TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025042778
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-28
出願番号
2023149909
出願日
2023-09-15
発明の名称
部品保管装置
出願人
株式会社FUJI
代理人
弁理士法人 共立特許事務所
主分類
B65G
1/137 20060101AFI20250321BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】収納部の湿度分布に応じて湿度管理が必要な部品の収納領域を選定可能な部品保管装置を開示する。
【解決手段】部品保管装置は、収納部と、選定部とを具備する。収納部は、基板に装着される湿度管理が必要な部品である対象部品を収納可能な複数の収納領域を備える。選定部は、収納部における湿度分布および対象部品について規定されている湿度管理レベルに基づいて、対象部品を収納する収納領域を選定する。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
基板に装着される湿度管理が必要な部品である対象部品を収納可能な複数の収納領域を備える収納部と、
前記収納部における湿度分布および前記対象部品について規定されている湿度管理レベルに基づいて、前記対象部品を収納する前記収納領域を選定する選定部と、
を具備する部品保管装置。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記収納部は、前記複数の収納領域が鉛直方向に沿って配置されており、
前記選定部は、要求される前記湿度管理レベルが高い前記対象部品ほど、前記鉛直方向の上方に配置されている前記収納領域を選定する請求項1に記載の部品保管装置。
【請求項3】
前記選定部は、前記対象部品を生産で使用可能な規定時間に達するまでの残存時間であって前記対象部品が大気中に露出している間に減少するフロワーライフの減少を停止させることが可能な湿度条件で、前記対象部品を保管可能な前記収納領域を選定する請求項1または請求項2に記載の部品保管装置。
【請求項4】
基板に装着される湿度管理が必要な部品である対象部品を収納可能な複数の収納領域を備える収納部と、
前記収納部の内部の雰囲気湿度を測定する測定部と、
前記測定部によって測定された前記収納部の内部の雰囲気湿度および前記対象部品について規定されている湿度管理レベルに基づいて、前記収納部を管理する管理部と、
を具備する部品保管装置。
【請求項5】
前記収納部は、前記複数の収納領域が鉛直方向に沿って配置されており、
前記測定部は、前記鉛直方向において異なる高さ位置に設けられる複数の湿度センサを用いて、前記収納部の内部の雰囲気湿度を測定する請求項4に記載の部品保管装置。
【請求項6】
前記管理部は、前記測定部によって測定された前記収納部の内部の雰囲気湿度に基づいて、前記収納部における湿度分布を取得する請求項4または請求項5に記載の部品保管装置。
【請求項7】
前記測定部は、前記収納部の外部の雰囲気湿度および雰囲気温度を測定し、
前記管理部は、前記測定部によって測定された相対湿度から絶対湿度を算出し、前記絶対湿度に基づいて、前記収納部を除湿する除湿ユニットが前記湿度管理レベルで規定されている湿度条件で除湿可能であるか否かを判断する請求項4に記載の部品保管装置。
【請求項8】
前記管理部は、前記絶対湿度が所定の基準値を超えている場合に、前記収納部の外部の雰囲気湿度を調整可能な空調装置の湿度設定を見直すように案内する請求項7に記載の部品保管装置。
【請求項9】
前記管理部は、前記絶対湿度が所定の基準値を超えている場合に、前記収納部の外部の雰囲気湿度を調整可能な空調装置を前記絶対湿度が前記基準値を超えないように駆動制御する請求項7に記載の部品保管装置。
【請求項10】
前記管理部は、前記絶対湿度が所定の基準値を超えておらず且つ前記測定部によって測定された前記収納部の内部の雰囲気湿度が所定の基準値を超えている場合に、前記収納部を除湿する除湿ユニットおよび前記収納部のうちの少なくとも一つのメンテナンスを案内する請求項7に記載の部品保管装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本明細書は、部品保管装置に関する技術を開示する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1に記載の電子部品実装システムは、露出時間管理部と、実装ライン制御部とを備えている。露出時間管理部は、湿度管理対象部品が大気曝露状態にある露出時間をリール単位で計時して、累積露出時間を記録する。実装ライン制御部は、湿度管理対象部品について設定された露出限界時間と露出時間を比較し、露出限界時間を超過した湿度管理対象部品のリールが装備されている電子部品実装装置を所在情報によって特定すると共に当該電子部品実装装置による作業を停止させる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-235906号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
基板に装着される部品の中には、湿度管理が必要な部品が存在する。本明細書では、当該部品を対象部品という。対象部品には、湿度管理レベルが規定されており、自動倉庫は、指定された湿度条件で対象部品を保管する必要がある。対象部品を適切に保管するために、収納部の湿度分布に応じて対象部品の収納領域を選定したいという要請がある。また、収納部の雰囲気湿度を把握して、収納部を適切に管理したいという要請がある。
【0005】
このような事情に鑑みて、本明細書は、収納部の湿度分布に応じて湿度管理が必要な部品の収納領域を選定可能な部品保管装置を開示する。また、本明細書は、収納部の雰囲気湿度を把握して、収納部を管理可能な部品保管装置を開示する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本明細書は、収納部と、選定部とを具備する部品保管装置を開示する。前記収納部は、基板に装着される湿度管理が必要な部品である対象部品を収納可能な複数の収納領域を備える。前記選定部は、前記収納部における湿度分布および前記対象部品について規定されている湿度管理レベルに基づいて、前記対象部品を収納する前記収納領域を選定する。
【0007】
また、本明細書は、収納部と、測定部と、管理部とを具備する部品保管装置を開示する。前記収納部は、基板に装着される湿度管理が必要な部品である対象部品を収納可能な複数の収納領域を備える。前記測定部は、前記収納部の内部の雰囲気湿度を測定する。前記管理部は、前記測定部によって測定された前記収納部の内部の雰囲気湿度および前記対象部品について規定されている湿度管理レベルに基づいて、前記収納部を管理する。
【0008】
なお、本明細書には、願書に最初に添付した特許請求の範囲(以下、当初特許請求の範囲という。)に記載の請求項7において、「請求項4に記載の部品保管装置」を「請求項4~請求項6のいずれか一項に記載の部品保管装置」に変更した技術的思想が開示されている。また、本明細書には、当初特許請求の範囲に記載の請求項10において、「請求項7に記載の部品保管装置」を「請求項7~請求項9のいずれか一項に記載の部品保管装置」に変更した技術的思想が開示されている。さらに、本明細書には、当初特許請求の範囲に記載の請求項11において、「請求項7に記載の部品保管装置」を「請求項7~請求項10のいずれか一項に記載の部品保管装置」に変更した技術的思想が開示されている。
【発明の効果】
【0009】
第一の部品保管装置によれば、収納部の湿度分布に応じて湿度管理が必要な部品の収納領域を選定することができる。第二の部品保管装置によれば、収納部の雰囲気湿度を把握して、収納部を管理することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
基板生産設備の構成例を示す構成図である。
リールの一例を示す平面図である。
図2Aのリールの側面図である。
自動倉庫の一例を示す正面図である。
図3Aの自動倉庫の平面図である。
図3Aの自動倉庫の斜視図である。
図3Cの自動倉庫の矢印IV方向視の側面図である。
部品保管装置の制御ブロックの一例を示すブロック図である。
第一の部品保管装置による制御フローの一例を示すフローチャートである。
収納部の底面からの高さと、収納部の内部の雰囲気湿度との関係の一例を示す図である。
収納部の内部の雰囲気湿度と、フロワーライフとの関係の一例を示す図である。
部品保管装置の制御ブロックの他の一例を示すブロック図である。
第二の部品保管装置による制御フローの一例を示すフローチャートである。
管理部による空調設定の見直しを案内する案内例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
株式会社FUJI
工作機械
27日前
株式会社FUJI
保持具収納装置
18日前
株式会社FUJI
管理装置及び管理方法
1か月前
株式会社FUJI
部品実装機及び部品傾き検出方法
10日前
株式会社FUJI
3次元造形装置およびパレット検出方法
25日前
株式会社FUJI
実装装置、画像処理装置および画像処理方法
26日前
株式会社FUJI
部品実装機、方法及びコンピュータプログラム
19日前
株式会社FUJI
動作プログラム、およびアクチュエータの駆動方法
3日前
株式会社FUJI
制御装置、管理装置、ストッカシステムおよびストッカ
3日前
株式会社FUJI
実装システム
4日前
株式会社FUJI
廃材処理システム
24日前
株式会社FUJI
印刷装置及び搬送治具
23日前
株式会社FUJI
ワーク加工装置、ワーク加工装置における搬送方法、及び搬送プログラム
10日前
株式会社FUJI
良否判定方法および基板生産システム
23日前
株式会社FUJI
良否判定方法および基板生産システム
23日前
個人
箱
6か月前
個人
ゴミ箱
6か月前
個人
包装体
7か月前
個人
収納用具
10か月前
個人
段ボール箱
1か月前
個人
物品収納具
10か月前
個人
段ボール箱
1か月前
個人
容器
3か月前
個人
ゴミ収集器
1か月前
個人
土嚢運搬器具
2か月前
個人
宅配システム
1か月前
個人
パウチ補助具
6か月前
個人
折り畳み水槽
7か月前
個人
お薬の締結装置
2日前
個人
閉塞装置
4か月前
個人
ダンボール宝箱
7か月前
個人
コード類収納具
2か月前
個人
ゴミ処理機
3か月前
個人
圧縮収納袋
7か月前
株式会社和気
包装用箱
3か月前
個人
貯蔵サイロ
1か月前
続きを見る
他の特許を見る