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公開番号2025047709
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-03
出願番号2023156365
出願日2023-09-21
発明の名称半導体装置および半導体装置の製造方法
出願人株式会社東芝,東芝デバイス&ストレージ株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類H01L 21/3205 20060101AFI20250326BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】配線工程の最終段階において厚さの異なる金属層を形成すること。
【解決手段】実施形態の半導装置は、トランジスタと、トランジスタの上方に積層される複数のレイヤにそれぞれ配置される複数の金属層と、を備え、複数の金属層は、複数のレイヤのうち最下層のレイヤに配置される第1の金属層と、複数のレイヤのうち最上層のレイヤに配置され、第1の金属層より厚い第2の金属層と、最上層のレイヤに配置され、第2の金属層より厚い第3の金属層と、を含む。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
トランジスタと、
前記トランジスタの上方に積層される複数のレイヤにそれぞれ配置される複数の金属層と、を備え、
前記複数の金属層は、
前記複数のレイヤのうち最下層のレイヤに配置される第1の金属層と、
前記複数のレイヤのうち最上層のレイヤに配置され、前記第1の金属層より厚い第2の金属層と、
前記最上層のレイヤに配置され、前記第2の金属層より厚い第3の金属層と、を含む、
半導体装置。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記第3の金属層は、
前記第1の金属層の40倍以上の厚さを有する、
請求項1に記載の半導体装置。
【請求項3】
前記第3の金属層は、
外縁部が丸みを帯びたラウンド形状を有している、
請求項1に記載の半導体装置。
【請求項4】
前記最上層のレイヤに配置され、開口部を有する絶縁層を更に有し、
前記第2の金属層は、
前記絶縁層により覆われており、
前記第3の金属層は、
前記開口部から露出する上面を有している、
請求項1に記載の半導体装置。
【請求項5】
前記第3の金属層は、
第1の金属を含む第1の層と、
前記第1の金属とは異なる金属を含んで前記第1の層の下側に配置される第2の層と、
前記第1の金属とは異なる第2の金属を含んで前記第1の層の上側に配置される第3の層と、を含む、
請求項4に記載の半導体装置。
【請求項6】
前記第2の金属層は、
前記第1の層と、
前記第2の層と、を含み、
前記第3の層は、
前記第2及び第3の金属層のうち、前記第3の金属層の前記第1の層上に選択的に配置されている、
請求項5に記載の半導体装置。
【請求項7】
前記複数の金属層のうち、前記最上層のレイヤの下層のレイヤに配置される金属層の少なくとも一部は、前記トランジスタと電気的に接続されており、
前記第2の金属層は、
前記少なくとも一部の金属層の引き出し位置を変更する再配線層であり、
前記第3の金属層は、
外部機器に接続可能な電極パッドである、
請求項4に記載の半導体装置。
【請求項8】
前記第3の金属層は、
前記最上層のレイヤの下層のレイヤ上に配置され、
前記第2の金属層は、
前記下層のレイヤに接することなく、前記下層のレイヤの上方に配置されている、
請求項1に記載の半導体装置。
【請求項9】
前記第3の金属層は、
第1の金属を含む第1の層と、
前記第1の金属とは異なる金属を含んで前記第1の層の下側に配置される第2の層と、を含む、
請求項8に記載の半導体装置。
【請求項10】
前記第2の金属層は、
前記第1の金属とは異なる第2の金属を含んで構成され、
前記第3の金属層は、
前記第1の層中であって、前記第2の金属層と等しい高さ位置に前記第2の金属を含む第3の層を更に含む、
請求項9に記載の半導体装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、半導体装置および半導体装置の製造方法に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
半導体装置を製造する際、配線工程の最終段階において、電解めっき等を用いて厚膜の金属層が形成される場合がある。厚膜の金属層は、下層の配線の引き出し位置を変更する再配線層として、あるいは、ボンディングワイヤ等を接続可能な電極パッドとして用いることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第4232576号公報
特許第2679680号公報
米国特許出願公開第2021/0098373号明細書
米国特許出願公開第2009/0267234号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、下層配線の再配線を行う再配線層までもが厚膜となってしまうため、配線サイズが拡大し、半導体装置の小型化が阻害されてしまうことがある。
【0005】
1つの実施形態は、配線工程の最終段階において厚さの異なる金属層を形成することが可能な半導体装置および半導体装置の製造方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
実施形態の半導体装置は、トランジスタと、前記トランジスタの上方に積層される複数のレイヤにそれぞれ配置される複数の金属層と、を備え、前記複数の金属層は、前記複数のレイヤのうち最下層のレイヤに配置される第1の金属層と、前記複数のレイヤのうち最上層のレイヤに配置され、前記第1の金属層より厚い第2の金属層と、前記最上層のレイヤに配置され、前記第2の金属層より厚い第3の金属層と、を含む。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、実施形態1にかかる半導体装置の構成の一例を示す模式図である。
図2は、実施形態1にかかる半導体装置のレイヤにおける構成の一例を示す断面図である。
図3は、実施形態1にかかる半導体装置の製造方法の手順の一例を示す断面図である。
図4は、実施形態1にかかる半導体装置の製造方法の手順の一例を示す断面図である。
図5は、比較例にかかる半導体装置の配線層の形成方法の一例を示す断面図である。
図6は、実施形態2にかかる半導体装置の構成の一例を示す図である。
図7は、実施形態2にかかる半導体装置の製造方法の手順の一例を示す図である。
図8は、実施形態2にかかる半導体装置の製造方法の手順の一例を示す図である。
図9は、実施形態2にかかる半導体装置の製造方法の手順の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下に、本発明につき図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、下記の実施形態により、本発明が限定されるものではない。また、下記実施形態における構成要素には、当業者が容易に想定できるものあるいは実質的に同一のものが含まれる。
【0009】
[実施形態1]
以下、図面を参照して実施形態1について詳細に説明する。
【0010】
(半導体装置の構成例)
図1は、実施形態1にかかる半導体装置1の構成の一例を示す断面図である。図1に示すように、実施形態1の半導体装置1は、半導体基板10、複数のトランジスタTR、及び複数のレイヤM0~M4,R0,R1等を備える。ただし、これらのレイヤM0~M4,R0,R1等は例示的なものであり、半導体装置1が備えるレイヤ数は任意である。
(【0011】以降は省略されています)

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