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公開番号2025054021
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-07
出願番号2023163191
出願日2023-09-26
発明の名称ガラスの製造装置、ガラス、光学系、光学装置、及びガラスの製造方法
出願人株式会社ニコン
代理人弁理士法人湘洋特許事務所
主分類C03B 19/00 20060101AFI20250331BHJP(ガラス;鉱物またはスラグウール)
要約【課題】所望の厚みの光学ガラスを得ることが可能な、ガラスの製造装置及びガラスの製造方法を提供する。
【解決手段】ガラス原料の融液の温度を低下させる工程を介してガラスを製造するガラスの製造装置であって、非接触支持されたガラス原料を加熱する加熱部と、加熱部によるガラス原料の加熱量を制御する加熱制御部と、加熱制御部による加熱量の制御に基づいて温度が変化した、融液状態のガラス原料を成形する成形部30と、を有する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
非接触支持されたガラス原料の温度を低下させる工程を介してガラスを製造するガラスの製造装置であって、
前記ガラス原料を加熱する加熱部と、
前記加熱部による前記ガラス原料の加熱量を制御する加熱制御部と、
前記加熱制御部による前記加熱量の制御に基づいて温度が変化した、融液状態の前記ガラス原料を成形する成形部と、を有するガラスの製造装置。
続きを表示(約 970 文字)【請求項2】
前記成形部は、前記加熱制御部による前記加熱量を減少させる制御に基づいて前記ガラス原料の温度が低下する期間に、前記融液状態のガラス原料を成形する、請求項1に記載のガラスの製造装置。
【請求項3】
前記加熱部は、複数の加熱装置によって前記ガラス原料を加熱し、
前記加熱制御部は、複数の前記加熱装置のうち一部の前記加熱装置による加熱を停止することで前記加熱量を減少させる、請求項2に記載のガラスの製造装置。
【請求項4】
前記加熱制御部は、前記加熱部による前記加熱量を変化させることで前記融液状態のガラス原料の温度を屈伏点以下の温度に変化させ、
前記成形部は、前記屈伏点以下の温度の前記融液状態のガラス原料を成形する、請求項1~3のいずれか一項に記載のガラスの製造装置。
【請求項5】
前記加熱制御部は、前記加熱部による前記加熱量を変化させることで前記融液状態のガラス原料の温度を前記ガラスのガラス転移点以上の温度に変化させ、
前記成形部は、前記ガラス転移点以上の温度の前記融液状態のガラス原料を成形する、請求項1~4のいずれか一項に記載のガラスの製造装置。
【請求項6】
前記成形部は、前記融液状態のガラス原料の形状を成形する成形部材を有し、前記融液状態のガラス原料に前記成形部材を押し当てて成形する、請求項1~5のいずれか一項に記載のガラスの製造装置。
【請求項7】
前記成形部は、前記成形部材を複数有し、複数の前記成形部材を前記融液状態のガラス原料に押し当てて、前記融液状態のガラス原料の形状を成形する、請求項6に記載のガラスの製造装置。
【請求項8】
前記成形部は、前記成形部材を4以上有し、複数の前記成形部材を所定平面内で駆動させて、前記融液状態のガラス原料の形状を成形する、請求項7に記載のガラスの製造装置。
【請求項9】
前記成形部材は、円弧形状である、請求項6~8のいずれか一項に記載のガラスの製造装置。
【請求項10】
前記成形部材の重力方向の断面図は、L字形状である、請求項6~9のいずれか一項に記載のガラスの製造装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ガラスの製造装置、ガラス、光学系、光学装置、及びガラスの製造方法に関する。
続きを表示(約 920 文字)【背景技術】
【0002】
例えば、特許文献1には、レーザ浮遊炉を用いた光学ガラスの製造方法が開示されている。このようなレーザ浮遊炉においては、ガラス試料を浮遊ガスで安定して浮遊させることが求められている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-196236号公報
【発明の概要】
【0004】
本発明の態様は、例えば、非接触支持されたガラス原料の温度を低下させる工程を介してガラスを製造するガラスの製造装置であって、前記ガラス原料を加熱する加熱部と、前記加熱部による前記ガラス原料の加熱量を制御する加熱制御部と、前記加熱制御部による前記加熱量の制御に基づいて温度が変化した、融液状態の前記ガラス原料を成形する成形部と、を有する。
【0005】
本発明の他の態様は、上述のガラスの製造装置を用いて製造されたガラスである。
【0006】
本発明の他の態様は、上述のガラスを用いた光学系である。
【0007】
本発明の他の態様は、上述の光学系を用いた光学装置である。
【0008】
本発明の他の態様は、上述のガラスの製造装置を用いてガラスを製造する、ガラスの製造方法である。
【0009】
本発明の他の態様は、非接触支持されたガラス原料の温度を低下させる工程を介してガラスを製造するガラスの製造方法であって、前記ガラス原料を加熱部によって加熱し、熔融させる熔融工程と、前記加熱部による前記ガラス原料の加熱量を制御する加熱制御工程と、前記加熱制御工程により前記加熱量が制御され温度が変化した、融液状態の前記ガラス原料を成形する成形工程と、を有する。
【0010】
本発明の他の態様は、ガラス原料を冷却させてガラスを製造するガラスの製造装置であって、融液状態の前記ガラス原料を非接触支持する支持部材と、前記支持部材が固定されるステージと、を有し、前記支持部材は、前記ステージから取り外し可能である。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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