾に付与されているy、m、c、kは、それぞれイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックを意味している。四つの色に共通する事項が説明される際には、参照符号からy、m、c、kの文字は省略される。ロータリ本体9が回転することで、感光体ドラム1と対向する現像ローラ4が切り替えられる。図1では、現像ローラ4kと感光体ドラム1とが対向しており、ブラックトナーを用いて静電潜像が現像され、ブラックのトナー画像が形成される。感光体ドラム1がさらに回転することで、トナー画像は、感光体ドラム1と一次転写ローラ5とが対向する一次転写ニップに搬送される。なお、現像ローラ4kには所定の現像電圧が印加される。一次転写ローラ5は、所定の一次転写電圧を用いて、感光体ドラム1から中間転写体6へトナー画像を転写する。イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各トナー画像が順番に中間転写体6に転写される。これにより、中間転写体6上にフルカラー画像が形成される。中間転写体6は、たとえば、時計回りに回転する無端状のベルト(中間転写ベルト)である。中間転写体6が回転することで、トナー画像は、二次転写ニップに搬送される。二次転写ニップは、中間転写体6と二次転写ローラ14とが当接することで形成される。
(【0011】以降は省略されています)
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