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公開番号2025064717
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-17
出願番号2023174668
出願日2023-10-06
発明の名称熱交換構造
出願人フタバ産業株式会社
代理人名古屋国際弁理士法人
主分類F28D 7/16 20060101AFI20250410BHJP(熱交換一般)
要約【課題】簡潔な構成での流量調整が可能な熱交換構造を提供する。
【解決手段】本開示の一態様は、バッテリの熱交換を行う熱交換構造である。熱交換構造は、第1下流連結部を有する第1熱交換モジュール、第2上流連結部と第2下流連結部とを有する第2熱交換モジュール及び第3上流連結部を有する第3熱交換モジュールを備える。第1下流連結部と第2上流連結部とは、媒体を第1熱交換モジュールから第2熱交換モジュールに送るように構成された第1連通路を構成する。第2下流連結部と第3上流連結部とは、媒体を第2熱交換モジュールから第3熱交換モジュールに送るように構成された第2連通路を構成する。第2連通路の断面積は、第1連通路の断面積よりも小さい。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
電動車に搭載されたバッテリの熱交換を行う熱交換構造であって、
前記バッテリが収容される複数のバッテリ収容部を有するフレームと、
前記フレームの下方に配置されると共に、内部に媒体流路が設けられた第1熱交換モジュール、第2熱交換モジュール及び第3熱交換モジュールと、
を備え、
前記第1熱交換モジュールは、前記バッテリ収容部と熱交換を行う第1主流路と、前記第2熱交換モジュールと連結される第1下流連結部及び第1戻り用下流連結部とを有し、
前記第1下流連結部は、前記第1主流路と並列に設けられ、
前記第1戻り用下流連結部は、前記第1主流路の下流に設けられ、
前記第2熱交換モジュールは、前記バッテリ収容部と熱交換を行う第2主流路と、前記第1熱交換モジュールと連結される第2上流連結部及び第2戻り用上流連結部と、前記第3熱交換モジュールと連結される第2下流連結部及び第2戻り用下流連結部と、を有し、
前記第2上流連結部は、前記第2主流路の上流に設けられ、
前記第2戻り用上流連結部は、前記第2主流路の下流と連通されるように設けられ、
前記第2下流連結部は、前記第2主流路と並列に設けられ、
前記第2戻り用下流連結部は、前記第2主流路の下流に設けられ、
前記第3熱交換モジュールは、前記バッテリ収容部と熱交換を行う第3主流路と、前記第2熱交換モジュールと連結される第3上流連結部及び第3戻り用上流連結部とを有し、
前記第3上流連結部は、前記第3主流路の上流に設けられ、
前記第3戻り用上流連結部は、前記第3主流路の下流と連通されるように設けられ、
前記第1下流連結部と前記第2上流連結部とは、上下方向に重ね合わされると共に、前記第1熱交換モジュールの前記媒体流路と前記第2熱交換モジュールの前記媒体流路とを連通させる連通孔をそれぞれ有し、
前記第1戻り用下流連結部と前記第2戻り用上流連結部とは、上下方向に重ね合わされると共に、前記第1熱交換モジュールの前記媒体流路と前記第2熱交換モジュールの前記媒体流路とを連通させる連通孔をそれぞれ有し、
前記第2下流連結部と前記第3上流連結部とは、上下方向に重ね合わされると共に、前記第2熱交換モジュールの前記媒体流路と前記第3熱交換モジュールの前記媒体流路とを連通させる連通孔をそれぞれ有し、
前記第2戻り用下流連結部と前記第3戻り用上流連結部とは、上下方向に重ね合わされると共に、前記第2熱交換モジュールの前記媒体流路と前記第3熱交換モジュールの前記媒体流路とを連通させる連通孔をそれぞれ有し、
前記第1下流連結部と前記第2上流連結部とは、媒体を前記第1熱交換モジュールから前記第2熱交換モジュールに送るように構成された第1連通路を構成し、
前記第1戻り用下流連結部と前記第2戻り用上流連結部とは、前記媒体を前記第1熱交換モジュールから前記第2熱交換モジュールに送るように構成された第1戻り用連通路を構成し、
前記第2下流連結部と前記第3上流連結部とは、前記媒体を前記第2熱交換モジュールから前記第3熱交換モジュールに送るように構成された第2連通路を構成し、
前記第2戻り用下流連結部と前記第3戻り用上流連結部とは、前記媒体を前記第2熱交換モジュールから前記第3熱交換モジュールに送るように構成された第2戻り用連通路を構成し、
前記第2連通路の前記媒体の流れ方向と直交する断面積は、前記第1連通路の前記媒体の流れ方向と直交する断面積よりも小さく、
前記第2戻り用連通路の前記媒体の流れ方向と直交する断面積は、前記第1戻り用連通路の前記媒体の流れ方向と直交する断面積よりも大きい、熱交換構造。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
請求項1に記載の熱交換構造であって、
前記第2下流連結部及び前記第3上流連結部それぞれの前記連通孔の径は、前記第1下流連結部及び前記第2上流連結部それぞれの前記連通孔の径よりも小さく、
前記第2戻り用下流連結部及び前記第3戻り用上流連結部それぞれの前記連通孔の径は、前記第1戻り用下流連結部及び前記第2戻り用上流連結部それぞれの前記連通孔の径よりも大きい、熱交換構造。
【請求項3】
請求項1又は請求項2に記載の熱交換構造であって、
前記第1下流連結部及び前記第2上流連結部それぞれの前記連通孔に上下方向に挿通されると共に、前記フレームに対し前記第1熱交換モジュールと前記第2熱交換モジュールとを締結する第1締結具と、
前記第2下流連結部及び前記第3上流連結部それぞれの前記連通孔に上下方向に挿通されると共に、前記フレームに対し前記第2熱交換モジュールと前記第3熱交換モジュールとを締結する第2締結具と、
前記第1戻り用下流連結部及び前記第2戻り用上流連結部それぞれの前記連通孔に上下方向に挿通されると共に、前記フレームに対し前記第1熱交換モジュールと前記第2熱交換モジュールとを締結する第3締結具と、
前記第2戻り用下流連結部及び前記第3戻り用上流連結部それぞれの前記連通孔に上下方向に挿通されると共に、前記フレームに対し前記第2熱交換モジュールと前記第3熱交換モジュールとを締結する第4締結具と、
をさらに備える、熱交換構造。
【請求項4】
請求項3に記載の熱交換構造であって、
前記第2締結具の前記第2下流連結部及び前記第3上流連結部それぞれの前記連通孔に挿通された部位の外径は、前記第1締結具の前記第1下流連結部及び前記第2上流連結部それぞれの前記連通孔に挿通された部位の外径よりも大きく、
前記第4締結具の前記第2戻り用下流連結部及び前記第3戻り用上流連結部それぞれの前記連通孔に挿通された部位の外径は、前記第3締結具の前記第1戻り用下流連結部及び前記第2戻り用上流連結部それぞれの前記連通孔に挿通された部位の外径よりも小さい、熱交換構造。
【請求項5】
請求項1又は請求項2に記載の熱交換構造であって、
前記複数のバッテリ収容部それぞれの下方に、前記第1熱交換モジュール、前記第2熱交換モジュール及び前記第3熱交換モジュールのいずれかが1つずつ配置される、熱交換構造。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、熱交換構造に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
電動車のバッテリの熱交換構造において、バッテリ収容部の下部に冷却部を配置した構成が公知である(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6360110号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述の熱交換構造において、複数のバッテリ収容部への流量を調整するには、バルブを内部に設ける必要がある。また、このバルブの制御機構も必要となるため、熱交換構造のコストが増大する。
【0005】
本開示の一局面は、簡潔な構成での流量調整が可能な熱交換構造を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様は、電動車に搭載されたバッテリの熱交換を行う熱交換構造である。熱交換構造は、バッテリが収容される複数のバッテリ収容部を有するフレームと、フレームの下方に配置されると共に、内部に媒体流路が設けられた第1熱交換モジュール、第2熱交換モジュール及び第3熱交換モジュールと、を備える。第1熱交換モジュールは、バッテリ収容部と熱交換を行う第1主流路と、第2熱交換モジュールと連結される第1下流連結部及び第1戻り用下流連結部とを有する。第1下流連結部は、第1主流路と並列に設けられる。第1戻り用下流連結部は、第1主流路の下流に設けられる。
【0007】
第2熱交換モジュールは、バッテリ収容部と熱交換を行う第2主流路と、第1熱交換モジュールと連結される第2上流連結部及び第2戻り用上流連結部と、第3熱交換モジュールと連結される第2下流連結部及び第2戻り用下流連結部と、を有する。第2上流連結部は、第2主流路の上流に設けられる。第2戻り用上流連結部は、第2主流路の下流と連通されるように設けられる。第2下流連結部は、第2主流路と並列に設けられる。第2戻り用下流連結部は、第2主流路の下流に設けられる。第3熱交換モジュールは、バッテリ収容部と熱交換を行う第3主流路と、第2熱交換モジュールと連結される第3上流連結部及び第3戻り用上流連結部とを有する。第3上流連結部は、第3主流路の上流に設けられる。第3戻り用上流連結部は、第3主流路の下流と連通されるように設けられる。
【0008】
第1下流連結部と第2上流連結部とは、上下方向に重ね合わされると共に、第1熱交換モジュールの媒体流路と第2熱交換モジュールの媒体流路とを連通させる連通孔をそれぞれ有する。第1戻り用下流連結部と第2戻り用上流連結部とは、上下方向に重ね合わされると共に、第1熱交換モジュールの媒体流路と第2熱交換モジュールの媒体流路とを連通させる連通孔をそれぞれ有する。第2下流連結部と第3上流連結部とは、上下方向に重ね合わされると共に、第2熱交換モジュールの媒体流路と第3熱交換モジュールの媒体流路とを連通させる連通孔をそれぞれ有する。第2戻り用下流連結部と第3戻り用上流連結部とは、上下方向に重ね合わされると共に、第2熱交換モジュールの媒体流路と第3熱交換モジュールの媒体流路とを連通させる連通孔をそれぞれ有する。
【0009】
第1下流連結部と第2上流連結部とは、媒体を第1熱交換モジュールから第2熱交換モジュールに送るように構成された第1連通路を構成する。第1戻り用下流連結部と第2戻り用上流連結部とは、媒体を第1熱交換モジュールから第2熱交換モジュールに送るように構成された第1戻り用連通路を構成する。第2下流連結部と第3上流連結部とは、媒体を第2熱交換モジュールから第3熱交換モジュールに送るように構成された第2連通路を構成する。第2戻り用下流連結部と第3戻り用上流連結部とは、媒体を第2熱交換モジュールから第3熱交換モジュールに送るように構成された第2戻り用連通路を構成する。
【0010】
第2連通路の媒体の流れ方向と直交する断面積は、第1連通路の媒体の流れ方向と直交する断面積よりも小さい。第2戻り用連通路の媒体の流れ方向と直交する断面積は、第1戻り用連通路の媒体の流れ方向と直交する断面積よりも大きい。
(【0011】以降は省略されています)

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