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公開番号
2025042895
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-28
出願番号
2023150085
出願日
2023-09-15
発明の名称
インク吐出装置及びインク吐出方法
出願人
株式会社リコー
代理人
個人
主分類
B41J
2/01 20060101AFI20250321BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】被印刷物に対するインクの浸透深さを一定にすることができ、画質と堅牢性を安定させることができ、安定した品質が得られるインク吐出装置を提供する。
【解決手段】インクを吐出する吐出部11と、前記吐出部が前記インクを吐出する方向に存在する液体14と、を備え、前記液体は、前記吐出部から吐出された前記インクを当該液体中に又は当該液体の表面に保持することが可能であり、前記液体に保持された前記インクを被印刷物20に付着させることを特徴とする。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
インクを吐出する吐出部と、
前記吐出部が前記インクを吐出する方向に存在する液体と、を備え、
前記液体は、前記吐出部から吐出された前記インクを当該液体中に又は当該液体の表面に保持することが可能であり、
前記液体に保持された前記インクを被印刷物に付着させる
ことを特徴とするインク吐出装置。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記被印刷物を載置可能な支持部を備え、
前記支持部は、鉛直方向の上下に移動可能であり、
前記吐出部が前記インクを吐出した後、前記支持部に前記被印刷物を載置させた状態で前記支持部を上方向に移動させることで、前記液体に保持された前記インクを前記被印刷物に付着させる
ことを特徴とする請求項1に記載のインク吐出装置。
【請求項3】
前記支持部は、液体透過素材を有する
ことを特徴とする請求項2に記載のインク吐出装置。
【請求項4】
前記液体中に前記被印刷物を配置させ、
前記吐出部は、前記被印刷物が前記液体に浸っており、前記被印刷物の表面が前記液体の液面から露出しない状態で前記インクを吐出する
ことを特徴とする請求項1に記載のインク吐出装置。
【請求項5】
前記インクを前記液体に吐出した後、前記液体の表面側から前記液体に対して前記被印刷物を載置させ、前記液体に保持された前記インクを前記被印刷物に付着させる
ことを特徴とする請求項1に記載のインク吐出装置。
【請求項6】
インクを吐出する吐出部と、
前記吐出部が前記インクを吐出する方向に存在する液体と、を備え、
前記吐出部は、被印刷物が前記液体に浸っており、前記被印刷物の表面が前記液体の液面から露出した状態で前記インクを前記被印刷物に吐出する
ことを特徴とするインク吐出装置。
【請求項7】
制御部を備え、
前記制御部は、前記吐出部が前記インクを吐出する前に、前記被印刷物の厚み方向において、前記液体の液面の高さ及び前記被印刷物の高さから選ばれる少なくとも一方を制御可能である
ことを特徴とする請求項1又は6に記載のインク吐出装置。
【請求項8】
前記液体は、凝集剤を含む
ことを特徴とする請求項1又は6に記載のインク吐出装置。
【請求項9】
前記液体の比重は、前記インクの比重よりも大きい
ことを特徴とする請求項1又は6に記載のインク吐出装置。
【請求項10】
インクを吐出する吐出部により、前記インクを吐出する方向に存在する液体に対して前記インクを吐出する吐出工程と、
前記インクを被印刷物に付着させる付着工程と、を有し、
前記液体は、前記吐出部から吐出された前記インクを当該液体中に又は当該液体の表面に保持することが可能であり、
前記付着工程は、前記液体に保持された前記インクを被印刷物に付着させる
ことを特徴とするインク吐出方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、インク吐出装置及びインク吐出方法に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
従来より、インク等の記録液を吐出するヘッドを備え、インクジェット記録を行うインクジェットプリンタ等の画像形成装置が知られている。
【0003】
近年、Tシャツなどの衣類に画像を形成する要求が高まっている。従来、Tシャツに前処理液を塗布し、加熱、加圧を行い乾燥させ、インクジェット記録を行っていた。前処理液を用いる場合、ドット内にムラが発生し、画像の乱れが生じるなどの問題が指摘されていた。
【0004】
これに対して特許文献1では、前処理液を中間転写体に塗布しておき、そこにインクを供給し、中間転写体に供給されたインクを被印刷物(記録媒体などとも称する)に転写する画像形成装置が開示されている。また、特許文献1では、中間転写体に塗布された前処理液を加熱することが開示されている。特許文献1によれば、記録媒体への画像転写性の向上を図ることができるとしている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
前処理液が塗布された中間転写体にインクを供給し、供給されたインクを被印刷物に転写する場合、前処理液の塗布量や乾燥条件などにより、インクが記録媒体に浸透する程度が変化する。そのため、画質や画像堅牢性にバラつきが生じてしまう。しかし、従来技術では、Tシャツなどの被印刷物へのインクの浸透具合を制御することができていなかった。そのため、被印刷物に対するインクの浸透深さを一定にすることができ、画質と堅牢性を安定させることができ、安定した品質を得ることが求められている。
【0006】
そこで本発明は、被印刷物に対するインクの浸透深さを一定にすることができ、画質と堅牢性を安定させることができ、安定した品質が得られるインク吐出装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、本発明のインク吐出装置は、インクを吐出する吐出部と、前記吐出部が前記インクを吐出する方向に存在する液体と、を備え、前記液体は、前記吐出部から吐出された前記インクを当該液体中に又は当該液体の表面に保持することが可能であり、前記液体に保持された前記インクを被印刷物に付着させることを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、被印刷物に対するインクの浸透深さを一定にすることができ、画質と堅牢性を安定させることができ、安定した品質が得られるインク吐出装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明のインク吐出装置の一例を説明するための断面概略図である。
本発明のインク吐出装置の一例を説明するための断面又は側面概略図(A)~(C)並びに(A)の平面概略図(a)及び(C)の平面概略図(c)である。
本発明におけるフローの一例を示す図である。
本発明のインク吐出装置の一例を説明するための断面又は側面概略図(A)及び(B)である。(a)は(A)により得られる印刷物である。また、(C)は比較例を説明するための断面又は側面概略図であり、(c)は(C)により得られる印刷物である。
本発明のインク吐出装置の他の例を説明するための断面又は側面概略図(A)~(C)である。
本発明のインク吐出装置の他の例を説明するための断面概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明に係るインク吐出装置及びインク吐出方法について図面を参照しながら説明する。なお、本発明は以下に示す実施形態に限定されるものではなく、他の実施形態、追加、修正、削除など、当業者が想到することができる範囲内で変更することができ、いずれの態様においても本発明の作用・効果を奏する限り、本発明の範囲に含まれるものである。
(【0011】以降は省略されています)
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