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公開番号2025080298
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-26
出願番号2023193373
出願日2023-11-14
発明の名称ファン監視システム
出願人日東工業株式会社
代理人弁理士法人クスノキ特許事務所
主分類G01R 31/00 20060101AFI20250519BHJP(測定;試験)
要約【課題】ファンの監視のために必要な機器点数を抑制すること。
【解決手段】空気を送るために用いることが可能なファン11と、ファンの回転数に関する信号を通信可能な基板11bと、基板から通信されたファンの回転数に関する信号を受信可能な監視部と、共通電源線71とファンの動力部11aを繋ぐファン用電源線21と、前記共通電源線と監視部12を繋ぐ監視部用電源線22と、を備え、ファンの回転数が低下し且つ0ではないこと、及び、ファンの回転数が0となったこと、を判定可能であるファン監視システムとする。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
空気を送るために用いることが可能なファンと、
ファンの回転数に関する信号を通信可能な基板と、
基板から通信されたファンの回転数に関する信号を受信可能な監視部と、
共通電源線とファンの動力部を繋ぐファン用電源線と、
前記共通電源線と監視部を繋ぐ監視部用電源線と、
を備え、
ファンの回転数が低下し且つ0ではないこと、及び、ファンの回転数が0となったこと、を判定可能であるファン監視システム。
続きを表示(約 480 文字)【請求項2】
ファン用電源線上にヒューズを備える請求項1に記載のファン監視システム。
【請求項3】
ファンの回転数が0となった場合に、ファンからの信号の有無を判定する請求項1に記載のファン監視システム。
【請求項4】
ファンの回転数が低下し且つ0ではない場合に、ファンの出力を上げるよう信号を発信し、
その後に回転数が既定値以上になったか否かを判定する
請求項1に記載のファン監視システム。
【請求項5】
空気を送るために用いることが可能なファンと、
ファンの回転数に関する信号を通信可能な基板と、
基板から通信されたファンの回転数に関する信号を受信可能な監視部と、
共通電源線とファンの動力部を繋ぐファン用電源線と、
前記共通電源線と監視部を繋ぐ監視部用電源線と、
を備え、
ファンの回転数が第1閾値以上、且つ第2閾値未満であるか否かの判定と、ファンの回転数が第1閾値未満であるか否かの判定をすることが可能であるファン監視システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ファン監視システムに関するものである。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
ファン等の機器に過電流が流れることは機器の火災や故障の原因となる。それを防ぐために配線経路上にヒューズを設けることがなされている。ヒューズに過電流が流れるとヒューズ内の可溶部が溶断して配線経路を断線させることができるため、機器に過電流が流れないようにすることができるからである。このような構成とする場合、特許文献1に記載されているように、ヒューズが溶断したことを検出するヒューズ溶断検出器を用いる必要がある。一方、ファンの通風経路上のフィルタ等の目詰まりや、ファンの劣化によりファンの回転数(回転速度)が落ちてきてしまうことがある。それを検出するために特許文献2のような判定部を設けることがなされている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2010-246218号公報
特開2015-185790号公報
【0004】
ところで、上記のような例の場合、各々の事象に対して各々の検出部や判定部及びそれらの専用回路を設ける必要があり、機器の大型化やコストの増加が懸念される。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本件の発明者は、この点について鋭意検討することにより解決を試みた。本発明が解決しようとする課題は、ファンの監視のために必要な機器点数を抑制することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するため、空気を送るために用いることが可能なファンと、ファンの回転数に関する信号を通信可能な基板と、基板から通信されたファンの回転数に関する信号を受信可能な監視部と、共通電源線とファンの動力部を繋ぐファン用電源線と、前記共通電源線と監視部を繋ぐ監視部用電源線と、を備え、ファンの回転数が低下し且つ0ではないこと、及び、ファンの回転数が0となったこと、を判定可能であるファン監視システムとする。
【0007】
また、ファン用電源線上にヒューズを備える構成とすることが好ましい。
【0008】
また、ファンの回転数が0となった場合に、ファンからの信号の有無を判定する構成とすることが好ましい。
【0009】
また、ファンの回転数が低下し且つ0ではない場合に、ファンの出力を上げるよう信号を発信し、その後に回転数が既定値以上になったか否かを判定する構成とすることが好ましい。
【0010】
また、空気を送るために用いることが可能なファンと、ファンの回転数に関する信号を通信可能な基板と、基板から通信されたファンの回転数に関する信号を受信可能な監視部と、共通電源線とファンの動力部を繋ぐファン用電源線と、前記共通電源線と監視部を繋ぐ監視部用電源線と、を備え、ファンの回転数が第1閾値以上、且つ第2閾値未満であるか否かの判定と、ファンの回転数が第1閾値未満であるか否かの判定をすることが可能であるファン監視システムとすることが好ましい。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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