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公開番号2025041346
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-26
出願番号2023148580
出願日2023-09-13
発明の名称制御ユニット更新方法、及び制御ユニット更新装置
出願人株式会社ミクニ
代理人弁理士法人相原国際知財事務所
主分類G06F 8/65 20180101AFI20250318BHJP(計算;計数)
要約【課題】更新の意図しない中断に対しても更新再開時のデータ破損を防止する。
【解決手段】制御ユニット更新方法は、接続された電子制御ユニット20のセキュリティ有無を判定する判定工程と、電子制御ユニット20がセキュリティ対応機器である場合にプログラム更新の開始情報を不揮発メモリに記憶する開始情報記憶工程と、電子制御ユニット20のプログラム更新を実行する更新実行工程と、を含み、判定工程の前に、開始情報の有無を判定し、開始情報が記憶されている場合に電子制御ユニット20をリセットする。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
接続された電子制御ユニットのセキュリティ有無を判定する判定工程と、
前記電子制御ユニットがセキュリティ対応機器である場合にプログラム更新の開始情報を不揮発メモリに記憶する開始情報記憶工程と、
前記電子制御ユニットのプログラム更新を実行する更新実行工程と、を含み、
前記判定工程の前に、前記開始情報の有無を判定し、前記開始情報が記憶されている場合に前記電子制御ユニットをリセットする、制御ユニット更新方法。
続きを表示(約 610 文字)【請求項2】
前記更新実行工程が完了した場合に、前記開始情報を前記不揮発メモリから消去する、請求項1に記載の制御ユニット更新方法。
【請求項3】
前記開始情報は、前記プログラム更新のための設定情報が保存された設定ファイルに記憶される、請求項1又は2に記載の制御ユニット更新方法。
【請求項4】
接続された電子制御ユニットの更新プログラムを記憶する記憶部と、
前記更新プログラムを前記電子制御ユニットへ送信する通信部と、
前記通信部を介して前記電子制御ユニットのセキュリティ有無を判定し、前記電子制御ユニットがセキュリティ対応機器である場合にプログラム更新の開始情報を不揮発メモリに記憶して前記電子制御ユニットの前記プログラム更新を実行する制御部と、を備え、
前記制御部は、セキュリティ有無を判定する前に前記開始情報の有無を判定し、前記開始情報が記憶されている場合に前記電子制御ユニットをリセットする、制御ユニット更新装置。
【請求項5】
前記制御部は、前記プログラム更新が完了した場合に前記開始情報を前記不揮発メモリから消去する、請求項4に記載の制御ユニット更新装置。
【請求項6】
前記開始情報は、前記プログラム更新のための設定情報が保存された設定ファイルに記憶される、請求項4又は5に記載の制御ユニット更新装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、制御ユニット更新方法、及び制御ユニット更新装置に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
自動車に代表される乗り物では、搭載される多数の電子機器からなるシステムを電子制御するための電子制御ユニット(ECU:Electronic Control Unit)が広く使用されており、ECUに組み込まれたソフトウェア(ファームウェア)の実行により各電子機器を連係した複雑な制御が行なわれている。
【0003】
また、上記のようなECUは、ソフトウェアが更新されることにより機能を修正、又は拡張するいわゆるリプロ処理が行われる。近年では、車両の外部からアクセス可能な無線ネットワークにより、外部のセンタから遠隔で更新プログラムを受信して自動的にリプロ処理を行うOTA(Over The Air)に係る技術も開発されている。例えば、特許文献1に開示された従来技術では、車両に搭載された複数のECUのソフトウェア更新を管理するための車載更新装置が設けられ、各ECUの識別情報や更新状態を管理しつつ外部サーバから受信した暗号化された更新プログラムでリプロ処理が実行されている。
【0004】
一方、OTAに未対応の既存のECUでは、上記のような更新管理機能が車両側に搭載されておらず、例えば整備工場で作業員が更新対象のECUを更新用端末に有線接続してリプロ処理を行うことが一般的である。また、このようなECUは、自己の識別情報や更新状態を管理する仕様となっておらず、更新用端末へ出力可能な情報も限定される。
【0005】
更に、旧型のECUの中には、セキュリティ未対応の機種もあり、初期プログラム、及び更新プログラムが暗号化されることなく実装される仕様も存在する。また、オートバイ、バギー、又は小型農業用車両等の比較的安価な乗り物においてもセキュリティが未対応の安価且つ省演算量のECUが使用されることがあり、暗号化されない更新プログラムでECUが上書きされることによりリプロ処理が行われる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2022-66260号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
上記のような状況において、OTAに未対応のECU向け更新用端末は、まず更新対象のECUがセキュリティ対応ECUであるかセキュリティ未対応ECUであるかを判定し、セキュリティ対応ECUであると判定された場合には更新プログラムを暗号化してリプロ処理を実行することになる。しかしながら、更新用端末は、セキュリティ対応ECUの更新中に意図しないシャットダウンが生じることがある。この場合、更新対象のECUは、更新用端末が再起動して更新を再開するときには既にセキュリティが解除された状態である。このため、更新用端末は、更新対象のECUをセキュリティ未対応ECUであると誤判定し、暗号化されない更新プログラムで上書きすることによりデータを破損させる虞が生じる。
【0008】
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、更新の意図しない中断に対しても更新再開時のデータ破損を防止することができる制御ユニット更新方法、及び制御ユニット更新装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
<本発明の第1の態様>
本発明の第1の態様は、接続された電子制御ユニットのセキュリティ有無を判定する判定工程と、前記電子制御ユニットがセキュリティ対応機器である場合にプログラム更新の開始情報を不揮発メモリに記憶する開始情報記憶工程と、前記電子制御ユニットのプログラム更新を実行する更新実行工程と、を含み、前記判定工程の前に、前記開始情報の有無を判定し、前記開始情報が記憶されている場合に前記電子制御ユニットをリセットする、制御ユニット更新方法である。
【0010】
本発明の第1の態様に係る制御ユニット更新方法は、プログラム更新の対象となる電子制御ユニットがセキュリティ対応機器であると判定された場合に、プログラム更新の実行前に開始情報を不揮発メモリに記憶する。また、電子制御ユニットのセキュリティ有無を判定する前に当該開始情報が記憶されているかを確認し、記憶されている場合には電子制御ユニットをリセットすることで電子制御ユニットのセキュリティを有効な状態に戻しておく。これにより、更新中における更新装置側の意図しないシャットダウンが生じた場合であっても、電子制御ユニットがセキュリティ未対応機器であると誤判定されることはなく、誤ったデータの上書きを回避することができる。従って、本発明に係る制御ユニット更新方法によれば、更新の意図しない中断に対しても更新再開時のデータ破損を防止することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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