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公開番号2025042851
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-28
出願番号2023150023
出願日2023-09-15
発明の名称台車、及び搬送システム
出願人フタバ産業株式会社
代理人名古屋国際弁理士法人
主分類B62B 5/00 20060101AFI20250321BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約【課題】台車の連結をより容易にする。
【解決手段】台車は、搬送物を載置するための載置部と、連結部と、連結ピンと、連結穴と、平面部とを備える。連結部は、載置部における前後方向の第1端から突出するように設けられ、先端が上下方向に変位可能に支持される。連結ピンは、載置部における前後方向の第2端に設けられ、上方に突出する。連結穴は、連結部の先端に設けられる。平面部は、連結部の下面を形成し、連結部における連結穴に隣接する位置から、載置部の第1端に向かって略平面状に広がると共に、連結部における幅方向の右端から左端まで広がる。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
台車であって、
搬送物を載置するための載置部と、
前記載置部における前後方向の第1端から突出するように設けられた連結部と、
前記載置部における前記前後方向の第2端に設けられ、上方に突出する連結ピンと、
前記連結部の先端が上下方向に変位可能となるように、前記連結部を支持する支持部と、
前記連結部の前記先端に設けられ、前記連結部が連結位置にある際に、他の前記台車に設けられた前記連結ピンが挿入可能となる連結穴と、
前記連結位置にある前記連結部における下面を形成する平面部と、を備え、
前記平面部は、前記連結部における前記連結穴に隣接する位置から、前記載置部の前記第1端に向かって略平面状に広がると共に、前記連結部における幅方向の右端から左端まで広がる
台車。
続きを表示(約 440 文字)【請求項2】
請求項1に記載の台車であって、
支持位置と開放位置との間を変位可能に構成されるストッパ部をさらに備え、
前記連結部は、前記連結位置に向かって下方に変位するよう構成されており、
前記支持位置にある前記ストッパ部は、前記連結位置よりも上方の位置である静止位置にある前記連結部を下方から支持し、
前記開放位置にある前記ストッパ部は、前記連結部の変位を妨げない
台車。
【請求項3】
請求項1又は請求項2に記載の台車であって、
前記載置部の第2端の付近から上方に延出するように設けられ、作業者が前記台車を走行させる際に用いられるハンドル部をさらに備える
台車。
【請求項4】
搬送システムであって、
請求項1又は請求項2に記載された複数の台車と、
複数の前記台車が一列に並ぶよう、前記台車を誘導するよう構成されたガイド部と、
を備える搬送システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、搬送物を運ぶための台車と、複数の台車を有する搬送システムとに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1に開示されているように、工場等にて用いられる台車本体の前端と後端とに、それぞれ、上方に突出する連結部と、牽引フックとを設ける技術が知られている。牽引フックは、横方向に延びる回転軸を中心に回転することで、縦向きになる位置と、横向きになる位置との間を変位可能となっている。また、牽引フックの先端には連結穴が形成されており、横向きになった牽引フックの先端の連結穴に、他の台車本体に設けられた連結部が下方から引っ掛かることで、2台の台車本体が連結される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-77390号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、特許文献1の牽引フックは、V字状に屈曲した棒状の部材によりその外縁が形成されており、該部材の先端の屈曲した部分と、横方向に延びる棒状の部材とにより、連結部が引っ掛かる連結穴が形成されている。つまり、牽引フックの先端に位置する連結穴の周辺にも、連結部が進入可能な隙間が存在している。このため、牽引フックを他の台車本体の連結部に連結する際、連結部が牽引フックの連結穴の周辺の隙間に挿入する可能性がある。
【0005】
このため、牽引フックと他の台車本体の連結部との連結をスムーズに行うためには、牽引フックの連結穴と連結部との位置合わせを行う必要がある。しかし、例えば、台車本体の重量が重い場合や、台車本体の積載物が重い場合等には、このような位置合わせが困難になり、台車本体同士を連結する作業の負担が大きくなる恐れがある。
【0006】
本開示の一態様では、台車の連結をより容易にすることが望ましい。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の一態様は、台車であって、載置部と、連結部と、連結ピンと、支持部と、連結穴と、平面部と、を備える。載置部は、搬送物を載置する。連結部は、載置部における前後方向の第1端から突出するように設けられる。連結ピンは、載置部における前後方向の第2端に設けられ、上方に突出する。支持部は、連結部の先端が上下方向に変位可能となるように、連結部を支持する。連結穴は、連結部の先端に設けられ、連結部が連結位置にある際に、他の台車に設けられた連結ピンが挿入可能となる。平面部は、連結位置にある連結部における下面を形成する。また、平面部は、連結部における連結穴に隣接する位置から、載置部の第1端に向かって略平面状に広がると共に、連結部における幅方向の右端から左端まで広がる。
【0008】
上記構成によれば、連結ピンを連結穴に挿入させるため、連結部を連結位置に向けて変位させた際、連結ピンの位置と連結穴の位置とがずれていても、連結ピンは、略平面状に広がる平面部に当接した状態となり得る。この時、台車の位置をずらすことで、容易に連結ピンの位置を調整し、連結ピンを連結穴に挿入させることができる。したがって、台車の連結がより容易になる。
【0009】
本開示の一態様は、支持位置と開放位置との間を変位可能に構成されるストッパ部をさらに備えてもよい。連結部は、連結位置に向かって下方に変位するよう構成されていてもよい。支持位置にあるストッパ部は、連結位置よりも上方の位置である静止位置にある連結部を下方から支持してもよい。開放位置にあるストッパ部は、連結部の変位を妨げなくてもよい。
【0010】
上記構成によれば、支持位置にあるストッパ部が静止位置にある連結部を支持している際、ストッパ部を開放位置に変位させると、連結部は、静止位置から連結位置に向かって下方に変位する。これにより、連結ピンを連結部の連結穴に挿入させることができるか、又は、連結ピンを平面部に当接させ、連結ピンの位置調整を行った後に、連結ピンを連結部の連結穴に挿入させることができる。このため、連結部を直接操作する場合に比べ、台車の連結がより容易になる。
(【0011】以降は省略されています)

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