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公開番号
2025041373
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-26
出願番号
2023148628
出願日
2023-09-13
発明の名称
照明装置および顕微鏡
出願人
株式会社ニコン
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
G02B
21/06 20060101AFI20250318BHJP(光学)
要約
【課題】光源から発せられる光を有効に利用することが可能な照明装置を提供する。
【解決手段】照明装置100は、光源110と、光源110からの光で照明する照明光学系120とを備え、光源110は、照明光学系120の光軸AX1に沿って配置され、照明光学系120は、光源110からの光が入射する光学部材121を有し、光学部材121における光源110側とは反対側の面に、光学部材121に入射した光源110からの光を略平行光にする照明用メタレンズ123が設けられる。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
光源と、
前記光源からの光で照明する照明光学系とを備え、
前記光源は、前記照明光学系の光軸に沿って配置され、
前記照明光学系は、前記光源からの光が入射する光学部材を有し、
前記光学部材における前記光源側とは反対側の面に、前記光学部材に入射した前記光源からの光を略平行光にする照明用メタレンズが設けられ、
以下の条件式を満足する照明装置。
0≦DA/DB≦0.1
但し、DA:前記光源から前記光学部材における前記光源側の面までの光軸上の距離
DB:前記光源から前記光学部材における前記光源側とは反対側の面までの光軸上の距離
続きを表示(約 570 文字)
【請求項2】
前記光源の配光はランバート配光であり、
以下の条件式を満足する請求項1に記載の照明装置。
h=fm×sinθ
但し、h:前記照明用メタレンズの後側焦点を通り前記照明光学系の光軸と垂直なフーリエ面での像高
θ:前記光源の発散角
fm:前記照明用メタレンズの焦点距離
【請求項3】
前記照明光学系における前記フーリエ面に、前記照明用メタレンズから前記フーリエ面に入射する主光線を前記照明光学系の光軸に対して平行にする補正用メタレンズが設けられる請求項2に記載の照明装置。
【請求項4】
前記照明光学系は、前記照明用メタレンズから射出された光を透過させることが可能な透光部材を有し、
前記透光部材の透過率は、前記透光部材への光の入射角が大きいほど低くなる請求項1~3のいずれか一項に記載の照明装置。
【請求項5】
前記光源は、前記光学部材における前記光源側の面に隣接して配置され、
以下の条件式を満足する請求項1~4のいずれか一項に記載の照明装置。
DA/DB=0
【請求項6】
試料を照明する請求項1~5のいずれか一項に記載の照明装置と、
前記試料からの光を受ける観察光学系とを備える顕微鏡。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、照明装置および顕微鏡に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、顕微鏡用の照明装置が種々提案されている(例えば、特許文献1を参照)。このような照明装置では、光源から発せられる光を有効に利用することが求められている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第5018192号公報
【発明の概要】
【0004】
本発明に係る照明装置は、光源と、前記光源からの光で照明する照明光学系とを備え、前記光源は、前記照明光学系の光軸に沿って配置され、前記照明光学系は、前記光源からの光が入射する光学部材を有し、前記光学部材における前記光源側とは反対側の面に、前記光学部材に入射した前記光源からの光を略平行光にする照明用メタレンズが設けられ、以下の条件式を満足する。
0≦DA/DB≦0.1
但し、DA:前記光源から前記光学部材における前記光源側の面までの光軸上の距離
DB:前記光源から前記光学部材における前記光源側とは反対側の面までの光軸上の距離
【0005】
本発明に係る顕微鏡は、試料を照明する上述の照明装置と、前記試料からの光を受ける観察光学系とを備える。
【図面の簡単な説明】
【0006】
顕微鏡の模式図である。
顕微鏡の光学的な構造を示す模式図である。
第1実施形態に係る照明装置の構成を示す断面図である。
第1実施形態に係る照明光学系の光路図である。
メタレンズ面の一例を示す拡大図である。
照明光学系の変形例を示す模式図である。
第2実施形態に係る照明装置の構成を示す断面図である。
第2実施形態に係る照明光学系の光路図である。
フーリエ面での像高に関する説明図である。
第2実施形態の変形例に係る照明装置の構成を示す断面図である。
透光部材の入射角に対する透過率特性を示すグラフである。
透光部材の入射角に対する透過率特性の他の例を示すグラフである。
第3実施形態に係る照明装置の構成を示す断面図である。
第3実施形態に係る照明光学系の光路図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、本発明に係る好ましい実施形態について説明する。まず、各実施形態に係る照明装置を備える顕微鏡について説明する。図1および図2に示すように、顕微鏡1は、ステージ5と、観察光学系10と、照明装置100と、撮像光学系60と、カメラとを備える。ステージ5には、観察対象となる試料SAが載置される。ステージ5の中央部に、観察
孔(図示せず)が設けられる。ステージ5の観察孔を介して、ステージ5の下方から試料SAを照明および観察することができる。また、ステージ5には、ステージ5を水平方向および上下方向に移動させることが可能なステージ駆動部(図示せず)が設けられてもよい。
【0008】
観察光学系10は、試料SAの像IMを形成する。観察光学系10は、試料SA側から順に並んだ、対物レンズ11と、フィルタキューブ21と、結像レンズ26と、第1反射鏡31と、第1リレーレンズ41と、第2反射鏡32と、第2リレーレンズ42と、第3リレーレンズ43と、第3反射鏡33とを有する。観察光学系10の像側に、接眼レンズ50が配設される。また、結像レンズ26と第1反射鏡31との間の光路上に、撮像光学系60のプリズム61が挿脱可能に挿入される。
【0009】
対物レンズ11は、上方を向く状態でレボルバ13に取り付けられ、ステージ5の下方に配置される。これにより、対物レンズ11は、ステージ5の観察孔(図示せず)を介して、ステージ5上の試料SAと対向するようになっている。レボルバ13には、互いに異なる倍率および瞳径を有する複数の対物レンズ11が取り付けられている。
【0010】
フィルタキューブ21は、励起フィルタ22と、ダイクロイックミラー23と、吸収フィルタ24とを有する。励起フィルタ22は、例えば、試料SAに蛍光を発生させる帯域の光(励起光)を選択的に透過させ、他の帯域の光を遮断する特性を有する。ダイクロイックミラー23は、照明装置100の照明用リレーレンズ130を通って励起フィルタ22を透過した照明光(励起光)を対物レンズ11に向けて反射させる。ダイクロイックミラー23は、試料SAから発生した観察光、例えば蛍光を透過させる。これにより、照明光学系120は、対物レンズ11と同じ側から試料SAを照明または励起することができる。吸収フィルタ24は、試料SAから発生した蛍光(観察光)を透過させ、試料SAから発生した蛍光以外の帯域の光を遮断する特性を有する。
(【0011】以降は省略されています)
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