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公開番号
2025044909
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-02
出願番号
2023152729
出願日
2023-09-20
発明の名称
船舶
出願人
住友重機械マリンエンジニアリング株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
B63B
49/00 20060101AFI20250326BHJP(船舶またはその他の水上浮揚構造物;関連艤装品)
要約
【課題】風力推進部を用いる場合にレーダーの検出性能を向上できる船舶を提供する。
【解決手段】船舶1は、船体11におけるマグナスロータ10A,10B,10C,10Dより船首側に設けられ、対象物を検出する船首側レーダー40を備える。このような船首側レーダー40のレーダー波は、マグナスロータ10A,10B,10C,10Dと干渉することなく、船体11の前方へ進むことができる。そのため、船首側レーダー40は、船体11の前方に存在する対象物を精度よく検出することができる。本実施形態では、船首側の船首側レーダー40が、船尾側のレーダー32,33の影DE(図4参照)の部分をカバーすることができる。以上より、マグナスロータ10A,10B,10C,10Dを用いる場合にレーダーの検出性能を向上できる。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
船体と、
前記船体に設けられ、風力によって前記船体を推進させる風力推進部と、
前記船体における前記風力推進部より船首側に設けられ、対象物を検出するレーダーと、を備える、船舶。
続きを表示(約 190 文字)
【請求項2】
前記レーダーとして、第1のレーダー、及び前記第1のレーダーより波長の短い第2のレーダーを備える、請求項1に記載の船舶。
【請求項3】
前記風力推進部はマグナスロータであり、
最も船首側に設けられた前記マグナスロータと前記レーダーとの間の距離は、前記レーダーが搭載されたマストの直径の5倍以上離れている、請求項1に記載された船舶。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、船舶に関するものである。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
従来の船舶においては、貨物艙よりも船尾側に機関室、及び船橋が設けられており、レーダーが船橋上部にあるレーダーマストに設けられている。船舶において、帆がいずれもレーダーマストよりも低くなるように構成される点が記載されている(引用文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-175525号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ここで、上述の船舶においては、レーダーのために帆の高さに制限が加わってしまい、制限がなかった場合と比べて帆の推力が低下してしまうという問題があった。一方、レーダーを高くすると、エアドラフトを変化させなくてはならなくなり、航行できない航路などが出来てしまうという問題があった。一方、これらの制限を設けない場合、レーダーの検出性能が低下するという問題がある。
【0005】
本発明は、このような課題を解決するためになされたものであり、風力推進部を用いる場合にレーダーの検出性能を向上できる船舶を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る船舶は、船体と、船体に設けられ、風力によって船体を推進させる風力推進部と、船体における風力推進部より船首側に設けられ、対象物を検出するレーダーと、を備える。
【0007】
本発明に係る船舶は、船体に設けられ、風力によって船体を推進させる風力推進部を備える。そのため、船舶においては、船尾側にレーダーを配置した場合に、風力推進部とレーダー波が干渉することがある。これに対し、船舶は、船体における風力推進部より船首側に設けられ、対象物を検出するレーダーを備える。このようなレーダーのレーダー波は、風力推進部と干渉することなく、船体の前方へ進むことができる。そのため、レーダーは、船体の前方に存在する対象物を精度よく検出することができる。以上より、風力推進部を用いる場合にレーダーの検出性能を向上できる。
【0008】
レーダーとして、第1のレーダー、及び第1のレーダーより波長の短い第2のレーダーを備える。この場合、風力推進部より船首側にて、第1のレーダーは悪条件下でも対象物の検出能力を維持でき、第2のレーダーは高い識別能力や優れた感度で対象物を検出することができる。これにより、船体の前方に存在する対象物を距離に関わらず精度良く検出することが可能となる。
【0009】
風力推進部はマグナスロータであり、最も船首側に設けられたマグナスロータとレーダーとの間の距離は、レーダーが搭載されたマストの直径の5倍以上離れていてよい。この場合、レーダーによって風が乱れた場合も、風がマグナスロータへ吹き付けられるまでの間に乱れを整えるための距離を確保できる。これにより、マグナスロータにて十分な推進力を発生させることができる。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、風力推進部を用いる場合にレーダーの検出性能を向上できる船舶を提供できる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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