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公開番号2025042891
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-28
出願番号2023150081
出願日2023-09-15
発明の名称車両保持装置及び車両衝突試験装置
出願人株式会社神戸製鋼所
代理人弁理士法人栄光事務所
主分類G01M 7/08 20060101AFI20250321BHJP(測定;試験)
要約【課題】台車上の試験車両を、正常な衝突変形が得られるように衝突体に衝突させ、より正確な衝突試験を実施できる車両保持装置及び車両衝突試験装置を提供する。
【解決手段】試験車両11が載置された台車13を衝突体15へ向かって走行させて試験車両11を衝突体15へ衝突させる車両衝突試験において、台車13上に設置されて試験車両11を保持する車両保持装置100であって、台車13上に固定され、試験車両11を保持して台車13の走行方向Aの後方への相対移動を規制する保持部101と、試験車両11の衝突体15への衝突前に、保持部101による試験車両11の保持を解除させる解除部105と、を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
試験車両が載置された台車を衝突体へ向かって走行させて前記試験車両を前記衝突体へ衝突させる車両衝突試験において、前記台車上に設置されて前記試験車両を保持する車両保持装置であって、
前記台車上に固定され、前記試験車両を保持して前記台車の走行方向の後方への相対移動を規制する保持部と、
前記試験車両の前記衝突体への衝突前に、前記保持部による前記試験車両の保持を解除させる解除部と、
を備える車両保持装置。
続きを表示(約 670 文字)【請求項2】
前記保持部は、前記試験車両に一端部を固定した索状体を係止して緊張状態とし、前記解除部による解除信号によって前記索状体の緊張状態を解除する係脱機構を備え、
前記係脱機構は、前記台車上において、前記試験車両の前記衝突体へ向かう移動方向に関して前記試験車両より前方側で、かつ、前記台車上で前記移動方向に直交する幅方向に関して前記試験車両の外側に配置されている、
請求項1に記載の車両保持装置。
【請求項3】
前記係脱機構は、
回転軸を中心に回転可能に支持されて前記索状体を係止可能なアームと、
前記アームを特定位置で固定して回転を規制し、前記解除部からの解除電流によって前記アームの固定を解除させる電磁クラッチと、
を備える請求項2に記載の車両保持装置。
【請求項4】
前記解除部は、前記台車の走行経路の途中の固定解除位置に達した際に、前記係脱機構へ解除電流を給電する、
請求項3に記載の車両保持装置。
【請求項5】
前記索状体は、長さ調整可能なベルト、チェーン又はワイヤのいずれかである、
請求項2に記載の車両保持装置。
【請求項6】
請求項1から5のいずれか1項に記載の車両保持装置を備えた台車と、
前記台車を落錘の重力によって牽引して走行させる牽引装置と、
前記台車の走行方向の前方側に配置され、前記台車上の前記試験車両が衝突される衝突体と、
を備える車両衝突試験装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車両保持装置及び車両衝突試験装置に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
ワイヤロープが繋がれた車両を、大型落錘の落下運動を動力源として牽引し、衝突体に衝突させて車両の衝突試験を行う落下錘水平牽引方式の衝突試験装置が知られている(特許文献1)。この衝突試験装置では、大型落錘の内部に設けた重錘と衝突試験用の台車とがワイヤロープを介して接続され、重錘を自由落下させると、滑車により牽引の向きを変えたワイヤロープにより台車が引き込まれる。これにより、台車と大型落錘の中間位置にある衝突体に向かって試験車両が衝突する仕組みとなっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-114384号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記した衝突試験装置においては、例えば側面衝突試験の場合、試験車両を車両の側面が衝突体に対面する向きで台車上に載置し、台車をワイヤロープによって試験車両とともに牽引し、試験車両の側面を衝突体に衝突させる。しかし、重錘の落下による台車の走行開始時には、台車が牽引される反動で、台車及び試験車両に慣性力が生じる。この慣性力によって試験車両が台車上で位置ずれを生じると、正確な衝突試験が実施できなくなる。そこで、試験車両を台車上に固定すれば試験車両の台車に対する位置ずれを抑えられるが、その場合には衝突時も試験車両が台車に固定されたままになり、試験車両の正常な衝突変形が得られない。このように、大型落錘の落下運動を動力源とする場合、上記した側面衝突に限らず、正確な衝突試験を実施することが困難であった。
【0005】
そこで本発明は、台車上の試験車両を、正常な衝突変形が得られるように衝突体に衝突させ、より正確な衝突試験の実施を可能とする車両保持装置及び車両衝突試験装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は下記の構成からなる。
(1) 試験車両が載置された台車を衝突体へ向かって走行させて前記試験車両を前記衝突体へ衝突させる車両衝突試験において、前記台車上に設置されて前記試験車両を保持する車両保持装置であって、
前記台車上に固定され、前記試験車両を保持して前記台車の走行方向の後方への相対移動を規制する保持部と、
前記試験車両の前記衝突体への衝突前に、前記保持部による前記試験車両の保持を解除させる解除部と、
を備える車両保持装置。
(2) (1)に記載の車両保持装置を備えた台車と、
前記台車を落錘の重力によって牽引して走行させる牽引装置と、
前記台車の走行方向の前方側に配置され、前記台車上の前記試験車両が衝突される衝突体と、
を備える車両衝突試験装置。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、台車上の試験車両を、正常な衝突変形が得られるように衝突体に衝突させ、より正確な衝突試験を実施できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態の車両衝突試験装置の概略構成図である。
図2は、車両保持装置が設けられた台車を含む車両衝突試験装置の一部分を示す平面図である。
図3は、図2におけるIII-III線に沿った断面から台車を見た断面矢視図である。
図4は、車両保持装置が設けられた台車の側面図である。
図5は、保持部を構成する係脱機構のアーム回転前の概略側面図である。
図6は、保持部を構成する係脱機構のアーム回転後の概略側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
(車両衝突試験装置)
図1は、実施形態の車両衝突試験装置200の概略構成図である。車両衝突試験装置200は、車両保持装置100を含んで構成され、試験車両11の衝突評価試験等の衝突試験を行うための装置である。
【0010】
一般に、車両には乗員と周囲の歩行者との生命を守る機能と、他の車両、障害物等との衝突に備えて機能損傷を抑制するための機能を備えることが要求されている。そのため、車両の衝突エネルギーを吸収する構造等の種々の開発が継続して行われている。このような車両を開発するために、車両衝突試験装置200を用いた車両の衝突試験が行われる。衝突試験では、規定の速度に試験車両11を加速させて衝突体15に衝突させ、衝突時及び衝突後における、試験車両11及び不図示の模擬乗員(ダミー人形)の損傷データ等が採取される。
(【0011】以降は省略されています)

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