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公開番号2025044333
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-02
出願番号2023151846
出願日2023-09-20
発明の名称ダンプトラック
出願人日立建機株式会社
代理人弁理士法人広和特許事務所
主分類B62D 25/22 20060101AFI20250326BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約【課題】 対向車の運転者がランプを斜めから目視した場合でも、ランプを明確に視認できるようにする。
【解決手段】 上デッキ7にアクセスするために上デッキ7の前部7Aに前側から連結された階段15の上側階段18は、上下方向に間隔をもって配置された複数段の踏板19A,19B,19Cを一対の側桁20で挟んで形成されている。この上で、側桁20には、車体2を構成する建屋6の前面6Aの左右両側に設けられた方向指示器9、車幅灯10の高さに対応する位置に切欠21が設けられている。これにより、対向車の運転者が方向指示器9、車幅灯10を斜めから目視した場合には、切欠21によって方向指示器9、車幅灯10を対向車の運転者に明確に視認させることができる。
【選択図】 図2
特許請求の範囲【請求項1】
車体と、
前記車体の前側に設けられ、キャブが搭載されたデッキと、
前記車体の前面の左右両側における前記デッキの高さに対応する位置に設けられたランプと、
前記デッキにアクセスするために前記デッキの前部に前側から連結された階段と、
を備えてなるダンプトラックにおいて、
前記階段は、上下方向に間隔をもって配置された複数段の踏板を一対の側桁で挟んで形成され、
前記側桁には、前記ランプの高さに対応する位置に孔および切欠のいずれかが設けられていることを特徴とするダンプトラック。
続きを表示(約 370 文字)【請求項2】
請求項1に記載のダンプトラックにおいて、
前記孔または切欠の下部位置は、前記複数段の踏板のうち、最上段の踏板よりも高く、前記デッキよりも低い位置に設定されていることを特徴とするダンプトラック。
【請求項3】
請求項1に記載のダンプトラックにおいて、
前記孔または切欠は、前記一対の側桁の両方に設けられていることを特徴とするダンプトラック。
【請求項4】
請求項1に記載のダンプトラックにおいて、
前記車体には、昇降可能なパンタグラフと、前記パンタグラフに設けられ、前記車体の上方に張られた架線に摺接して電力を集める集電舟と、からなる集電装置を備え、
前記階段は、前記パンタグラフの左右のいずれかから前記デッキに連結されていることを特徴とするダンプトラック。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、例えば鉱山で採掘した砕石物等を運搬するのに好適に用いられるダンプトラックに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
鉱山で採掘した砕石物等を運搬する作業には、マイニングダンプトラックと呼ばれる超大型のダンプトラックが使用される。このダンプトラックは、前後方向に延びて支持構造体をなす車体フレーム、車体フレームに設けられた左右の前輪および左右の後輪からなる車体を備え、車体上には、砕石物等を積載するため荷台が搭載されている。車体の前側上部には、デッキが設けられ、デッキ上には、キャブが搭載されている。
【0003】
車体の前側には、デッキにアクセスするための階段が設けられている(特許文献1)。階段は、上下方向に間隔をもって配置された複数段の踏板を一対の側桁で挟んで形成されている。また、車体の前面には、デッキ寄りの高い位置の左右両側に走行時に必要となるランプ、例えば、方向指示器、車幅灯、前照灯等が設けられている(特許文献2)。
【0004】
ここで、大規模な鉱山等の採掘現場では、上方に張り巡らされたトロリー線(架線)を通じて供給される電力によって走行用の電動モータを駆動するトロリー仕様のダンプトラックが用いられる。このトロリー仕様のダンプトラックは、車体の前面にトロリー線からの電力を集電する集電装置を備えている(特許文献1)。
【0005】
トロリー仕様のダンプトラックは、車体の前面に集電装置の支持構造体が配設されている。このため、階段は、集電装置の支持構造体を避けて、デッキの前部に前側から連結される構造となっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2013-074678号公報
特開2017-215820号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
特許文献1のダンプトラックは、複数段の踏板を一対の側桁で挟んで形成されている階段が、車体上部のデッキに対して前側から連結されている。一方で、特許文献2のダンプトラックは、車体の前面の高い位置、即ち、階段に近い位置に方向指示器、車幅灯、前照灯等のランプが配置されている。
【0008】
従って、階段の側桁がランプの近くに配置された際には、対向車の運転者がランプを斜めから目視した場合に、階段の側桁が邪魔になってランプを視認し難くなる虞があるという問題がある。
【0009】
本発明は上述した従来技術の問題に鑑みなされたもので、本発明の目的は、対向車の運転者がランプを斜めから目視した場合でも、ランプを明確に視認できるようにしたダンプトラックを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明は、車体と、前記車体の前側に設けられ、キャブが搭載されたデッキと、前記車体の前面の左右両側における前記デッキの高さに対応する位置に設けられたランプと、前記デッキにアクセスするために前記デッキの前部に前側から連結された階段と、を備えてなるダンプトラックにおいて、前記階段は、上下方向に間隔をもって配置された複数段の踏板を一対の側桁で挟んで形成され、前記側桁には、前記ランプの高さに対応する位置に孔および切欠のいずれかが設けられている。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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