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公開番号
2025043310
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-28
出願番号
2024156869
出願日
2024-09-10
発明の名称
生育植物の免疫応答活性化剤、及び免疫応答活性化方法
出願人
学校法人東京理科大学
代理人
個人
,
個人
主分類
A01N
65/34 20090101AFI20250321BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約
【課題】本発明の課題は、植物における免疫応答活性化を実現できる新規な技術を提供することである。
【解決手段】本発明は、バラ属の植物からの抽出物を含む、生育植物の免疫応答活性化剤を提供する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
バラ属の植物からの抽出物を含む、生育植物の免疫応答活性化剤。
続きを表示(約 500 文字)
【請求項2】
β-シトロネロール、及び/又はゲラニオールを含む、請求項1に記載の免疫応答活性化剤。
【請求項3】
前記バラ属の植物が、ロサ・オドラータ(ティーローズ)、又はロサ・ダマスケナ(ダマスクローズ)である、請求項1に記載の免疫応答活性化剤。
【請求項4】
前記生育植物が、トマト、レタス、又はコマツナである、請求項1に記載の免疫応答活性化剤。
【請求項5】
生育植物を、請求項1から4のいずれかに記載の免疫応答活性化剤に曝露させる曝露工程を含み、
前記曝露により、前記生育植物のPR1遺伝子(Pathogenesis-Related Gene 1)、及び/又は、PIN2遺伝子(Proteinase inhibitor 2)の発現量を増加させる、
生育植物の免疫応答活性化方法。
【請求項6】
前記曝露工程が、前記生育植物の根への曝露を含む、請求項5に記載の免疫応答活性化方法。
【請求項7】
前記曝露により、さらに、益虫を誘引する、請求項5に記載の免疫応答活性化方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、生育植物の免疫応答活性化剤、及び免疫応答活性化方法に関する。
続きを表示(約 800 文字)
【背景技術】
【0002】
植物の生育において、害虫防除や感染対策等は、効率的な農産物生産等の観点から極めて重要である。
【0003】
他方で、植物から放出される化合物には、害虫忌避効果等の効果を有するものが知れられ、各種実用化が提案されている。
このような化合物としてテルペノイドが挙げられ、例えば、特許文献1では、テルペノイドの1種であるスクラレオールを有効成分として含有する植物病害防除剤について提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2011-246447号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
他方で、より有効な害虫防除や感染対策等を実現する観点から、植物の免疫応答活性化できる技術に対するニーズがある。
【0006】
本発明は以上の実情に鑑みてなされたものであり、植物における免疫応答活性化を実現できる新規な技術の提供を課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明者らは、バラ属の植物からの抽出物が、植物に対する免疫応答活性化効果を有することを見出し、本発明を完成するに至った。より具体的には、本発明は以下を提供する。
【0008】
(1) バラ属の植物からの抽出物を含む、生育植物の免疫応答活性化剤。
【0009】
(2) β-シトロネロール、及び/又はゲラニオールを含む、(1)に記載の免疫応答活性化剤。
【0010】
(3) 前記バラ属の植物が、ロサ・オドラータ(ティーローズ)、又はロサ・ダマスケナ(ダマスクローズ)である、(1)に記載の免疫応答活性化剤。
(【0011】以降は省略されています)
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