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公開番号2025047498
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-03
出願番号2023156017
出願日2023-09-21
発明の名称筐体、作業用ボックス、外部取付部材及び多孔ユニット
出願人日東工業株式会社
代理人弁理士法人クスノキ特許事務所
主分類E04H 1/12 20060101AFI20250326BHJP(建築物)
要約【課題】筐体の内部で発生する音のエネルギーを低減させやすくすること。
【解決手段】開放された複数の孔を備えた多孔面51を二つ以上有する多孔ユニット5が筐体の内部に設けられたコーナー部と対向するように配置され、多孔ユニットの第一の多孔面51aと第二の多孔面51bは角度をなすように位置し、第一の多孔面と、コーナー部の構成要素であるコーナー構成面の一つであって第一の多孔面に備えられた孔の貫通方向に位置するコーナー構成面と、が離れて位置し、第二の多孔面と、コーナー部の構成要素であるコーナー構成面の一つであって第二の多孔面に備えられた孔の貫通方向に位置するコーナー構成面と、が離れて位置し、第一の多孔面とコーナー部との間、及び、第二の多孔面とコーナー部との間に、多孔面の孔を通じてコーナー部側に移動してきた音が移動可能な空間を備えた筐体1とする。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
パネルを用いて形成された内部空間を備える筐体であって、
開放された複数の孔を備えた多孔面を二つ以上有する多孔ユニットが筐体の内部に設けられたコーナー部と対向するように配置され、
多孔ユニットの第一の多孔面と第二の多孔面は角度をなすように位置し、
第一の多孔面と、コーナー部の構成要素であるコーナー構成面の一つであって第一の多孔面に備えられた孔の貫通方向に位置するコーナー構成面と、が離れて位置し、
第二の多孔面と、コーナー部の構成要素であるコーナー構成面の一つであって第二の多孔面に備えられた孔の貫通方向に位置するコーナー構成面と、が離れて位置し、
第一の多孔面とコーナー部との間、及び、第二の多孔面とコーナー部との間に、多孔面の孔を通じてコーナー部側に移動してきた音が移動可能な空間を備えた
筐体。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
多孔ユニットと対向するコーナー構成面の少なくとも一つはパネルが有する面である請求項1に記載の筐体。
【請求項3】
多孔ユニットに大きさの異なる孔を備える請求項2に記載の筐体。
【請求項4】
多孔ユニットは、
多孔面の孔の中心を貫通方向に通る仮想線どうしが交わらない請求項3に記載の筐体。
【請求項5】
請求項1から4の何れかに記載の筐体は、ワーキングルームとして利用可能な閉じられた作業用空間に人が出入りすることを可能とする扉体と、人が作業するための机と、を備えた作業用ボックスであり、
多孔ユニットが、作業用空間に備えられた机よりも上方に設置される作業用ボックス。
【請求項6】
内部空間を備え、電気電子機器を収納する筐体の外部に取り付けられる外部取付部材であって、
開放された複数の孔を備えた多孔面を二つ以上有する多孔ユニットが外部取付部材の内部に設けられたコーナー部と対向するように配置され、
多孔ユニットの第一の多孔面と第二の多孔面は角度をなすように位置し、
第一の多孔面と、コーナー部の構成要素であるコーナー構成面の一つであって第一の多孔面に備えられた孔の貫通方向に位置するコーナー構成面と、が離れて位置し、
第二の多孔面と、コーナー部の構成要素であるコーナー構成面の一つであって第二の多孔面に備えられた孔の貫通方向に位置するコーナー構成面と、が離れて位置し、
第一の多孔面とコーナー部との間、及び、第二の多孔面とコーナー部との間に、多孔面の孔を通じてコーナー部側に移動してきた音が移動可能な空間を備えた
外部取付部材。
【請求項7】
パネルを用いて形成された内部空間を備える筐体の内部に設けられたコーナー部と対向するように設置される多孔ユニットであって、
開放された複数の孔を備えた第一の多孔面と、
第一の多孔面と角度をなすように位置し、開放された複数の孔を備えた第二の多孔面と、
第一の多孔面に備えられた孔の貫通方向に、第一の多孔面から離れて位置する第一の非多孔面と、
第二の多孔面に備えられた孔の貫通方向に、第二の多孔面から離れて位置する第二の非多孔面と、
を備え、
第一の多孔面と第一の非多孔面との間、及び、第二の多孔面と第二の非多孔面との間に、多孔面の孔を通じて移動してきた音が移動可能な空間が位置する多孔ユニット。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、筐体、作業用ボックス、外部取付部材及び多孔ユニットに関するものである。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1に記載されているように、作業用ボックスの内部で作業する人の声等が外部へ漏れないようにするために、作業用ボックスに防音部材を設けることが知られている。また、特許文献2に記載されているように、キャビネット内に収納する電気電子機器の騒音が外部に漏れないようにするために、吸音材を設けることが知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-51163号公報
特開2019-165077号公報
【0004】
ところで、上記した文献の技術は、作業用ボックスやキャビネットなどの筐体の周囲を覆う側面に防音材や吸音材を設けている。しかしながら、筐体内部で発生した音は、筐体内部のコーナー部で音の反射が起きやすく、音レベルが増大し、外部へ漏洩する虞がある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本件の発明者は、この点について鋭意検討することにより解決を試みた。本発明が解決しようとする課題は、筐体の内部で発生する音のエネルギーを低減させやすくすることである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するため、パネルを用いて形成された内部空間を備える筐体であって、開放された複数の孔を備えた多孔面を二つ以上有する多孔ユニットが筐体の内部に設けられたコーナー部と対向するように配置され、多孔ユニットの第一の多孔面と第二の多孔面は角度をなすように位置し、第一の多孔面と、コーナー部の構成要素であるコーナー構成面の一つであって第一の多孔面に備えられた孔の貫通方向に位置するコーナー構成面と、が離れて位置し、第二の多孔面と、コーナー部の構成要素であるコーナー構成面の一つであって第二の多孔面に備えられた孔の貫通方向に位置するコーナー構成面と、が離れて位置し、第一の多孔面とコーナー部との間、及び、第二の多孔面とコーナー部との間に、多孔面の孔を通じてコーナー部側に移動してきた音が移動可能な空間を備えた筐体とする。
【0007】
また、多孔ユニットと対向するコーナー構成面の少なくとも一つはパネルが有する面とするのが好ましい。
【0008】
また、多孔ユニットに大きさの異なる孔を備える構成とすることが好ましい。
【0009】
また、多孔ユニットは、多孔面の孔の中心を貫通方向に通る仮想線どうしが交わらない構成とすることが好ましい。
【0010】
また、筐体は、ワーキングルームとして利用可能な閉じられた作業用空間に人が出入りすることを可能とする扉体と、人が作業するための机と、を備えた作業用ボックスであり、多孔ユニットが、作業用空間に備えられた机よりも上方に設置される構成とするのが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)

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