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公開番号2025045885
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-02
出願番号2023153910
出願日2023-09-20
発明の名称電極体の製造方法
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類H01M 4/139 20100101AFI20250326BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】電極体の厚さを調整することができる電極体の製造方法を得る。
【解決手段】圧力をかけて電極体10を形成するプレス工程と、プレス工程の後で、電極体10を加熱することにより、活物質層に含まれる溶媒を除去するベーク工程と、を含む。ベーク工程は、加熱源32を有するベーク炉30Aと、ベーク炉30Aの入口側に設けられた第1測定器22と、ベーク炉30Aの出口側に設けられた第2測定器24と、を使用し、第1測定器22で測定された加熱前の電極体10の厚さと第2測定器24で測定された加熱後の電極体10の厚さとの差分に基づいてスプリングバック量を導出し、導出されたスプリングバック量が所定値以下の場合、該所定値とスプリングバック量との差分に基づいて加熱源32による昇温を行う。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
集電体の片面又は両面に活物質を塗工して乾燥し、活物質層を成膜する成膜工程と、
前記集電体に圧力をかけて前記活物質層を圧縮し電極体を形成するプレス工程と、
前記プレス工程の後で、前記電極体を加熱することにより、前記活物質層に含まれる溶媒を除去するベーク工程と、を含む電極体の製造方法において、
前記ベーク工程は、加熱源を有するベーク炉と、前記ベーク炉の入口側に設けられ加熱前の前記電極体の厚さを測定する第1測定器と、前記ベーク炉の出口側に設けられ加熱後の前記電極体の厚さを測定する第2測定器と、を使用し、前記第1測定器で測定された加熱前の前記電極体の厚さと前記第2測定器で測定された加熱後の前記電極体の厚さとの差分に基づいてスプリングバック量を導出し、導出されたスプリングバック量が所定値以下の場合、該所定値と前記スプリングバック量との差分に基づいて前記加熱源による昇温を行う電極体の製造方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電極体の製造方法に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
従来、二次電池の製造方法において、集電体に活物質層を塗工し、塗工した活物質層を乾燥し、活物質層を集電体にプレスして電極体を製造する技術が知られている。このように電極体を製造する際に、さらに活物質層に含まれる溶媒の除去を行うために、プレス後の電極体をさらに加熱するベーク工程を設ける場合がある。特許文献1には、塗工された塗膜層をレーザによって加熱することにより、塗膜層から溶媒を除去する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平06-063495号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、電極体を製造する際に、プレス工程の後にベーク工程を行うと、加熱によりスプリングバックが促進され、プレスした活物質層の厚さにバラつきが生じてしまい、電極体の厚さにおいて改善の余地がある。
【0005】
本発明は上記事実を考慮し、電極体の厚さを調整することができる電極体の製造方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1に記載の本発明に係る電極体の製造方法は、集電体の片面又は両面に活物質を塗工して乾燥し、活物質層を成膜する成膜工程と、前記集電体に圧力をかけて前記活物質層を圧縮し電極体を形成するプレス工程と、前記プレス工程の後で、前記電極体を加熱することにより、前記活物質層に含まれる溶媒を除去するベーク工程と、を含む電極体の製造方法において、前記ベーク工程は、加熱源を有するベーク炉と、前記ベーク炉の入口側に設けられ加熱前の前記電極体の厚さを測定する第1測定器と、前記ベーク炉の出口側に設けられ加熱後の前記電極体の厚さを測定する第2測定器と、を使用し、前記第1測定器で測定された加熱前の前記電極体の厚さと前記第2測定器で測定された加熱後の前記電極体の厚さとの差分に基づいてスプリングバック量を導出し、導出されたスプリングバック量が所定値以下の場合、該所定値と前記スプリングバック量との差分に基づいて前記加熱源による昇温を行う。
【0007】
請求項1に記載の本発明に係る電極体の製造方法では、プレス工程の後でベーク工程を行い、ベーク工程は、ベーク炉による加熱前の電極体の厚さと、ベーク炉による加熱後の電極体の厚さとの差分に基づいてスプリングバック量を導出している。そして、導出されたスプリングバック量が所定値以下の場合、該所定値とスプリングバック量との差分に基づいてベーク炉の加熱源による昇温を行っている。そのため、電極体の厚さの戻り量が不足している場合に、加熱源による昇温が行われるので、不足した分の加熱を補うことができ、スプリングバック量を調整することができる。これにより、電極体の厚さを調整することができる。
【発明の効果】
【0008】
以上説明したように、本発明に係る電極体の製造方法は、電極体の厚さを調整することができる、という優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の一実施形態に係る電極体の断面図である。
本発明の一実施形態に係る電極体の製造方法の一連の流れを示すフローチャートである。
本発明の一実施形態に係る電極体の製造方法に含まれるベーク工程を表す斜視図である。
本発明の他の実施形態に係る電極体の製造方法に含まれるベーク工程を表す平面図である。
図2のベーク工程の処理の流れの一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下に添付図面を参照しながら、本発明の一実施形態に係る電極体10の製造方法について説明する。本実施形態の電極体10は、例えば、非水電解質二次電池の一例であるリチウムイオン二次電池又はニッケル水素二次電池等に使用される。非水電解質二次電池は、例えば、フォークリフト、ハイブリッド自動車、及び電気自動車等の各種車両のバッテリに用いられる。非水電解質二次電池は、例えば扁平な積層型の電池であり、具体的には、後述する電極体10が複数積層されて構成される。
(【0011】以降は省略されています)

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