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公開番号
2025043002
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-28
出願番号
2023150263
出願日
2023-09-15
発明の名称
ミシン目形成用刃体、分包袋、および包装装置
出願人
株式会社タカゾノ
代理人
弁理士法人深見特許事務所
主分類
B26F
1/18 20060101AFI20250321BHJP(切断手工具;切断;切断機)
要約
【課題】分包袋の取扱性を向上する。
【解決手段】ミシン目形成刃110は、板状の基部120と、基部120から突出方向に突出し突出方向に直交する並び方向に並ぶ複数の刃部130と、を含んでいる。切込形成刃200は、突出方向および並び方向に直交する直交方向に延びている。ミシン目形成刃110の、隣り合う2つの刃部130の間に、取付溝部が形成されている。切込形成刃200は、取付溝部に取り付けられている。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
板状の基部と、前記基部から突出方向に突出し前記突出方向に直交する並び方向に並ぶ複数の刃部と、を含む、ミシン目形成刃と、
前記突出方向および前記並び方向に直交する直交方向に延びる切込形成刃と、を備え、
前記ミシン目形成刃の、隣り合う2つの前記刃部の間に、取付溝部が形成され、
前記切込形成刃は前記取付溝部に取り付けられている、ミシン目形成用刃体。
続きを表示(約 970 文字)
【請求項2】
前記切込形成刃は、隣り合う2つの前記刃部の一方に接触して前記ミシン目形成刃に取り付けられている、請求項1に記載のミシン目形成用刃体。
【請求項3】
前記切込形成刃は、隣り合う2つの前記刃部の他方から離れて配置されている、請求項2に記載のミシン目形成用刃体。
【請求項4】
前記切込形成刃は、前記切込形成刃の頂点を構成する切っ先を有し、前記切っ先を構成する第1刃面、第2刃面および第3側面を有し、
前記第1刃面と前記第2刃面とは、前記突出方向に対して傾斜し、前記並び方向に対して傾斜し、前記直交方向に対して傾斜するように、前記切っ先から延び、
前記第3側面は、前記並び方向に対して直交するように前記切っ先から延び、前記刃部に接触している、請求項2に記載のミシン目形成用刃体。
【請求項5】
前記第1刃面と前記第2刃面とが互いに交差する稜線が刃先を形成し、
前記刃先は、前記突出方向に対して傾斜し、前記並び方向に対して傾斜し、前記直交方向に直交して延びる、請求項4に記載のミシン目形成用刃体。
【請求項6】
前記取付溝部は、前記刃部を一部切り欠いて形成されている、請求項1に記載のミシン目形成用刃体。
【請求項7】
前記取付溝部は、隣り合う2つの前記刃部に亘って形成されている、請求項6に記載のミシン目形成用刃体。
【請求項8】
前記ミシン目形成刃と前記切込形成刃とを固定する固定部材をさらに備える、請求項1に記載のミシン目形成用刃体。
【請求項9】
包装対象物が一包装分ずつ包装された分包袋であって、
隣り合う2つの前記分包袋を仕切る区画部に、一方向に延びる複数の細孔が前記一方向に連続して並ぶ分断用ミシン目が形成されており、
前記複数の細孔のうちの1つの細孔の端部に連続し、前記一方向に直交する方向に延びる開封用切込部がさらに形成されている、分包袋。
【請求項10】
前記開封用切込部は、前記細孔の、隣り合う2つの前記分包袋を前記分断用ミシン目に沿って分断する方向の上流端に連続している、請求項9に記載の分包袋。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、ミシン目形成用刃体、分包袋、および包装装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
特開2012-131551号公報(特許文献1)には、重ね合わされたシートに薬剤が封入される複数の分包体領域が形成され、隣接する分包体領域の間に複数の切込部を列設してなる分断用ミシン目が形成され、切込部が、分断方向に延在する分断用切込部と、分断用切込部に連続して分断方向の側方へ延びる開封用切込部とを備えてなる、薬剤分包体が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2012-131551号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
長尺シート状の包材を用いて包装対象物が一包装分ずつ包装された分包袋を形成する包装装置において、隣り合う2つの分包袋の間に、分包袋を個々に分断するためのミシン目が形成される。分包袋の取扱者は、ミシン目に沿って分包袋を分断した後に、分包袋を開封して、包装対象物を分包袋から取り出す。
【0005】
分包袋を開封するときの取扱性の向上が求められている。本開示では、分包袋の取扱性を向上するための技術が提案される。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示のある局面に従ったミシン目形成用刃体は、ミシン目形成刃と、切込形成刃とを備えている。ミシン目形成刃は、板状の基部と、基部から突出方向に突出し突出方向に直交する並び方向に並ぶ複数の刃部と、を含んでいる。切込形成刃は、突出方向および並び方向に直交する直交方向に延びている。ミシン目形成刃の、隣り合う2つの刃部の間に、取付溝部が形成されている。切込形成刃は、取付溝部に取り付けられている。
【0007】
本開示のある局面に従った分包袋は、包装対象物が一包装分ずつ包装された分包袋であって、隣り合う2つの分包袋を仕切る区画部に、一方向に延びる複数の細孔が一方向に連続して並ぶ分断用ミシン目が形成されており、複数の細孔のうちの1つの細孔の端部に連続し、一方向に直交する方向に延びる開封用切込部がさらに形成されている。
【0008】
本開示のある局面に従った包装装置は、長尺シート状の包材を用いて、包装対象物が一包装分ずつ包装された分包袋を形成する、包装部を備えている。包装部は、包材の長手方向に隣り合う2つの分包袋を仕切る区画部に、複数の細孔が包材の短手方向に連続して並ぶミシン目を形成する、ミシン目形成用刃体を含んでいる。ミシン目形成用刃体は、ミシン目形成刃と、切込形成刃とを備えている。ミシン目形成刃は、板状の基部と、基部から突出方向に突出し突出方向に直交する並び方向に並ぶ複数の刃部と、を含んでいる。切込形成刃は、突出方向および並び方向に直交する直交方向に延びている。ミシン目形成刃の、隣り合う2つの刃部の間に、取付溝部が形成されている。切込形成刃は、取付溝部に取り付けられている。
【発明の効果】
【0009】
本開示に従うと、分包袋の取扱性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
実施形態に係る包装装置の概略構成図である。
図1に示す包装装置における、薬剤供給部および収容部形成部の概略斜視図である。
図1に示す包装装置における、ミシン目形成部の概略構成を示す模式図である。
ミシン目形成用刃体の構成を示す斜視図である。
ミシン目形成刃の斜視図である。
切込形成刃の斜視図である。
ミシン目形成刃の表面側から見たミシン目形成用刃体を示す図である。
ミシン目形成刃の裏面側から見たミシン目形成用刃体を示す図である。
平面視したミシン目形成用刃体を示す図である。
切込形成刃をミシン目形成刃に固定する構造を示す斜視図である。
ミシン目が形成された分包袋を示す模式図である。
図11に示される領域XIIを拡大して示す模式図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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