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公開番号
2025046927
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-03
出願番号
2023155198
出願日
2023-09-21
発明の名称
電子デバイス
出願人
セイコーエプソン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
G01C
19/5628 20120101AFI20250326BHJP(測定;試験)
要約
【課題】差動信号を構成する2つの検出信号に重畳するノイズが互いに異なる大きさであると、検出される物理量に誤差が生じやすい。
【解決手段】電子デバイスは、第1検出信号を出力する第1検出電極と、第2検出信号を出力する第2検出電極と、を有するセンサーと、センサーを収容するパッケージと、を備え、パッケージは、第1検出電極に接続された第1配線と、第2検出電極に接続された第2配線と、平面視で第1配線及び第2配線と重なり、第1配線及び第2配線とは異なる電位の第3配線と、第1配線と第3配線との間の第1寄生容量と、第2配線と第3配線との間の第2寄生容量との差が小さくなるように設けられた容量調整部と、を有する。
【選択図】図14
特許請求の範囲
【請求項1】
第1検出信号を出力する第1検出電極と、第2検出信号を出力する第2検出電極と、を有するセンサーと、
前記センサーを収容するパッケージと、を備え、
前記第1検出信号と前記第2検出信号とは、互いに差動信号を構成し、
前記パッケージは、
前記第1検出電極に電気的に接続された第1配線と、
前記第2検出電極に電気的に接続された第2配線と、
平面視で前記第1配線及び前記第2配線と重なり、前記第1配線及び前記第2配線とは異なる電位の第3配線と、
前記第1配線と前記第3配線との間の第1寄生容量と、前記第2配線と前記第3配線との間の第2寄生容量との差が小さくなるように設けられた容量調整部と、を有する、
電子デバイス。
続きを表示(約 520 文字)
【請求項2】
平面視で前記第1配線及び前記第2配線の一方の面積が他方の面積よりも広く、
前記容量調整部は、平面視で前記第1配線及び前記第2配線の前記一方に重なる領域において、前記第3配線を部分的に欠落させた構造である、
請求項1に記載の電子デバイス。
【請求項3】
前記容量調整部は、前記第1配線又は前記第2配線に配線領域を付加した構造である、
請求項1に記載の電子デバイス。
【請求項4】
平面視で前記第1配線及び前記第2配線の一方の面積が他方の面積よりも広く、
前記容量調整部は、前記第1配線及び前記第2配線の前記一方と前記第3配線との間の距離を、前記第1配線及び前記第2配線の前記他方と前記第3配線との間の距離より大きくした構造である、
請求項1に記載の電子デバイス。
【請求項5】
前記パッケージの内部に、第2センサーと、前記センサー及び前記第2センサーを制御する回路基板と、をさらに備え、
断面視で、前記第2センサー及び前記回路基板が、前記センサーと前記第3配線との間に位置する、
請求項1に記載の電子デバイス。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電子デバイスに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1は、電子デバイスの一例として、角速度センサーと加速度センサーとを1つのパッケージに収容した複合センサーを開示する。角速度や加速度は、物理量の1つである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-40619号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
差動信号を構成する2つの検出信号の差に基づいて物理量を検出する場合がある。2つの検出信号に重畳するノイズが互いに異なる大きさであると、検出される物理量にノイズによる誤差が生じやすい。
【課題を解決するための手段】
【0005】
電子デバイスは、第1検出信号を出力する第1検出電極と、第2検出信号を出力する第2検出電極と、を有するセンサーと、前記センサーを収容するパッケージと、を備え、前記第1検出信号と前記第2検出信号とは、互いに差動信号を構成し、前記パッケージは、前記第1検出電極に電気的に接続された第1配線と、前記第2検出電極に電気的に接続された第2配線と、平面視で前記第1配線及び前記第2配線と重なり、前記第1配線及び前記第2配線とは異なる電位の第3配線と、前記第1配線と前記第3配線との間の第1寄生容量と、前記第2配線と前記第3配線との間の第2寄生容量との差が小さくなるように設けられた容量調整部と、を有する。
【図面の簡単な説明】
【0006】
電子デバイスを示す斜視図。
電子デバイスを示す分解斜視図。
ケースを示す斜視図。
ケースを示す平面図。
ケースと第3電子部品とを示す斜視図。
ケースと第2電子部品と第3電子部品とを示す斜視図。
第1電子部品を示す分解斜視図。
センサー素子を示す平面図。
センサー素子を示す平面図。
支持部を示す平面図。
ケースを示す斜視図。
電源配線と第1検出パッドと第2検出パッドとを模式的に示す平面図。
電源配線と第1検出パッドと第2検出パッドとを模式的に示す平面図。
容量調整部の一例を模式的に示す平面図。
図14中のA-A線における断面図。
容量調整部の一例を模式的に示す平面図。
容量調整部の一例を模式的に示す断面図。
【発明を実施するための形態】
【0007】
図1に示すように、電子デバイス1は、ケース2と、リッド3と、を有する。リッド3は、ケース2に重ねられている。ケース2は、パッケージの一例である。図1には、X軸、Y軸及びZ軸が付記されている。X軸、Y軸及びZ軸は、相互に直交する座標軸である。図1以降に示す図についても必要に応じてX軸、Y軸及びZ軸が付記される。この場合、各図におけるX軸、Y軸及びZ軸は、図1におけるX軸、Y軸及びZ軸に対応する。図1は、X軸とY軸とによって規定されるXY平面に電子デバイス1を載置した状態を示す。
【0008】
以下において、電子デバイス1の構成部品やユニットを示す図や説明にX軸、Y軸及びZ軸が表記されている場合には、その構成部品やユニットを電子デバイス1に組み込んだ状態でのX軸、Y軸及びZ軸を意味する。X軸、Y軸及びZ軸には、それぞれ、矢印が付される。X軸、Y軸及びZ軸のそれぞれにおいて、矢印の向きが+(正)の方向を示し、矢印の向きとは反対の向きが-(負)の方向を示す。Z軸は、XY平面に直交する軸である。電子デバイス1を-Z方向に見たときの図が平面図である。
【0009】
図2に示すように、電子デバイス1は、第1電子部品5と、第2電子部品6と、第3電子部品7と、をさらに有する。第1電子部品5、第2電子部品6及び第3電子部品7は、ケース2の内部に収容されている。ケース2には、凹状のキャビティー8が形成されている。第1電子部品5、第2電子部品6及び第3電子部品7は、ケース2のキャビティー8に収容されている。
【0010】
ケース2は、例えば、セラミック基板を焼成することにより形成することができる。複数のセラミック基板を積層することによりキャビティー8を形成することができる。リッド3は、例えば、種々の金属板を採用することができる。第1電子部品5、第2電子部品6及び第3電子部品7をケース2のキャビティー8に収容した状態で、ケース2がリッド3によって塞がれる。ケース2とリッド3とは、例えば、シ―ム溶接などにより互いに接合される。
(【0011】以降は省略されています)
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