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公開番号2025043159
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-28
出願番号2023150503
出願日2023-09-15
発明の名称車両の制御装置
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人,個人,個人
主分類B60W 40/09 20120101AFI20250321BHJP(車両一般)
要約【課題】普段とは異なる特別な運転シーンでドライバの車両操作の特徴を不要に学習してしまうのを抑制する。
【解決手段】車両100の制御装置6は、ドライバによる車両操作の特徴を学習した学習結果に基づいて、車両挙動がドライバに適した車両挙動となるように、車両挙動に影響を与える制御パラメータの推奨値を設定し、ドライバの過去の運転履歴に基づいて、走行時の運転シーンが、前記ドライバの運転シーンの中で占める割合の多い通常の運転シーンとは異なる特別な運転シーンであるかを判定し、走行時の運転シーンが、特別な運転シーンであれば、ドライバによる車両操作の特徴の学習を停止するように構成される。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
車両の制御装置であって、
ドライバによる車両操作の特徴を学習した学習結果に基づいて、車両挙動が前記ドライバに適した車両挙動となるように、車両挙動に影響を与える制御パラメータの推奨値を設定し、
前記ドライバの過去の運転履歴に基づいて、走行時の運転シーンが、前記ドライバの運転シーンの中で占める割合の多い通常の運転シーンとは異なる特別な運転シーンであるかを判定し、
走行時の運転シーンが、前記特別な運転シーンであれば、前記ドライバによる車両操作の特徴の学習を停止するように構成される、
車両の制御装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、車両の制御装置に関する。
続きを表示（約 1,000 文字）【背景技術】
【０００２】
特許文献１には、従来の走行制御システムとして、車両挙動の変化に伴うドライバの生体情報の変化に基づいて、ドライバの嗜好性が反映された車両挙動を学習するものが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０２０－１３２１２４号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
しかしながら、前述した従来の走行制御システムでは、普段とは異なる特別な運転シーンにおいても、車両挙動の学習を実施していた。そのため、普段の車両挙動とは異なる特別な運転シーンの車両挙動が不要に学習されてしまうおそれがあった。
【０００５】
本発明は、このような問題点に着目してなされたものであり、特別な運転シーンでドライバの車両操作の特徴を不要に学習してしまうのを抑制することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
上記課題を解決するために、本発明のある態様による車両の制御装置は、ドライバによる車両操作の特徴を学習した学習結果に基づいて、車両挙動がドライバに適した車両挙動となるように、車両挙動に影響を与える制御パラメータの推奨値を設定し、ドライバの過去の運転履歴に基づいて、走行時の運転シーンが、ドライバの運転シーンの中で占める割合の多い通常の運転シーンとは異なる特別な運転シーンであるかを判定し、走行時の運転シーンが、特別な運転シーンであれば、ドライバによる車両操作の特徴の学習を停止するように構成される。
【発明の効果】
【０００７】
本発明のこの態様によれば、特別な運転シーンでドライバの車両操作の特徴を不要に学習してしまうのを抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
本発明の一実施形態による車両の概略システム構成図である。
各ドライバの特別な運転シーンを設定するための処理の一例について説明するフローチャートである。
車両操作の学習処理の一例について説明するフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【０００９】
以下、図面を参照して本発明の実施形態について詳細に説明する。なお、以下の説明では、同様な構成要素には同一の参照番号を付す。
【００１０】
図１は、本発明の一実施形態による車両１００の概略システム構成図である。
（【００１１】以降は省略されています）

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