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公開番号2025043032
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-28
出願番号2023150318
出願日2023-09-15
発明の名称発光装置
出願人日亜化学工業株式会社
代理人個人,個人
主分類H01S 5/02208 20210101AFI20250321BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】発光装置の小型化を図る。
【解決手段】本開示の一実施形態に係る発光装置は、発光素子と、前記発光素子の下面に対向した上面を有し、直接的または間接的に前記発光素子を支持する基体と、前記発光素子の上面に対向した下面を有する平板状の蓋体と、前記基体の前記上面に設けられ、前記発光素子を囲む第1枠部と、を備え、前記基体は、前記発光素子の前記下面に接合される第1導体部を備え、前記蓋体は、前記発光素子の前記上面に接合される第2導体部を備え、前記第1枠部は、前記蓋体に直接的または間接的に接合される。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
発光素子と、
前記発光素子の下面に対向した上面を有し、直接的または間接的に前記発光素子を支持する基体と、
前記発光素子の上面に対向した下面を有する平板状の蓋体と、
前記基体の前記上面に設けられ、前記発光素子を囲む第1枠部と、
を備え、
前記基体は、前記発光素子の前記下面に接合される第1導体部を備え、
前記蓋体は、前記発光素子の前記上面に接合される第2導体部を備え、
前記第1枠部は、前記蓋体に直接的または間接的に接合される、
発光装置。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記蓋体の前記下面に設けられ、前記第1枠部に直接的に接合される第2枠部をさらに備える、
請求項1に記載の発光装置。
【請求項3】
前記発光素子は、前記基体、前記蓋体、前記第1枠部、及び前記第2枠部で規定される空間において気密封止されている、
請求項2に記載の発光装置。
【請求項4】
前記発光素子の前記下面及び前記第1導体部の間、前記発光素子の前記上面及び前記第2導体部の間、並びに、前記第1枠部及び前記第2枠部の間に、接着剤が硬化した接合層が、それぞれ配置される、
請求項2又は請求項3に記載の発光装置。
【請求項5】
前記基体の前記上面上に配置され、前記発光素子から出射した光を前記蓋体に向けて反射する光反射部材をさらに備える、
請求項1に記載の発光装置。
【請求項6】
前記第1枠部は、導電領域を含み、
前記導電領域は、前記発光素子に電流を流すための電流経路の一部である、
請求項1に記載の発光装置。
【請求項7】
前記蓋体は、前記基体の前記上面に向けて前記第2導体部から突出する第3導体部を備え、
前記基体は、前記第3導体部に接合される第4導体部を備え、
前記第3導体部及び前記第4導体部は、前記発光素子に電流を流すための電流経路の一部である、
請求項1に記載の発光装置。
【請求項8】
前記第1導体部に、電気的に接続される第1電極と、
前記第2導体部に、電気的に接続される第2電極と、
をさらに備え、
前記第1電極は、前記基体の下面に配置され、
前記第1導体部は、前記基体の前記上面及び前記発光素子の前記下面の間に配置された外層部と、前記基体の内部に設けられ、前記外層部及び前記第1電極にそれぞれ接合される内層配線と、を含む、
請求項1に記載の発光装置。
【請求項9】
前記第1導体部に、電気的に接続される第1電極と、
前記第2導体部に、電気的に接続される第2電極と、
をさらに備え、
前記第1電極及び前記第2電極は、前記基体の前記上面上にそれぞれ配置される、
請求項1に記載の発光装置。
【請求項10】
前記第1導体部に、電気的に接続される第1電極と、
前記第2導体部に、電気的に接続される第2電極と、
をさらに備え、
前記第1電極及び前記第2電極は、前記蓋体の上面上にそれぞれ配置される、
請求項1に記載の発光装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、発光装置に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、半導体発光チップ、半導体発光チップの両面にそれぞれ接続された第1サブマウント及び第2サブマウント、並びに、第1サブマウントと第2サブマウントとの間にそれぞれ設けられた第1側壁及び第2側壁を備える発光装置が開示されている。また、特許文献1には、第1側壁を設け、第2側壁を設けた後に、さらに透光性部材を第1側壁及び第2側壁と接合し、半導体発光チップの気密封止を図っている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2021/256421号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本開示は、発光装置の製造工程を簡素化することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の一実施形態に係る発光装置は、発光素子と、前記発光素子の下面に対向した上面を有し、直接的または間接的に前記発光素子を支持する基体と、前記発光素子の上面に対向した下面を有する平板状の蓋体と、前記基体の前記上面に設けられ、前記発光素子を囲む第1枠部と、を備え、前記基体は、前記発光素子の前記下面に接合される第1導体部を備え、前記蓋体は、前記発光素子の前記上面に接合される第2導体部を備え、前記第1枠部は、前記蓋体に直接的または間接的に接合される。
【発明の効果】
【0006】
本開示の一実施形態によれば、発光装置の製造工程を簡素化することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
第1実施形態に係る発光装置の一例を示す斜視図である。
図1に示された発光装置において、蓋体及び第2枠部を除いた状態の斜視図である。
図1に示された発光装置において、基体及び第1枠部を除いた状態の斜視図である。
第1実施形態に係る発光装置の一例を示す下面図である。
第1枠部の変形例を備えた発光装置の斜視図である。
図1に示されたVI-VI断面線における発光装置の断面および電流経路を示す断面図である。
第2実施形態に係る発光装置の一例を示す斜視図である。
図7に示された発光装置において、蓋体及び第2枠部を除いた状態の斜視図である。
図7に示された発光装置において、基体及び第1枠部を除いた状態の斜視図である。
図7に示されたX-X断面線における発光装置の断面および電流経路を示す断面図である。
第3実施形態に係る発光装置の一例を示す斜視図である。
図11に示された発光装置において、蓋体及び第2枠部を除いた状態の斜視図である。
図11に示された発光装置において、基体及び第1枠部を除いた状態の斜視図である。
第3実施形態に係る発光装置の一例および電流経路を示す透視図である。
第4実施形態に係る発光装置の一例を示す斜視図である。
第4実施形態に係る発光装置の一例および電流経路を示す透視図である。
第5実施形態に係る発光装置の一例を示す斜視図である。
第5実施形態に係る発光装置の一例および電流経路を示す透視図である。
第6実施形態に係る発光装置の一例を示す斜視図である。
第6実施形態に係る発光装置の一例および電流経路を示す透視図である。
第7実施形態に係る発光装置の一例を示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、図面を参照して発明を実施するための形態について説明する。なお、以下の説明では、必要に応じて特定の方向や位置を示す用語(例えば、「上」、「下」、及びそれらの用語を含む別の用語)を用いる。しかし、それらの用語の使用は図面を参照した発明の理解を容易にするためであって、それらの用語の意味によって本発明の技術的範囲が過度に制限されるものではない。例えば、「上面」と記載した場合に、常に上を向くように発明が用いられなければならないわけではない。また、複数の図面に表れる同一符号の部分は同一もしくは同等の部分又は部材を示す。
【0009】
また、本開示において、三角形や四角形等の多角形に関しては、多角形の隅に角丸め、面取り、角取り、丸取り等の加工が施された形状も含めて、多角形と呼ぶものとする。また、隅(辺の端)に限らず、辺の中間部分に加工が施された形状も同様に、多角形と呼ぶものとする。つまり、多角形をベースに残しつつ、部分的な加工が施された形状は、本開示で記載される"多角形"の解釈に含まれるものとする。
【0010】
また、多角形に限らず、台形や円形や凹凸等、特定の形状を表す用語についても同様である。また、その形状を形成する各辺に関する用語についても同様である。すなわち、ある辺において、隅や中間部分に加工が施されていたとしても、"辺"の解釈には加工された部分を含む。なお、部分的な加工のない"多角形"や"辺"を、加工された形状と区別する場合は"厳密な"を付して、例えば、"厳密な四角形"等と記載する。
(【0011】以降は省略されています)

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