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公開番号
2025041739
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-26
出願番号
2024223651,2021569341
出願日
2024-12-19,2020-05-21
発明の名称
核酸、薬物組成物及び複合体ならびに調製方法と使用
出願人
スーチョウ リボ ライフ サイエンス カンパニー、リミテッド
,
SUZHOU RIBO LIFE SCIENCE CO., LTD.
代理人
弁理士法人ユニアス国際特許事務所
主分類
C12N
15/113 20100101AFI20250318BHJP(生化学;ビール;酒精;ぶどう酒;酢;微生物学;酵素学;突然変異または遺伝子工学)
要約
【課題】補体タンパク5(C5)遺伝子発現を抑制するsiRNA、siRNAを含む薬物組成物と複合体を提供する。
【解決手段】siRNAの各ヌクレオチドはそれぞれ独立して修飾又は未修飾のヌクレオチドであり、siRNAはセンス鎖とアンチセンス鎖を含み、センス鎖は、ヌクレオチド配列Iを含み、ヌクレオチド配列Iと配列番号1(5’-CUUCAUUCAUACAGACAAZ1-3’)に示されるヌクレオチド配列とは、長さが等しく、ヌクレオチド差異が3つ以下であり、アンチセンス鎖は、ヌクレオチド配列IIを含み、ヌクレオチド配列IIと配列番号2(5’-Z2UUGUCUGUAUGAAUGAAG-3’)に示されるヌクレオチド配列とは、長さが等しく、ヌクレオチド差異が3つ以下である。さらに、siRNA及びその薬物組成物と複合体を、補体媒介の関連疾患、例えば重症筋無力症(MG)の治療及び/又は予防に用いる方法を提供する。
【選択図】図1C
特許請求の範囲
【請求項1】
式(308)に示される構造を有するsiRNA複合体であって、
JPEG
2025041739000072.jpg
43
141
式中、
n1は、1~3から選択される整数であり、n3は、0~4から選択される整数であり
、各m1、m2又はm3はそれぞれ独立して、2~10から選択される整数であり、R
1
0
、R
11
、R
12
、R
13
、R
14
又はR
15
は、それぞれ独立して、Hであり、又は
、C
1
-C
10
アルキル基、C
1
-C
10
ハロゲン化アルキル基及びC
1
-C
10
アルコ
キシ基からなる群から選択され、
R
3
は式A59に示される構造の基であり、
JPEG
2025041739000073.jpg
31
118
式中、E
1
はOH、SH又はBH
2
であり、
NuはsiRNAであり、前記siRNAはセンス鎖とアンチセンス鎖を含み、前記s
iRNAの各ヌクレオチドはそれぞれ独立して修飾又は未修飾のヌクレオチドであり、前
記センス鎖はヌクレオチド配列Iを含み、前記アンチセンス鎖はヌクレオチド配列IIを
含み、前記ヌクレオチド配列Iと前記ヌクレオチド配列IIとは、少なくとも一部で逆相
補的に二本鎖領域を形成し、前記ヌクレオチド配列Iと前記ヌクレオチド配列IIとは、
以下のi)~vi)に示す配列から選択される1つであり、
i)前記ヌクレオチド配列Iと配列番号1に示されるヌクレオチド配列とは、長さが等
しく、ヌクレオチド差異が3つ以下であり、前記ヌクレオチド配列IIと配列番号2に示
されるヌクレオチド配列とは、長さが等しく、ヌクレオチド差異が3つ以下であり、
5’-CUUCAUUCAUACAGACAAZ
1
-3’(配列番号1)、
5’-Z
2
UUGUCUGUAUGAAUGAAG-3’(配列番号2)
ただし、Z
1
はAであり、Z
2
はUであり、前記ヌクレオチド配列Iに、位置がZ
1
に
対応するヌクレオチドZ
3
が含まれ、前記ヌクレオチド配列IIに、位置がZ
2
に対応す
るヌクレオチドZ
4
が含まれ、前記Z
4
は、前記アンチセンス鎖の5’末端の1番目のヌ
クレオチドであり、
ii)前記ヌクレオチド配列Iと配列番号61に示されるヌクレオチド配列とは、長さ
続きを表示(約 3,400 文字)
【請求項2】
各L
1
が独立して(A1)~(A26)基及びその任意の結合の組合せからなる群から
選択され、
JPEG
2025041739000075.jpg
227
159
式中、各j1は独立して1~20の整数であり、各j2は独立して1~20の整数であ
り、
各R’は独立してC
1
-C
10
アルキル基であり、
各Raは、式(A27)~(A45)に示される基又はその任意の結合の組合せからな
る群から選択され、
JPEG
2025041739000076.jpg
243
169
各Rbは独立してC
1
-C
10
アルキル基であり、
或いは、L
1
がA1、A4、A5、A6、A8、A10、A11、A13から選択され
る1種又は複数種の結合の組合せであり、
或いは、L
1
がA1、A4、A8、A10及びA11から選択される少なくとも2つの
結合の組合せであり、
或いは、L
1
がA1、A8、A10から選択される少なくとも2つの結合の組合せであ
り、
或いは、L
1
の長さが3~25個の原子であり、
或いは、L
1
の長さが4~15個の原子であり、
JPEG
2025041739000077.jpg
13
91
は、基が共有結合的に結合する部位を表す、請求項1に記載のsiRNA複合体。
【請求項3】
j1は2~10の整数であり、j2は2~10の整数であり、R’は、C
1
-C
4
アル
キル基であり、Raは、A27、A28、A29、A30及びA31の1つであり、Rb
は、C
1
-C
5
アルキル基であり、
或いは、j1は3~5の整数であり、j2は3~5の整数であり、R’は、メチル基、
エチル基及びイソプロピル基の1つであり、Raは、式(A27)に示される基又は式(
A28)に示される基であり、Rbは、メチル基、エチル基、イソプロピル基及びブチル
基の1つである、請求項2に記載のsiRNA複合体。
【請求項4】
n1は1~2の整数であり、n3は0~1の整数であり、かつ、n1+n3=2~3で
ある、請求項1~3のいずれか1項に記載のsiRNA複合体。
【請求項5】
各m1、m2又はm3は、それぞれ独立して2~5の整数であり、及び/又はm1=m
2=m3である、請求項1~4のいずれか1項に記載のsiRNA複合体。
【請求項6】
各前記標的基が独立して哺乳動物の肝細胞表面のアシアロ糖タンパク質受容体に対して
親和力を有するリガンドであり、
或いは、各前記標的基が独立してアシアロ糖タンパク質又は糖であり、
或いは、各前記標的基が、D-マンノピラノース、L-マンノピラノース、D-アラビ
ノース、D-キシロフラノース、L-キシロフラノース、D-グルコース、L-グルコー
ス、D-ガラクトース、L-ガラクトース、α-D-マンノフラノース、β-D-マンノ
フラノース、α-D-マンノピラノース、β-D-マンノピラノース、α-D-グルコピ
ラノース、β-D-グルコピラノース、α-D-グルコフラノース、β-D-グルコフラ
ノース、α-D-フルクトフラノース、α-D-フルクトピラノース、α-D-ガラクト
ピラノース、β-D-ガラクトピラノース、α-D-ガラクトフラノース、β-D-ガラ
クトフラノース、グルコサミン、シアル酸、ガラクトサミン、N-アセチルガラクトサミ
ン、N-トリフルオロアセチルガラクトサミン、N-プロピオニルガラクトサミン、N-
n-ブチリルガラクトサミン、N-イソブチリルガラクトサミン、2-アミノ-3-O-
[(R)-1-カルボキシエチル]-2-デオキシ-β-D-グルコピラノース、2-デ
オキシ-2-メチルアミノ-L-グルコピラノース、4,6-ジデオキシ-4-ホルムア
ミド-2,3-ジ-O-メチル-D-マンノピラノース、2-デオキシ-2-スルホアミ
ノ-D-グルコピラノース、N-グリコリル-α-ノイラミン酸、5-チオ-β-D-グ
ルコピラノース、メチル2,3,4-トリス-O-アセチル-1-チオ-6-O-トリチ
ル-α-D-グルコピラノシド、4-チオ-β-D-ガラクトピラノース、エチル3,4
,6,7-テトラ-O-アセチル-2-デオキシ-1,5-ジチオ-α-D-グルコヘプ
トピラノシド、2,5-アンヒドロ-D-アロニトリル、リボース、D-リボース、D-
4-チオリボース、L-リボース、L-4-チオリボースから独立して選択される1つで
あり、
或いは、前記標的基の少なくとも1つ又は各々がガラクトース又はN-アセチルガラク
トサミンである、請求項1~5のいずれか1項に記載のsiRNA複合体。
【請求項7】
R
10
、R
11
、R
12
、R
13
、R
14
又はR
15
は、それぞれ独立して、H、メチ
ル基又はエチル基であり、
或いは、R
10
、R
11
、R
12
、R
13
、R
14
又はR
15
は、いずれもHである、
請求項1~6のいずれか1項に記載のsiRNA複合体。
【請求項8】
R
2
には、窒素含有骨格上のNに結合される部位及びR
3
におけるP原子に結合される
部位がともに含まれ、
或いは、R
2
の前記窒素含有骨格上のNに結合される部位がNとアミド結合を形成し、
前記R
3
におけるP原子に結合される部位がPとリン酸エステル結合を形成し、
或いは、R
2
が式(B5)、(B6)、(B5’)又は(B6’)に示される基から選
択される、請求項1~7のいずれか1項に記載のsiRNA複合体。
【請求項9】
式(403)、(404)、(405)、(406)、(407)、(408)、(4
09)、(410)、(411)、(412)、(413)、(414)、(415)、
(416)、(417)、(418)、(419)、(420)、(421)又は(42
2)に示される構造を有する、請求項1~8のいずれか1項に記載のsiRNA複合体。
【請求項10】
式A59におけるP原子は、siRNAのセンス鎖又はアンチセンス鎖の端部に結合さ
れ、前記端部とは、前記センス鎖又はアンチセンス鎖においてその一端から前の4個のヌ
クレオチドを指し、
或いは、式A59におけるP原子が、前記siRNAのセンス鎖又はアンチセンス鎖の
末端に結合され、又は式A59におけるP原子が、前記siRNAのセンス鎖の3’末端
に結合され、
或いは、式A59におけるP原子が、リン酸ジエステル結合により前記siRNAにお
けるヌクレオチドの2’位、3’位又は5’位に結合される、請求項1~9のいずれか1
項に記載のsiRNA複合体。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、補体タンパク5(C5)遺伝子発現を抑制できる核酸、薬物組成物及びsi
RNA複合体に関する。本開示は、さらに、当該核酸、薬物組成物及びsiRNA複合体
の調製方法と使用に関する。
続きを表示(約 2,400 文字)
【背景技術】
【0002】
重症筋無力症(MG)は、主にアセチルコリン受容体抗体(AchR-Ab)によって
媒介され、細胞性免疫に依存し、補体が関与する後天性自己免疫疾患であって、神経筋接
合部のシナプス後膜上のアセチルコリン受容体(AChR)が影響を受ける疾患である。
【0003】
補体タンパク(C5)は、重症筋無力症を治療するキーターゲットポイントの一つであ
る。AchR-Abは補体の関与によりAchRに結合し、AchRが補体媒介の細胞膜
溶解作用によって大量に破壊され、シナプス後膜におけるアセチルコリンの伝達障害を引
き起こし、筋力低下が発生する。研究によると、薬物と補体タンパクC5とを特異的に結
合させることで、C5のC5aとC5bへの開裂を阻害し、さらに膜侵襲複合体の形成を
阻害し、膜侵襲複合体の神経筋接合部に対する破壊及びその後の炎症促進因子の産生を遮
断し、免疫抑制作用を発揮して、重症筋無力症を治療することが明らかになっている。
【0004】
低分子干渉RNA(small interfering RNA、siRNA)は、
RNA干渉(RNA interference、RNAi)というメカニズムに基づき
、関心対象の目的遺伝子の発現を配列特異的に抑制又は遮断し、疾患を治療する目的を達
成することができる。mRNAレベルでC5遺伝子発現を抑制し、補体タンパクの生成を
遮断することにより、体の正常免疫機能を維持するとともに、異常免疫反応の発生を抑制
することを実現することが出来れば、間違いなく最も理想的な治療手段となるであろう。
【0005】
C5遺伝子発現を抑制し、重症筋無力症を治療するsiRNA薬物の開発において、適
切なsiRNA及びその修飾ならびに有効な送達系は、キー技術である。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本開示の発明者は、本開示により提供される以下のようなsiRNA複合体によって、
C5遺伝子の発現を特異的に抑制し、肝臓を特異的に標的し、肝臓におけるC5遺伝子の
発現を抑制し、重症筋無力症の治療又は予防を実現できることを、意外にも見出した。ま
た、発明者はさらに、活性の高いsiRNA及び薬物組成物を発明した。
【課題を解決するための手段】
【0007】
いくつかの実施形態において、本開示は、式(308)に示される構造を有するsiR
NA複合体を提供する。
【0008】
JPEG
2025041739000002.jpg
42
135
式中、n1は、1~3から選択される整数であり、n3は、0~4から選択される整数
であり、m1、m2又はm3は独立して、2~10から選択される整数であり、R
10
、
R
11
、R
12
、R
13
、R
14
又はR
15
は、それぞれ独立して、Hであり、又は、C
1
-C
10
アルキル基、C
1
-C
10
ハロゲン化アルキル基及びC
1
-C
10
アルコキシ
基からなる群から選択され、
R
3
は式A59に示される構造の基である。
【0009】
JPEG
2025041739000003.jpg
29
135
式中、E
1
はOH、SH又はBH
2
であり、
NuはsiRNAであり、当該siRNAはセンス鎖とアンチセンス鎖を含み、前記s
iRNAの各ヌクレオチドはそれぞれ独立して修飾又は未修飾のヌクレオチドであり、前
記センス鎖はヌクレオチド配列Iを含み、前記アンチセンス鎖はヌクレオチド配列IIを
含み、前記ヌクレオチド配列Iと前記ヌクレオチド配列IIとは、少なくとも一部で逆相
補的に二本鎖領域を形成し、前記ヌクレオチド配列Iと前記ヌクレオチド配列IIとは、
以下のi)~vi)から選択される1つである。
【0010】
i)前記ヌクレオチド配列Iと配列番号1に示されるヌクレオチド配列とは、長さが等
しく、ヌクレオチド差異が3つ以下であり、前記ヌクレオチド配列IIと配列番号2に示
されるヌクレオチド配列とは、長さが等しく、ヌクレオチド差異が3つ以下であり、
5’-CUUCAUUCAUACAGACAAZ
1
-3’(配列番号1)、
5’-Z
2
UUGUCUGUAUGAAUGAAG-3’(配列番号2)
ただし、Z
1
はAであり、Z
2
はUであり、前記ヌクレオチド配列Iに、位置がZ
1
に
対応するヌクレオチドZ
3
が含まれ、前記ヌクレオチド配列IIに、位置がZ
2
に対応す
るヌクレオチドZ
4
が含まれ、前記Z
4
は、前記アンチセンス鎖の5’末端の1番目のヌ
クレオチドである。
(【0011】以降は省略されています)
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