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公開番号2025043892
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-01
出願番号2023151457
出願日2023-09-19
発明の名称自動倉庫
出願人西部電機株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類B65G 1/04 20060101AFI20250325BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】搬出される物品が位置決め部材に接触する可能性を抑制した上で、1つのステーションを入庫ステーション及び出庫ステーションとして兼用可能な自動倉庫を提供する。
【解決手段】ラック11、12の棚13に搬入される物品Wが載せられるステーション14、棚13に物品Wを搬出入する搬送設備15及び搬送設備15の動作を制御する制御手段を有する自動倉庫10において、棚13に搬入される物品Wに接触して物品Wをステーション14の搬入待機位置に配置する位置決め部材17、18が、ステーション14に設けられ、制御手段は、平面視して位置決め部材17、18まで距離を有するステーション14上の位置を目標載置位置として、搬送設備15に、棚13から取り出した物品Wを記ステーション14に載せさせる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
ラックの棚に搬入される物品が載せられるステーション、前記棚に前記物品を搬出入する搬送設備及び該搬送設備の動作を制御する制御手段を有する自動倉庫において、
前記棚に搬入される前記物品に接触して該物品を前記ステーションの搬入待機位置に配置する位置決め部材が、前記ステーションに設けられ、
前記制御手段は、平面視して前記位置決め部材まで距離を有する前記ステーション上の位置を目標載置位置として、前記搬送設備に、前記棚から取り出した前記物品を前記ステーションに載せさせることを特徴とする自動倉庫。
続きを表示(約 180 文字)【請求項2】
請求項1記載の自動倉庫において、前記位置決め部材は、前記ステーションに固定されていることを特徴とする自動倉庫。
【請求項3】
請求項1又は2記載の自動倉庫において、前記位置決め部材のみが、前記棚から取り出され前記ステーションに載せられる前記物品の該ステーションからの落下を防止する部材として利用されることを特徴とする自動倉庫。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、物品を収容するラック及び物品を搬出入する搬送設備を有する自動倉庫に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
それぞれ物品を収容する多数の棚が設けられたラック、並びに、入庫ステーションに配された物品を所定の棚に搬入する処理及び物品を棚から出庫ステーションまで搬出する処理を行う搬送設備を有する自動倉庫の具体例が、例えば、特許文献1、2に記載されている。
特許文献1には、搬送設備が、搬入処理及び搬出処理を1つのスタッカクレーンで行う例が開示されている。
【0003】
特許文献2には、入庫ステーションからラックの所定の高さ位置まで物品を上昇させる入庫用昇降装置、入庫用昇降装置が上昇させた物品を所定の棚(間口)まで水平移動させる搬送車、及び、搬送車が収容棚から取り出し水平移動させた物品を出庫ステーションまで下降させる出庫用昇降装置によって搬送設備を構成した例が記載されている。特許文献2の例では、搬送車が搬入処理及び搬出処理に兼用される。
【0004】
引用文献1、2に記載されたような自動倉庫は、図7に示すように、物品100が入庫ステーション101の所定位置に正確に配されるように、入庫ステーション101に位置決めストッパ102、103等の位置決め用の部材が設けられている。搬送設備104が入庫ステーション101から棚105に物品100を搬送するにあたり、物品100を入庫ステーション101から取得する際や物品100を棚105に収容する際にそれぞれ物品100の位置ずれが生じ、これらが累積して物品100の棚105に対する最終的な位置ずれとなるが、入庫ステーション101で物品100を位置決めすることによって、物品100の棚105に対する最終的な位置ずれを所定の範囲内に収めることが可能となる。
【0005】
これは、搬送設備104が棚105から物品100を出庫ステーション106に搬送する際も同様であり、棚105に対する物品100の位置ずれを所定の範囲内にすることによって、出庫ステーション106に載せられた物品100の最終的な位置ずれも所定の範囲内に収めることができる。そのため、当該範囲を物品100が配置される可能性のある領域として自動倉庫を設計すればよい。
【0006】
一方、例えば、出庫ステーション106に、物品100が出庫ステーション106から落下するのを防止するガイド部材107、108を設ける場合、物品100が配置され得る領域の外側(想定した領域内に配された物品100に非接触な位置)にガイド部材107、108を設置すればよい。これによって、物品100をガイド部材107、108に接触させずに出庫ステーション106に載せることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開2017-149529号公報
特開2022-172748号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
しかしながら、一つのステーションを、入庫ステーション及び出庫ステーションとして兼用しようとすると、出庫ステーションとしてのステーションに物品を載せる際、物品を基準位置に正確に配さない限り、ステーションに設けられた物品の位置決め用の部材に物品がしばしば接触するという問題が生じる。また、位置決め用の部材をステーションに設けない場合、棚に搬入される物品の位置決めが不十分となり、例えば棚に物品を収容する際に棚の周辺に配された部材に物品が接触する問題が招来する。
【0009】
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたもので、搬出される物品が位置決め部材に接触する可能性を抑制した上で、1つのステーションを入庫ステーション及び出庫ステーションとして兼用可能な自動倉庫を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
前記目的に沿う本発明に係る自動倉庫は、ラックの棚に搬入される物品が載せられるステーション、前記棚に前記物品を搬出入する搬送設備及び該搬送設備の動作を制御する制御手段を有する自動倉庫において、前記棚に搬入される前記物品に接触して該物品を前記ステーションの搬入待機位置に配置する位置決め部材が、前記ステーションに設けられ、前記制御手段は、平面視して前記位置決め部材まで距離を有する前記ステーション上の位置を目標載置位置として、前記搬送設備に、前記棚から取り出した前記物品を前記ステーションに載せさせる。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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