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公開番号
2025041881
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-26
出願番号
2024228950,2023127560
出願日
2024-12-25,2020-07-16
発明の名称
医薬の製造におけるCYP4V2およびRdCVFの使用
出願人
北京中因科技有限公司
代理人
弁理士法人WisePlus
主分類
C12N
15/63 20060101AFI20250318BHJP(生化学;ビール;酒精;ぶどう酒;酢;微生物学;酵素学;突然変異または遺伝子工学)
要約
【課題】医薬の製造におけるCYP4V2およびRdCVFの使用。
【解決手段】網膜色素上皮(RPE)萎縮に関連する疾患または状態の治療、緩和および/または予防のための医薬の調製における、CYP4V2およびRdCVFの使用。CYP4V2をコードするポリヌクレオチドおよびRdCVFをコードするポリヌクレオチドを含む、単離された核酸分子。前記単離された核酸分子がコードするアミノ酸配列、前記単離された核酸分子を含むベクター、前記核酸または前記ベクターを含む細胞、およびそれらの網膜色素上皮(RPE)萎縮に関連する疾患または状態の治療、緩和および/または予防ための、医薬の製造における使用。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
5’から3’の方向で順に、プロモーター、CYP4V2をコードするポリヌクレオチド、およびポリアデニレーションシグナル部位を含み、前記プロモーターは、前記CYP4V2をコードするポリヌクレオチドに作動可能に連結され、CAGプロモーターである、ベクター。
続きを表示(約 700 文字)
【請求項2】
前記CAGプロモーターは、SEQ ID NO:4に示されるポリヌクレオチド配列を含む、請求項1に記載のベクター。
【請求項3】
前記CYP4V2のアミノ酸配列は、SEQ ID NO:76~82に示されるアミノ酸配列を含む、請求項1に記載のベクター。
【請求項4】
前記CYP4V2をコードするポリヌクレオチドは、SEQ ID NO:62に示される核酸配列又はそれと少なくとも95%の同一性のポリヌクレオチド配列を含む、請求項1に記載のベクター。
【請求項5】
前記ポリアデニレーションシグナル部位は、SEQ ID NO:17~21に示される核酸配列を含む、請求項1に記載のベクター。
【請求項6】
AAV2/2、AAV2/5、AAV2/8、またはAAV2/9である、請求項1に記載のベクター。
【請求項7】
AAV2/8である、請求項6に記載のベクター。
【請求項8】
請求項1~7のいずれかに記載のベクターを含む、細胞。
【請求項9】
請求項1~7のいずれかに記載のベクターおよび/または請求項8に記載の細胞、および薬学的に許容される賦形剤を含む、医薬組成物。
【請求項10】
請求項1~7のいずれかに記載のベクター、請求項8に記載の細胞、または請求項9に記載の医薬組成物を被験者に投与することを含む、網膜色素上皮(RPE)萎縮に関連する疾患または状態の治療、緩和および/または予防のための方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本願は生物医薬分野に関し、具体的には医薬の製造におけるCYP4V2およびRdCVFの使用に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
結晶性網膜変性(Bietti’s crystalline dystrophy,BCD)は、角膜の結晶(透明カバー)、網膜の光感受性組織に沈着した微細、黄色、または白色の結晶質の沈着、および網膜、脈絡膜毛細血管、および脈絡膜の進行性萎縮を特徴とする網膜変性のまれな疾患である。沈着物によって網膜が損傷され、視力が徐々に失われる。結晶性網膜変性の人は、典型的には10代から20代の間に視力障害を感じ始め、それぞれの眼の視力障害が異なるペースで悪化することがある。症状の重症度や進行は、同じ家族内でも個人によって大きく異なるが、ほとんどの人は40歳または50歳までに失明する。世界中で67,000人に1人が結晶性網膜変性を有すると推定され、東アジア人、特に中国人と日本人で多くみられる。
【0003】
現在の研究により、BCDは常染色体劣性遺伝疾患であり、しかもCYP4V2遺伝子の突然変異による引き起こし、現在国内外のBCD患者の遺伝子研究中にすでにCYP4V2の多数の遺伝子突然変異部位を発見した。CYP4V2遺伝子はシトクロムP450スーパーファミリー中の蛋白質の一つであり、CYP4V2遺伝子コード蛋白は脂肪酸代謝の過程に参与し、結晶性網膜変性中のCYP4V2遺伝子突然変異は脂肪酸代謝に参与する酵素機能を破壊し、それによる脂質の分解に影響したと思われる。しかしながらCYP4V2がどのようにBCDの特異的な徴候および症状を引き起こすかは不明である。現在BCDの治療は主に網膜色素変性(RP)の治療方法を参考し、CYP4V2遺伝子突然変異の研究が未来の遺伝子治療に可能を提供したが、現在まだ有効な治療方法がない。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0004】
本願は、網膜色素上皮(RPE)萎縮に関連する疾患または状態の治療、緩和および/または予防のための医薬の製造における、CYP4V2およびRdCVFの使用を提供する。
【0005】
いくつかの実施形態では、前記疾患または状態は結晶性網膜変性を含む。
【0006】
いくつかの実施形態では、CYP4V2はヒトCYP4V2である。
【0007】
いくつかの実施形態では、CYP4V2は、SEQ ID NO:76~82のいずれかに示されるアミノ酸配列を含む。
【0008】
いくつかの実施形態では、CYP4V2をコードするポリヌクレオチドは、SEQ ID NO:62~68のいずれかに示される核酸配列を含む。
【0009】
いくつかの実施形態では、RdCVFはヒトRdCVFである。
【0010】
いくつかの実施形態では、RdCVFは、SEQ ID NO:83~89のいずれかに示されるアミノ酸配列を含む。
(【0011】以降は省略されています)
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