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公開番号
2025047736
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-03
出願番号
2023156411
出願日
2023-09-21
発明の名称
行動提案システム及び行動提案方法
出願人
株式会社日立製作所
代理人
藤央弁理士法人
主分類
G06Q
50/40 20240101AFI20250326BHJP(計算;計数)
要約
【課題】交通支障が発生し移動が予定通りにできなくなった時、支障の推移を予想し、遅延や混雑による不満と休憩によるストレス緩和などを勘案し最適な行動を提案するシステムを提供する。
【解決手段】行動提案システムであって、1以上のプロセッサと、1以上の記憶装置と、を有し、1以上の記憶装置の少なくとも一つは、交通網における利用者の通過記録と、交通網に発生した支障に関する情報と、を保持し、1以上のプロセッサの少なくとも一つは、通過記録及び支障に関する情報に基づいて、交通網に支障が発生した場合の交通網の区間ごとの各時間帯における混雑状況を予測し、予測対象の利用者の複数の行動パターンを生成して、予測した混雑状況に基づいて、前記複数の行動パターンの各々について、予測対象の利用者の各時間帯における所在位置を予測する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
行動提案システムであって、
1以上のプロセッサと、1以上の記憶装置と、を有し、
前記1以上の記憶装置の少なくとも一つは、交通網における利用者の通過記録と、前記交通網に発生した支障に関する情報と、を保持し、
前記1以上のプロセッサの少なくとも一つは、
前記通過記録及び前記支障に関する情報に基づいて、前記交通網に支障が発生した場合の前記交通網の区間ごとの各時間帯における混雑状況を予測し、
予測対象の利用者の複数の行動パターンを生成して、前記予測した混雑状況に基づいて、前記複数の行動パターンの各々について、前記予測対象の利用者の各時間帯における所在位置を予測することを特徴とする行動提案システム。
続きを表示(約 2,500 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の行動提案システムであって、
前記1以上のプロセッサの少なくとも一つは、前記複数の行動パターンの各々について、前記予測した各時間帯における所在位置に基づいて、前記予測対象の利用者の満足度を算出し、前記算出した満足度に基づいて前記予測対象の利用者の行動を提案することを特徴とする行動提案システム。
【請求項3】
請求項2に記載の行動提案システムであって、
前記交通網は、高速道路であり、
前記利用者は、高速道路を走行する車両に乗車する人物であり、
前記混雑状況は、前記高速道路上の前記車両の混雑状況であり、
前記複数の行動パターンは、前記高速道路上の走行を継続する、前記高速道路内の店舗で休憩する、及び、前記高速道路外の一般道路の沿線の店舗で休憩する、の少なくとも二つを含むことを特徴とする行動提案システム。
【請求項4】
請求項3に記載の行動提案システムであって、
前記1以上のプロセッサの少なくとも一つは、前記複数の行動パターンの各々について、前記予測対象の利用者が目的地に到着するまでの所要時間の長さ、前記予測対象の利用者が前記車両を運転する時間の長さ、前記車両の低速走行の時間の長さ、休憩時間の長さ、及び、休憩中の行動の内容の少なくとも一つに基づいて前記満足度を算出することを特徴とする行動提案システム。
【請求項5】
請求項4に記載の行動提案システムであって、
前記1以上の記憶装置の少なくとも一つは、前記予測対象の利用者の嗜好を示す情報を保持し、
前記予測対象の利用者の嗜好を示す情報は、前記予測対象の利用者が目的地に早く到着することへの希望の大きさ、休憩を取得することへの希望の大きさ、及び、休憩中の行動に関する嗜好の少なくとも一つを含み、
前記1以上のプロセッサの少なくとも一つは、前記予測対象の利用者の嗜好を示す情報に基づいて、前記予測対象の利用者が目的地に到着するまでの所要時間の長さ、前記車両の運転時間の長さ、前記車両の低速走行の時間の長さ、休憩時間の長さ、及び、休憩中の行動の内容の少なくとも一つに重み付けをすることによって、前記満足度を算出することを特徴とする行動提案システム。
【請求項6】
請求項5に記載の行動提案システムであって、
前記記憶装置は、複数の店舗の各々について、所在位置、利用するための移動時間、混雑状況、営業時間及び提供されるサービス内容の少なくとも一つを含む店舗情報を保持し、
前記1以上のプロセッサの少なくとも一つは、前記複数の行動パターンのうち、店舗における休憩を含む行動パターンについて、前記店舗情報に基づいて、前記予測対象の利用者の各時間帯における所在位置の予測及び前記満足度の算出を行うことを特徴とする行動提案システム。
【請求項7】
請求項6に記載の行動提案システムであって、
前記1以上のプロセッサの一つは、前記満足度が高い順に、前記複数の行動パターンを出力することを特徴とする行動提案システム。
【請求項8】
請求項5に記載の行動提案システムであって、
行動提案サーバと、前記予測対象の利用者が使用する端末装置と、を有し、
前記1以上のプロセッサは、前記行動提案サーバのプロセッサと、前記端末装置のプロセッサと、を含み、
前記1以上の記憶装置は、前記行動提案サーバの記憶装置と、前記端末装置の記憶装置と、を含み、
前記予測対象の利用者の嗜好を示す情報は、前記端末装置の記憶装置に保持され、
前記行動提案サーバのプロセッサが、前記混雑状況の予測を行い、
前記端末装置のプロセッサが、前記予測対象の利用者の所在位置の予測、前記予測対象の利用者の満足度の算出、及び、前記予測対象の利用者の行動の提案を行うことを特徴とする行動提案システム。
【請求項9】
請求項3に記載の行動提案システムであって、
前記記憶装置は、前記高速道路に設置されたセンサによる混雑度情報を保持し、
前記交通網における利用者の通過記録は、平常時の各出入口の時間帯ごとの車両の入場数及び出場数と、当日の各出入口の現在時刻までの時間帯ごとの車両の入場数及び出場数と、を含み、
前記交通網に発生した支障に関する情報は、車線数が減少する場所及び時間帯の情報を含み、
前記1以上のプロセッサの少なくとも一つは、
前記通過記録に基づいて、各出入口の現在時刻以降の時間帯ごとの入場数及び出場数を予測し、
前記予測した各出入口の現在時刻以降の時間帯ごとの入場数及び出場数と、前記交通網に発生した支障に関する情報と、に基づいて、各車両の時間帯ごとの所在位置を予測し、
前記予測した各車両の時間帯ごとの所在位置と、前記センサによる混雑度情報と、に基づいて、前記高速道路上の混雑の発生場所、時間および程度を予測し、
前記予測した高速道路上の混雑の発生場所、時間および程度に基づいて、前記予測した各車両の時間帯ごとの所在位置を補正することによって、前記交通網に支障が発生した場合の前記交通網の区間ごとの各時間帯における混雑状況を予測することを特徴とする行動提案システム。
【請求項10】
請求項2に記載の行動提案システムであって、
前記交通網は、鉄道であり、
前記利用者は、列車に乗車する人物であり、
前記混雑状況は、前記列車に乗車する人物の混雑状況であり、
前記複数の行動パターンは、当初の予定通りの経路を移動する、経路を変更して移動する、鉄道駅構内の店舗で休憩する、及び、鉄道駅外の店舗で休憩する、の少なくとも二つを含むことを特徴とする行動提案システム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、交通支障が発生し渋滞、停止、混雑等で予定通りの移動ができなくなった時、その支障の内容に合わせ、影響をできるだけ回避する最適な行動をユーザに提案するシステムに関する。
続きを表示(約 2,400 文字)
【背景技術】
【0002】
交通に関する情報を利用者に提供する技術として、例えば特開2019-169028号公報(特許文献1)に記載の技術、及び、特開2018-010454号公報に記載の技術がある。
【0003】
特許文献1には、「渋滞予測システムは、道路における複数の地点のそれぞれにおけるサンプリング時刻ごとの道路を走行した車両の交通量、速度および車長を示す交通情報を、入力情報として入力する入力部と、交通情報と道路において所定期間以内に渋滞が発生したか否かを示す情報とを教師データとして、所定期間以内に渋滞が発生するか否かを予測するための変数が機械学習された第1の学習済みモデルを生成する第1の学習部と、入力部に、予測対象情報としての交通情報が入力された場合に、学習済みモデルにおける機械学習済の変数に基づいて、道路において基準時点から所定期間が経過する第1の時点に渋滞が発生するか否かを表す予測情報を演算する第1の渋滞予測部とを備える。」と記載されている。
【0004】
特許文献2には、「混雑度予測装置は、予め行われた座席の予約を示す座席予約情報と、改札機で乗車券から読み取られた乗車券情報と、に基づき、利用者が入場した時刻および駅と該利用者の出場が予測される時刻および駅を示す乗降駅予測情報を生成する乗降駅予測演算部と、前記乗降駅予測情報と、未来の各列車の各駅における到着時刻および出発時刻を示す予測ダイヤと、に基づいて、各駅の未来の各時刻における利用者の構内人数を予測した駅混雑度予測情報を生成する駅混雑度予測演算部と、前記駅混雑度予測情報と、各列車の現在の乗車状況を示す車内人数情報と、に基づいて、各列車の未来の各時刻における利用者の車内人数を予測した列車混雑度予測情報を生成する列車混雑度予測演算部と、を有している。」と記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2019-169028号公報
特開2018-010454号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
現代では多くの人がスマートフォンを持ち歩くが、そこにインストールされた移動のための経路案内アプリケーションを利用すれば、電車、バス、自動車、タクシー、徒歩などを利用して目的地に到達する方法の選択肢と到着予想時間を知ることができる。自動車に搭載されたカーナビゲーションシステム(以下、カーナビとも記載する)でも、自動車での移動に限定されるが同様の案内を得ることができる。これらの経路案内システムの多くは、事故などのトラブルで交通に支障が生じた場合、その情報を表示してユーザに知らせる機能も備えている。しかし多くの場合それは現在の状況を知らせるだけで、今後の推移に関する信頼性の高い予測は含まれないので、ユーザはどう行動すべきか判断に迷うことがある。
【0007】
支障がある場合の経路案内システムの現状の機能については、自動車を案内するカーナビと、主に鉄道を利用した経路を案内する乗り換え案内アプリでは状況が少し異なる。まずカーナビについてだが、その形態には大きく分けて自動車に設置する専用システムと、スマートフォン上のカーナビアプリという形の2種類がある。前者は車輪の回転数など自車のデータを取得して現在地の特定に利用する一方、後者は通常その様なデータの利用がないという点が異なるが、両者ともGPSを利用して現在地特定を行い、通信機能を利用して外部情報の取得を行い、地図データを用いて端末で経路を計算し、音声や地図画面で経路の案内を行うという部分は共通している。このため、ここで言うカーナビとは両者をまとめて指すものとする。
【0008】
特に高速道路利用時にカーナビが扱う支障情報として重要なのは、渋滞情報である。高速道路ではカメラなどの監視装置が要所に設置され、現在の状況をモニタしているので、渋滞の発生場所やそこでの自動車の速度などのデータはリアルタイムで高速道路の管理部署で把握される。渋滞箇所と渋滞の程度(流れの遅さ)はインターネット上のウェブサイトで公表され、高速道路上の表示板では前方の渋滞を抜けるのに要する予想時間なども表示される。カーナビはこれらの現在情報を活用し案内に反映させることが可能だが、渋滞状況の推移に関する予測が難しいため、そのまま進路を維持するのと、迂回を選択することのどちらが最善なのか判断する事が難しい。道路管理者側も曜日や祝日などに依る渋滞の発生予想は公表しているが、現在の渋滞状況が20分後や1時間後、2時間後にどの様に推移するか、といった詳細な予想は公表していない。
【0009】
しかし不確実性があることを容認するなら、管理者側が持つ詳細情報を利用すれば、ある程度の精度で渋滞の発生や現在の渋滞の推移を予測することは可能なはずである。交通集中による自然渋滞の場合、渋滞が発生する場所はほぼわかっており、交通量の増加・減少状況もカメラによるモニタリングやインターチェンジ(IC)を通過した車両数のリアルタイムデータから予測可能である。また事故渋滞の場合は、現場に到着した交通管理員から規制車線数や事故処理終了見込みの情報を得ることで、渋滞の程度や解消見込みについておおまかな予想をたてることが可能である。
【0010】
例えば、特許文献1には、道路の複数地点の交通量等の情報を入力として、所定時間経過後に渋滞が発生するか否かを予測するシステムが記載されている。この様に数時間以内の渋滞状況の推移を予測するためのデータは存在するものの、予測を行って利用者に行動を提案するサービスとして提供することは現在のところ行われていない。
(【0011】以降は省略されています)
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