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公開番号2025044618
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-02
出願番号2023152305
出願日2023-09-20
発明の名称厚さ測定装置及び厚さ測定方法
出願人株式会社テイエルブイ
代理人
主分類G01B 7/06 20060101AFI20250326BHJP(測定;試験)
要約【課題】対象物の温度変動があっても厚さ測定を継続できるようにする厚さ測定装置等を提供する。
【解決手段】厚さ測定装置は、検出部によって検出された渦電流の継続時間を、温度に対する継続時間の関係を示す近似式及び温度取得部によって取得された温度を用いて補正する補正部と、補正された継続時間に基づいて対象物の厚さを求める厚さ導出部と、対象物の異なる温度における複数の渦電流を含む参照データに基づいて近似式を求める近似部と、渦電流の継続時間及び温度を含む測定データを累積的に記憶する記憶部と、を備える。近似部は、対象物の温度変動に関する再取得条件を満たした場合、測定データのうちから除外条件を満たす測定データを除いた測定データに含まれる継続時間及び温度に基づいて近似式を再度求める。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
対象物の厚さを継続的に測定する厚さ測定装置であって、
励磁コイルを介して対象物に渦電流を誘起させる励磁部と、
前記対象物の前記渦電流を検出センサを介して検出する検出部と、
前記対象物の温度を取得する温度取得部と、
前記検出部によって検出された前記渦電流の継続時間を、前記温度に対する前記継続時間の関係を示す近似式及び前記温度取得部によって取得された前記温度を用いて補正する補正部と、
前記補正部によって補正された継続時間(以下、補正継続時間と称する)に基づいて前記対象物の厚さを求める厚さ導出部と、
前記対象物の異なる温度における複数の前記渦電流を含む参照データに基づいて前記近似式を求める近似部と、
前記厚さ導出部による厚さの導出が開始された場合、前記検出部によって検出された前記渦電流の継続時間、及び、該過電流の検出時において取得された前記温度を含む測定データを累積的に記憶する記憶部と、
を備え、
前記近似部は、対象物の温度変動に関する再取得条件を満たした場合、前記測定データのうちから除外条件を満たす測定データを除いた測定データに含まれる前記継続時間及び前記温度に基づいて前記近似式を再度求める、
厚さ測定装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
検出された前記渦電流の継続時間の補正継続時間が外れ値であるか否かを判定する第一判定部と、
前記過電流の検出時において取得された前記温度が、基準温度に対して所定値以上の変化量であるか否かを判定する第二判定部と、
を、さらに備え、
前記記憶部の測定データには、前記補正継続時間と前記外れ値及び前記変化量の判定結果とが含まれ、
前記第一判定部は、前記測定データに含まれる補正継続時間のうち前記外れ値に該当しない補正継続時間に基づいて、検出された前記渦電流の継続時間の補正継続時間が外れ値であるか否かを判定し、
前記再取得条件には、前記外れ値であり且つ前記所定値以上の変化量である判定結果が所定期間継続することが含まれる、
請求項1に記載の厚さ測定装置。
【請求項3】
前記除外条件には、前記判定結果が前記外れ値であり且つ前記所定値以上の変化量でないことが含まれる、
請求項2に記載の厚さ測定装置。
【請求項4】
前記近似部は、前記再取得条件を満たした場合、前記近似式に含まれる係数を再算出することで前記近似式を再度求める、
請求項1に記載の厚さ測定装置。
【請求項5】
厚さ測定装置に、対象物の厚さを継続的に測定させる厚さ測定方法であって、
励磁コイルを介して対象物に渦電流を誘起させることと、
前記対象物の前記渦電流を検出センサを介して検出することと、
前記対象物の温度を取得することと、
前記検出部によって検出された前記渦電流の継続時間を、前記温度に対する前記継続時間の関係を示す近似式及び前記温度取得部によって取得された前記温度を用いて補正することと、
前記補正部によって補正された継続時間に基づいて前記対象物の厚さを求めることと、
前記対象物の異なる温度における複数の前記渦電流を含む参照データに基づいて前記近似式を求めることと、
前記厚さ導出部による厚さの導出が開始された場合、前記検出部によって検出された前記渦電流の継続時間、及び、該継続時間の検出時において取得された前記温度を含む測定データを累積的に記憶することと、
を含み、
前記近似式は、再取得条件を満たした場合、前記測定データのうちから除外条件を満たす測定データを除いた測定データに基づいて再度求められる、
厚さ測定方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明は、対象物の厚さを測定する厚さ測定装置等に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
従来より、渦電流を用いた対象物の厚さ測定装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。対象物としては、プラント等に設置された配管などがある。このような厚さ測定装置の測定精度は、対象物の温度(配管内部の流体温度)に依存する。特許文献1では、対象物の温度に基づいて測定値を補正する構成が開示されている。このような温度に基づいて測定値を補正する厚さ測定装置では、一時的に大きな温度変動があった場合などは、温度変化に追従できず、誤差が大きくなるため、測定結果は外れ値として除去される場合がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2011-117890号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上述のような厚さ測定装置では、一時的ではなく、所定期間継続して対象物の温度が大きく低下等するような場合、外れ値が連続して発生して厚さのモニタリングを継続できなくなってしまう虞があった。例えば、プラントでのプロセスの運転条件が変更されて長期間維持された結果、配管(対象物)の温度が長期間にわたって低下する場合である。
【0005】
この発明は、対象物の温度変動があっても厚さ測定を継続できるようにする厚さ測定装置等を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の第1の側面によって提供される、対象物の厚さを継続的に測定する厚さ測定装置は、励磁コイルを介して対象物に渦電流を誘起させる励磁部と、対象物の渦電流を検出センサを介して検出する検出部と、対象物の温度を取得する温度取得部と、検出部によって検出された渦電流の継続時間を、温度に対する継続時間の関係を示す近似式及び温度取得部によって取得された温度を用いて補正する補正部と、補正部によって補正された継続時間(以下、補正継続時間と称する)に基づいて対象物の厚さを求める厚さ導出部と、対象物の異なる温度における複数の渦電流を含む参照データに基づいて近似式を求める近似部と、厚さ導出部による厚さの導出が開始された場合、検出部によって検出された渦電流の継続時間、及び、過電流の検出時において取得された温度を含む測定データを累積的に記憶する記憶部と、を備える。近似部は、対象物の温度変動に関する再取得条件を満たした場合、測定データのうちから除外条件を満たす測定データを除いた測定データに含まれる継続時間及び温度に基づいて近似式を再度求める。
【0007】
検出された渦電流の継続時間の補正継続時間が外れ値であるか否かを判定する第一判定部と、過電流の検出時において取得された温度が、基準温度に対して所定値以上の変化量であるか否かを判定する第二判定部と、を、さらに備え、記憶部の測定データには、補正継続時間と外れ値及び変化量の判定結果とが含まれ、第一判定部は、測定データに含まれる補正継続時間のうち外れ値に該当しない補正継続時間に基づいて、検出された渦電流の継続時間の補正継続時間が外れ値であるか否かを判定し、再取得条件には、外れ値であり且つ所定値以上の変化量である判定結果が所定期間継続することが含まれるようにしてもよい。
【0008】
上記除外条件には、判定結果が外れ値であり且つ所定値以上の変化量でないことが含まれるようにしてもよい。
【0009】
上記近似部は、再取得条件を満たした場合、近似式に含まれる係数を再算出することで近似式を再度求めるようにしてもよい。
【0010】
本発明の第2の側面によって提供される、厚さ測定装置に、対象物の厚さを継続的に測定させる厚さ測定方法は、励磁コイルを介して対象物に渦電流を誘起させることと、対象物の渦電流を検出センサを介して検出することと、対象物の温度を取得することと、検出部によって検出された渦電流の継続時間を、温度に対する継続時間の関係を示す近似式及び温度取得部によって取得された温度を用いて補正することと、補正部によって補正された継続時間に基づいて対象物の厚さを求めることと、対象物の異なる温度における複数の渦電流を含む参照データに基づいて近似式を求めることと、厚さ導出部による厚さの導出が開始された場合、検出部によって検出された渦電流の継続時間、及び、継続時間の検出時において取得された温度を含む測定データを累積的に記憶することと、を含む。近似式は、再取得条件を満たした場合、測定データのうちから除外条件を満たす測定データを除いた測定データに基づいて再度求められる。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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