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公開番号2025043497
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-01
出願番号2023150806
出願日2023-09-19
発明の名称積層体保持装置
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人個人
主分類B65H 31/10 20060101AFI20250325BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】シート部材の積層作業の簡略化に寄与可能な積層体保持装置を実現する。
【解決手段】本開示の一形態に係る積層体保持装置(1)は、搬送されたシート部材(S)を積層する際に用いられる積層体保持装置であって、シート部材(S)が積層され、上下方向に移動可能な積層台(3)と、積層台(3)を上側に押圧する押圧機構(5)と、積層されたシート部材(S)を積層台(3)と挟み込んで保持するクランプ機構(6)と、クランプ機構(6)とは別に、積層台(3)の上側への移動を規制する規制機構(7)と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
搬送されたシート部材を積層する際に用いられる積層体保持装置であって、
前記シート部材が積層され、上下方向に移動可能な積層台と、
前記積層台を上側に押圧する押圧機構と、
積層された前記シート部材を前記積層台と挟み込んで保持するクランプ機構と、
前記クランプ機構とは別に、前記積層台の上側への移動を規制する規制機構と、
を備える、積層体保持装置。
続きを表示(約 830 文字)【請求項2】
前記規制機構は、
傾斜面を有する楔と、
前記積層台から下側に向かって突出し、前記楔が挿入される挿入部の下面に当該楔の傾斜面と接触する傾斜面を有するストッパと、
前記楔が前記ストッパの挿入部に挿入及び前記ストッパの挿入部から抜去される方向に前記楔を案内するガイド機構と、
前記楔が前記ストッパの挿入部に挿入される方向に当該楔を付勢する付勢機構と、
を備え、
前記楔が前記ストッパの挿入部に挿入されて当該楔の傾斜面が前記ストッパの傾斜面に接触した状態で前記積層台の上側への移動を規制し、
前記積層台が下側に移動するのに従って、前記楔が前記ストッパの挿入部に挿入される方向に移動する、請求項1に記載の積層体保持装置。
【請求項3】
前記楔の傾斜面と前記ストッパの傾斜面とは、セルフロック角度で接触する、請求項2に記載の積層体保持装置。
【請求項4】
前記楔が前記ストッパの挿入部から抜去される方向に当該楔を移動させて予め設定された初期位置に復帰させる復帰機構を備える、請求項2又は3に記載の積層体保持装置。
【請求項5】
前記積層体保持装置は、当該積層体保持装置を支持する床面を移動可能であり、
前記ガイド機構は、前記楔が前記ストッパの挿入部に挿入及び前記ストッパの挿入部から抜去される方向に延在するレールと、前記楔が固定され、前記レールに沿って移動するスライダと、を有し、
前記復帰機構は、前記スライダに連結され、前記楔が前記ストッパの挿入部に挿入及び前記ストッパの挿入部から抜去される方向に延在するロッドと、前記積層体保持装置が前記床面の予め設定された位置に配置された状態で前記ロッドに接触し、前記楔が前記ストッパの挿入部から抜去される方向に前記ロッドを押し込むブラケットと、を有する、請求項4に記載の積層体保持装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、搬送されたシート部材を積層する際に用いられる積層体保持装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
シート状電極などのシート部材を積層する場合、例えば、特許文献1に開示されているような積層体保持装置が用いられている。このような積層体保持装置は、積層台上で積層されたシート部材を、当該シート部材を挟んで向かい合うクランプ機構と、積層台と、で挟み込んで保持するために、積層台を下側から押圧機構で押圧する構成とされている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-30566号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本出願人は、以下の課題を見出した。特許文献1の積層体保持装置は、新たなシート部材を積層されたシート部材上に積層する際に、クランプ機構によるシート部材の保持状態を解除する必要があるが、その際に積層台が上昇してしまう。
【0005】
そのため、特許文献1の積層体保持装置は、向かい合う一方のクランプ機構によるシート部材の保持状態を維持しつつ、向かい合う他方のクランプ機構によるシート部材の保持状態を解除し、他方のクランプ機構の側のシート部材上に新たなシート部材の一方の端部を載せて他方のクランプ機構によって保持する。
【0006】
そして、一方のクランプ機構によるシート部材の保持状態を解除し、一方のクランプ機構の側のシート部材上に新たなシート部材の他方の端部を載せて一方のクランプ機構によって保持する。これにより、新たなシート部材を積層されたシート部材上に積層している。
【0007】
このように特許文献1の積層体保持装置において、新たなシート部材を積層されたシート部材上に積層する場合、向かい合うクランプ機構を個別に動作させたり、新たなシート部材を向かい合う端部毎に載せたり、する必要があり、シート部材の積層作業が煩雑である課題を有する。
【0008】
本開示は、このような問題点に鑑みてなされたものであり、シート部材の積層作業の簡略化に寄与可能な積層体保持装置を実現する。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本開示の一態様に係る積層体保持装置は、搬送されたシート部材を積層する際に用いられる積層体保持装置であって、
前記シート部材が積層され、上下方向に移動可能な積層台と、
前記積層台を上側に押圧する押圧機構と、
積層された前記シート部材を前記積層台と挟み込んで保持するクランプ機構と、
前記クランプ機構とは別に、前記積層台の上側への移動を規制する規制機構と、
を備える。
【0010】
上述の積層体保持装置において、前記規制機構は、
傾斜面を有する楔と、
前記積層台から下側に向かって突出し、前記楔が挿入される挿入部の下面に当該楔の傾斜面と接触する傾斜面を有するストッパと、
前記楔が前記ストッパの挿入部に挿入及び前記ストッパの挿入部から抜去される方向に前記楔を案内するガイド機構と、
前記楔が前記ストッパの挿入部に挿入される方向に当該楔を付勢する付勢機構と、
を備え、
前記楔が前記ストッパの挿入部に挿入されて当該楔の傾斜面が前記ストッパの傾斜面に接触した状態で前記積層台の上側への移動を規制し、
前記積層台が下側に移動するのに従って、前記楔が前記ストッパの挿入部に挿入される方向に移動することが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)

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